おはこんにちは。なるがです_(._.)_
最近、土曜更新がデフォルトになってきている気がします。
今回紹介しますのは、ULTRA-ACT(ウルトラアクト)バルタン星人。
現在はかなりプレミアが付いており、私が購入したものも中古でしたが、なんと7398円〈税込〉。
当時定価の2倍以上。
それに加えて送料740円がかかり、一応累計ポイント分を差し引いても6520円。
高い買い物をしてしまいました(^_^;)
外箱は、正面、背面ともにこんな感じ。
リニューアル前のACTでしか有名怪獣は発売されていないため、バルタンの他にもゴモラ、エレキング、ゴルザ、イーヴィルティガ、そしてウルトラマンベリアル…
ほとんどの怪獣にプレミアがついてしまっています。
特にエレキング、未開封だと10000を超えるなど、ちょっとどうにかしていますよね。
時の流れは恐ろしい。
ブリスター内はこのような感じ。
セット内容は
・バルタン星人本体
・バルタンファイヤー再現用エフェクト
・プラスチック製のミニバルタン星人フィギュア×6
が入っています。
これは未使用。
笑えることに、外箱に当時の値札が付いたままになっていました。
当時の購入価格は…こちら。
中古にもかかわらず2倍以上(-_-;)
BANDAIさん、当時買えなかった人のために、真剣に再販を検討してください・・・
何故買わなかったかって、存在を知らなかったんですよ!!
知っていたら、ぼったくり転売屋に買い占められる前に買ってますよ!
…ゴホンゴホン。荒ぶってしまいました。それではまず、本体から見ていきましょう。
横からの画像を見ていただくと分かる通り、かなり細身です。
大きさは先述したようにSHFの初代とほとんど変わらず、ほぼ17㎝(16.8cmくらい)。
ちょっとだけ大きいのは頭が尖っているからです。
※ちなみに初代は16.7cm
可動部位は首元、腕の関節2か所、ハサミの根本、胸元、両足。
腰は固定されていて動かせません。
裏面にも書かれていますが、胸にあるスペルゲン反射甲を展開することができます。
これはX-PLUSの2代目バルタンもそうでしたが、個人的には、出来としてはこちらの方が良い印象でした(向こうがハサミが片方なく、ジャンクだったということもある)。
鏡面というイメージでしたが、ひし形(?)っぽい図形を並べて、表面の質感を良く再現してい波ます。
展開する際は腕をすぼめていると上手く開くのに邪魔になるので、少し腕を広げる必要があります。
ハサミは内部にエフェクトをはめるための空間があり、役者の腕があるであろう辺りには重力波で照明効果として使用したであろう青いライトのようなものが3つ、造形されています。
足は前方には135度くらい、結構上がりますが、後方はスカート状の部位が干渉してしまうので、それほど下げることができません。
足の裏は他のACT同様、製造場所などの刻印が。
腕の関節は結構自由に動かすことができ、実際は出来ないスぺシウム光線ポーズもとらせることができます(笑)
ちょっと残念なのは左右で可動域が異なり、左腕はやや干渉幅が広く、もう少し動いてほしい所で動かない点ですね。
ちなみに塗装はかなり少なく、地味な印象です。
ハサミの銀、眼の黄色と眼のふちのクリーム色、頭部のわずかな赤以外はほとんど茶色の濃淡だけで表現され、股からしたは手塗りではなく、シール塗装(?)という、オモチャっぽい塗装になっています。
以前発売されていたソフビ(新造形)と比べてみると、違いがよく分かります。
頭部の赤はずっと濃く、顔と腹辺りはシルバーが噴かれていて、足の模様も白っぽい茶色ではなくくらい空色で表現されています。
ガシャポンのレアもの、増塗装版では下半身が虹色のような、マーブル模様のような鮮やかな色に。
スカート状部位も窪み部分が暗く薄い黄色でしか処理されておらず、その点ではやや物足りなさを感じました。
足のシール塗装(?)はソフビもあまり変わらないですが(^_^;)
実際のバルタン星人2代目は
(2点とも画像はYahoo!!『バルタン星人2代目』より拝借)
この辺りはリペイントしてあげるともっと見栄えが良くなりそうですね。
高いフィギュアに手を加える覚悟があれば、ですが…汗
続いて、バルタンファイヤー再現用エフェクト。
ウルトラマンと同様、クリアパーツで造形されています。尖っているのでうっかり指で触ると刺さりそうです(;´・ω・)
対象年齢が高いわけだ。
エフェクトの根元にハサミに差し込む箇所があり、これを押し込んでハサミに装着します。
つけてみるとこんな感じ。
実際のバルタンファイヤーは炎というか連続してミサイルか何かを放っているようなイメージでしたが、ここはACTらしい造形処理なので、実物よりやや派手になっています。
続いて、未切のミニバルタンたち。
当時から評価が分かれていましたが、正直、ディスプレイするときもあまり必要性がなく、それだったら何か別のエフェクトや、バルタン星人3代目にできる換装用頭部などをつけても面白かった気がしました。
しかし、一個一個の造形は比較的しっかりしており、着彩し糸などで吊り下げ、飛行しているシーンを再現するとそれはそれで面白そうです。
切り離すとなくしそうなので、切る気にはなれませんが(;´・ω・)
ちなみに、飛行形態はこんな感じ。
ただ、実際破壊活動自体はミニバルタンの状態でしか行わなかったのでこのシーンは「ウルトラマン」中では見られませんでしたが。
それでは、このエフェクトを使って遊んでいきましょう!
