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個展開始!

日が変わりましたが・・本日より個展が始まりました!パチパチパチ

簡単に展示内容をご紹介させて頂きますと、
今回の出品作品は、2011年新作12点+旧作6点の計18点を展示してます。
目玉作品は、今まで制作した中で最も大きな作品です!
ぜひご覧頂けますと、幸いです☆

明日(本日の午後)にまた、会場へのアクセスを写真つきでご紹介する予定です。
明日はまたどんな出会いがあるんでしょう?
ニアの新しいメニューをもぐもぐ食べながら、お待ちしてます!

謹賀新年

冬風に鼻がツンとする季節になりました。

ご無沙汰してます。
昨年末は、作品作りに汗水たらして没頭してました。
現在進行形で奮闘中でございます(笑)。
その甲斐もあり、面白い作品が続々と仕上がってます。
というのも、これまで制作してきた作品のなかで、最も大きな作品をご用意してます。
もちろん賞を頂きました、あの作品も持っていきます☆

個展開催中の在廊日は1月6~8日の3日間を予定してます
もしかすると延びることもありますので、その際にはまた改めてこのブログにご報告させて頂きます。
在廊中は、カフェ店内で絵を描いてると思いますので、気軽に声をかけて頂けますと嬉しいです。
なんせ、あのキノコレのパーティーに足を運べなかったので、皆様とお話ししたくてたまりません(笑)。
初めての個展ですので、皆様の生の声をお聞かせ頂けましたら、幸いです。
ご飯やお茶のお供もぜひぜひ。

2012年は、これまで温めていたものを形にし、より多くの発表の機会に参加したいと思ってます。
中年にして初心者マークをつけて運転して行きますが、何卒宜しくお願い致します。

2012年は個展開催!

キノコ大賞受賞記念 尚武初個展「仁阿展」
期間:2012年1月6日(金) - 11日(水) 6日間
開廊時間:12:00-22:00(最終日は17時まで)
会場:京都 カフェ・ダイニング・ニア店内 ギャラリー" S "
展示作品:絵を展示予定

(ギャラリーHPはこちら

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この度は、2012年新春に個展を開催させて頂きます。
場所は京都、しかも初めての個展です。緊張してます。
この展覧会は、今年の春に同ギャラリーにて開催されたグループ展「キノコレ」をきっかけに、
開催させて頂くこととなりました。
その感謝を込めまして、個展のタイトルは「仁阿展」と書いて「にあてん」と致しました。
DMのデザインには受賞作品の一部が入ってます。

このカフェにはギャラリーが大小2つ併設されていて、私は小さい方のギャラリー" S "で展示します。

ギャラリーの場所は・・
京都市内の喧噪から離れ、今出川駅から比叡山電鉄に揺られて1駅目、元田中駅よりすぐに位置します。
周辺には芸術系の大学や有名な書店、雑貨屋などが軒を連ね、
すぐそばには手づくり市で有名な百万遍の知恩寺があります。
とても刺激的な街にあるこのカフェ・ギャラリーで最初に個展を開催させて頂くこととなり、
とても嬉しいです。

期間中、私は数日在廊致します。
春のグループ展開催中には足を運ぶことができなかったので、
今回は様々な人びとと交流できますことをとても楽しみにしてます。
在廊予定日については、追ってこちらのブログで更新致します。
新春のすがすがしい一時を、皆様と過ごせますことを楽しみにしてます。

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経歴

尚武は東京生まれ。下町育ちの空想冒険活劇版画絵師。
高校時代に8ミリ映画の制作に参加したのをきっかけに、特撮、TVの取材、造形等の仕事を経験する。

97年 デザインフェスタに参加。
98年 玩具屋さんの業界誌に連載。
03年 短編映像イベント『円山町短編映像深夜会』を主催。
08年 ユニット『九十九次百』を結成。短編アニメーションを制作し始める。
10年 グループ展『ここで逢いましょう2010』に参加。
11年 グループ展『キノコレ』に参加。キノコ大賞を受賞。
    グループ展『ca*n*ow』ハンドメイドショップ2011』に参加。

花鳥画の巨匠

11/17(Thu)-23(Wed) 大槻悦康「日本画展」 in ギャラリーコンセプト21

70歳を優に超える、大槻先生の個展を見に表参道へ行きました。

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普段はお教室で数多くの生徒さんをご指導されている、大槻先生が個展を開催するのは実は初めてです!
(大槻先生の日本画教室のHPはこちら

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「大槻先生といえば鳥画!」と言われるくらい、物の薄さや軽さの表現が魅力的な作家さんだと感じます。
それは「軽薄」ではなく・・
目に映る「ものの質量」を正確に表現されていて、目に見えない重力も描かれているように感じます。
それは例えば、金魚の尾っぽであり、少し湿った空気の中で花開く菖蒲であり、
鶴や鷺の羽の先の薄さや根元の厚さでもあります。
私は圧倒されっぱなし。すごい!

