おはこんにちばんは!

 

 1月4日放送50周年『ウルトラマンタロウ』第40話「ウルトラ兄弟を超えてゆけ!」から、暴君怪獣タイラントのソフビを今日は紹介します。

 

 前回はテンペラー星人でしたが、今回は「極暴タッグ」の片割れ分ということで。

 

 

 全種揃っているわけではありませんが、立体化が多いだけに手持ちの物も多いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 まずはもっとも古いBANDAIさん製タイラント、ウルトラ怪獣シリーズ(1983)のうちNo.43であるソフビからタイラントの歴史はスタート。

 

 その後尻尾の棘が一列短くなり、成型色の変更などを続けていきますが、今回は1988年に発売されたNo.36のもの。

 

 それまでより成型色が少し暗めの緑色に変化しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 タイラントは瞳が黒ぶち→暗い黄色からのグラデーションの中央に黒い瞳、というのが正解ですが、今回は黄色一色で塗装されています。

 一応瞳のモールドは入っているものの、かなり雰囲気が違って見えますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 全体的にシルバーが吹き付け塗装されているのが特徴的。

 

 この方法はほぼ共通であり、キングザウルスシリーズまでのレトロソフビに通じるユルさを醸し出しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 続いて、1994年7月に発売されたバージョン。

 我が家ではフリーマケットでお迎えされて以来、一番古株のソフビです。

 

 No.8で、それまで短くされていた尻尾の列が一番最初の金型と同じ数に戻されています。

 それでも、実際の着ぐるみに比べると数が足らないのですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 成型色や塗装は着ぐるみの雰囲気に近づいたものの、枝豆のような緑色の脚部によって絶妙な違和感が。

 

 また、尻尾のボッチが黒で塗装されており、背中側にも並んでいるので着ぐるみとは大分イメージが違った仕上がりとなっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 眼は明るいクリーム色の中に黒目、その中に白い瞳とこちらも着ぐるみとはまた違った方向性。

 眼のハイライトがあるのでちょっとキャラクターチックな見た目です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 腹部の塗装はかなりパターンが細かくなり、実際の印象に近づいています。

 

 

 

 

 

 

 

 そして、手持ちの中では一番新しい時代の旧サイズ版ソフビ。

 

 発売は2000年7月、No.13のものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 成型色は再び緑系に戻り、足は茶系の物に変化。また、足の前面に墨入れ塗装がされて、全体的に明るく変わった彩色がほんのりと引き締められています。

 

 金型は共通の為背中や尻尾の棘数は着ぐるみとまだ異なっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 素材はより軟質になり、ソフビ改造をしたときは91年版を一番にしたのを少し後悔したのはここだけの話。

 

 眼はクリーム色、Mr.カラーの色で言えばレドームに近い色に黒目が描き入れられたもの。

 

 相変わらずハイライトが入っており、明るめの彩色も相まってちょっぴり可愛い、愛嬌溢れるタイラントになっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『大怪獣バトル』では新規に着ぐるみが製作され、中ボス的立ち位置として登場したことでソフビも新規造形で発売されました。

 そちらはタイラントではありますが、紹介したい『タロウ』版とは遠いので今回は割愛。

 

 とはいえ出番がないのはかわいそうなので、集合写真を一舞い載せておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最後は対決セットのタイラント。

 

 タロウとセットになっているもので、画像右側のもの。左側は彩色を平成版の着ぐるみに近づけたもので、ティガ等とセットでした。

 

 昭和版はジャンクなので可哀そうに尻尾がありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 昭和版の塗装・成型色のパターンは91年版に近く、ベムスターの腹部の彩色はより明るく、塗り分けは大雑把なものになっています。

 

 平成版は足籐で、胴体で成型色の変化を活かしており、変化のある見た目に。

 

 しかしてベムスターの腹部部分は暗い金の中に赤紫色の口と中々派手な見た目になっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 同じかがなたでも、彩色・成型色の違いでの味の変化があるのが面白い所です。

 

 

 それでは、今日はここまで。

 

 最後までご覧頂きありがとうございました。