題して「帰ってきたバルタン星人~vsセブン~」。
え?何故ウルトラマンではないかって?
ACTの初代ウルトラマン、この写真を撮った時は持っていなかったんですよ(^_^;)
フィギュアーツだと少々迫力にかけますし、現在円谷プロさんがYoutubeで配信している『ウルトラファイト』のイメージで。
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街を破壊するバルタンに、立ち向かう警備隊。
しかし、その猛攻の前にウルトラホークが撃墜されてしまう!
危うし、ウルトラ警備隊!
その時、セブンが現れた。
ウルトラホークを救い、バルタン星人とにらみ合うセブン。
不敵に笑うバルタン星人めがけ、エメリウム光線!
だが、それはバルタンが発生させたバリヤーに防がれてしまう。
しかしセブンのエメリウム光線は、いろいろな効力に変えることができる。再び光線を放ち、セブンはバリヤーを無効化した。
驚くバルタンめがけ、必殺の飛び蹴り!
よろめくバルタンに、とどめとばかり、ワイドショットを放つ。
その瞬間、バルタンのスペルゲン反射光が展開し、ワイドショットをセブン自身に跳ね返してきた。
自分の技をくらい、苦しむセブンにさらにバルタンファイヤーが追い打ちをかける。
ハサミで締め上げられ、どっと地面に倒れ込むセブン。その背中を踏みつけ、勝ち誇るバルタン星人。
だがセブンは諦めていなかった。土を掴みしめ、気合とともに再び立ち上がる!
いきなりのことに、バランスを崩し転倒するバルタン。
その隙を狙い、アイスラッガーでスペルゲン反射光を破壊した。
切り札を失い、慌てたバルタンは空に飛んで逃走を図る。だが、セブンは既に、アイスラッガーを構えていた。
逃げていくバルタンめがけ、再びアイスラッガーを飛ばす。それは一直線に伸びていき、バルタンの体を魚を開くように真っ二つに切り裂き、地面に叩き落としてしまった。
戻ってきたアイスラッガーを頭部に収めるセブン。その背後で、バルタンは空を掻き、そして爆発した。
戦いの傷が痛み、少しよろめくセブンだが、応援してくれた子供たち、そして守り切った街の人々のため、ガッツポーズで答えてみせると、ゆっくりと立ち上がった。
「デュワ!」
掛け声とともに地を蹴り、セブンは空に帰っていく。
去り際、ウルトラ警備隊にそっと敬礼を送って、セブンは光の国へと帰っていった。
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いかがだったでしょうか。
本当ならば、爆発シーンでは「光輪エフェクト」があるともっといいのですが、まだ持っていなかったので使用できず。
機会があればまた撮ってみたいと思います。
それでは今日はこの辺りで。
バルタン星人のULTRA-ACT、ツッコミたいところは結構多いですが、可動はSHFに比べるとやはり優秀です(腰関節以外)。
ガシガシ動かし、好きなポーズをとらせたい方には、値は張りますがこちらの方がおすすめかもしれません。
最近はちょこちょこ見かけるので、手が出そうならばいかがでしょうか。
できれば再販して欲しい。
それでは、またブログでお会いしましょう。
ばいなら~!