また、ものの雰囲気を掴んで、表現されるのも魅力の一つです。
まるで、本当に目の前で生きているかのよう!

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私は現代において日本画の伝統を守りつつ、
岩絵の具という素材の魅力を最大限に生かす、作家さんを他には知りません。
絵を遠くで観るとムラが無く見え、一見「つるっと一色で塗られているのかな?」と思いますが、
近づいて観ると実は多彩な色で形成されています。
思わず・・
こんなに色っぽい絵が描けるのならば「私も岩絵の具で描いてみたい!」と思うほど、魅せられます。
しかし、私の友人は大槻先生の教え子の一人で、先生のように自由自在に道具を操られるようになるには「母を訪ねて三千里」よりはるかに遠い道のりだということを知ってます。とほほ。

今回の展覧会は、ギャラリー空間も魅力的でした。
それは、環境の良さと空間の解放感です。
(ギャラリーのHPはこちら

このギャラリーへアクセスするには・・
まず地下鉄表参道駅を降りて、空を見上げてみましょう。
東京の狭い空に浮かぶ、ヨーロッパ式の塔が目に入れば、それはセントグレース大聖堂です。
住宅街のなかに位置する、その教会のすぐ前にギャラリーは位置します。
とは言っても、
一本道を超えれば大小さまざまな商業施設が建ち並んでいるので、多種多様な人びとの目に触れられます。
それに加え、建物の外観がガラス張りなので、
歩道からギャラリー内の様子が伺え、足を踏み入れやすい環境となっています。

私もいつかここで・・
何て夢を抱いても、数年先まで予約で埋まっているそうです(笑)。お見事!

大槻先生、初個展おめでとうございます!

きもちいいやつらの初個展

11/1(Tue)-6(Sun)
きもちいいやつら 「Welcome to our Que rico room」 in Tambourin Gallery


さて、私はどこでしょう。

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何をしているのかというと・・きもちいいやつらのお部屋でお子様たちに埋もれています。
先日、きもちいいやつらの初個展を見に、青山のタンバリン・ギャラリーへ行ってきました。
駅からしばらく歩いて、てくてくてく。
(場所はここ

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きもちいいやつらとは、2010年3月に3人の女の子により結成された表現集団です。
(彼女たちのHPはこちら
左から・・
◆コラージュならお任せの、みね◆
◆刺繍にはまっている、まる◆
◆ジンジャーちゃんを引っさげて登場の、なつこ◆

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この展覧会は、まるで映画を見ているよう。
たくさんの仕掛けに溢れてます。
どんな企画かというと・・・

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~Welcome to our Que rico room~

Que rico roomは3人のお家のリビング。

壁は彼女たちの写真や絵やメモでいっぱい、
床にはつぎはぎで作ったボロなカーペット(彼女たちはこのボロ具合をとても気に入っている)が敷かれている。

愉しいことしかしないと決めている彼女たちの、現在のブームはぬいぐるみを作ること。ハマりやすい彼女たちは1年もの間毎日ぬいぐるみを作り続け、気づけば Que rico room はぬいぐるみでいっぱいに。

すっかり満足した彼女たちは、更にきもちよくなった素晴らしいお部屋に人々を招待したくなったのだった。
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彼女たちの仕掛けは、数週間前から始まっていた。
手もとに届いたDMには、映画のヒロインさながらの3人。
そのうち、初めてお逢いする方が2人いるにもかかわらず、
会場に用意された作品の世界観から、彼女たちの人柄や雰囲気を身近に感じることができます。
様々な表現方法で制作された、いくつもの3人の肖像画は、お札に印刷されている偉人のような風格。

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会場に入ると、DMのコラージュ作品に出迎えられ、宝探しのよう。
大きさも表現方法も様々な作品に導かれ、ギャラリー空間の奥に進むと・・

ぬいぐるみ。
ぬいぐるみ!
ぬいぐるみの山!!

積極的に靴を脱いで、作品を全身で体感すると・・冒頭の写真のようなことになります(笑)。
写真では分かりにくいですが、作り手によって素材が異なるので、触感が楽しいです。
どんつきの壁にかけられた小さな作品を見ようとすると、このぬいぐるみの山を越えないわけにはいけません。
手で掴み、足でふみ、顔面にバウンドし・・あっ

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閉幕まであと3日!
噂では、開幕を半年延期したようで、見応えたっぷりの内容です。
最終日には3人によるクッキーパーティーを開催。
作家と直接お話して、胃袋でも彼女たちの世界観を堪能したいと思います。
初個展おめでとうございます!