ご無沙汰しております、またまた登場のB3でPMを務めております渡部です。

 

まずはみなさんにお詫びをしなければなりません。ブログを能代宇宙イベント期間中毎日更新すると約束したのにも関わらず、更新したのはなんと3日のみ...

なんという由々しき事態、このブログを見てくださっている人たちに顔向けできません。誠に申し訳ございません。イベントがこんなにも大変なものだとは思っていませんでした。イベント期間中の天候がすぐれなかったこともあり、かなり動きがイレギュラーであり日々忙しくしておりました。

現役メンバーのイベントに初参加であることやブログ更新が久々でありますので、どうかお許しください。

 

さて、謝罪はこの辺にしてここからは打上げの結果報告をしていきたいと思います。

現役メンバーに射場経験のある人がいない中、はたしてうまくうちあげることはできたのか!!

 

 

じゃじゃーん!しっかり打ち上がっております!すばらしい!

さらにぃぃぃ、こちらの画像もどうぞ

 

 

お分かりいただけるだろうか、なんと開傘し、減速落下しています!!!

分離機構が正常に作動し開傘して減速落下する機体はSTEPでは5年ぶりだそうです。

これはもう打上結果としては大成功ですね。

 

海打ちでは天候が優れず16日と17日のウィンドウが無しになってしまい、18日も天候の急変により1機体のみの打上げとなりました。つまり最終日の19日に6機体打上げるといういままでにないほど詰め詰めのスケジュールで打上げに臨みました。

打上最終日ということもあり、ウィンドウの遅延は一切認められず、GSE展開や機体組み立てにミスは許されない極限状態。そんななか問題なく機体組み立てとGSE展開および運用をこなせたのはとても喜ばしいことです。

 

当日では、シミュレーションの結果,海岸距離400 mに達せず、このままではNoGoだという宣告を受け打上げできないのではないかという非常事態も発生しました。この事態に対しOBの力もかり、メインパラシュートを抜きドローグシュートだけで減速させるという柔軟な対応も見せることができました。

 

ここまで応援してくださった皆様、協力してくださったOBOGの方々や学生運営のみなさん、他団体の方々本当にいろいろな方々のお力添えあってのこの打上成功だと思っています。本当にありがとうございました。特に現地まで足を運んで指導してくださったOBのお2人(現M2の方です)、中間報告会という場をSTEPのためだけに時間を割いて作ってくださった審査員や学生運営の方々、地上燃焼試験報告書でお世話になったCREATEさんには感謝してもしきれない気持ちであります。また、この記事で使用した画像は東北大学 F.T.E.さんが提供してくださった映像から抜粋しております。F.T.E.さんもありがとうございます。

 

今回得た学びは、今後のSTEPにおいて間違いなくいい影響を与えてくれます。今回のイベントは実に4年ぶりの参加であり分からないことだらけでしたが、これを機に毎年STEPのロケットが打ちあがり、こうしてブログでいい結果が報告できるようメンバー一同精進してまいりますので、これからも応援のほどよろしくお願いします。

 

 

初めまして、現STEP代表のH・Yです。

 

今日は能代宇宙イベント4日目一般公開日でした。

STEPは中学生モデルロケット大会の設営のお手伝いと、Tシャツコンテストに出場しました。

 

右から二番目がSTEPです。前回りして入っていったのに、あんまり受けがよくありませんでした。

大学生特有の面白くないノリでしたね。反省してます。来年はバク転できるようにしていきます。

 

一般会場では子供たちがモデルロケットを飛ばしていたり、だまっこ鍋のふるまい(めっちゃうまかったです!)があったりと能代イベントらしくなってきました。

 

また、海打ちの期間が近づいてきて、ロケット班は緊張感に包まれてきております。

陸打ちの見学も行い、射場の雰囲気や緊張感を味わうこともできました。上の写真は片付けの手伝いのときのものです。

 

まだまだイベント中盤ではありますが、最後まで走り抜けたいと思います。応援よろしくお願いします。

今日は、大会初日から降り続いていた雨が止み、宿からも綺麗な景色を見ることができました!!

 

 

また、午後からは参加団体による技術交流会がありました!STEPからはロケット班から5人、衛星班から5人が参加しました!

 

技術交流会では、各団体によるポスターや、ロケット・ローバーの展示が行われ、

STEPでもハイブリッドロケットや電装部の展示を行いました!!

 

他団体の機体を実際に見ることもでき、機体制作時の苦労や工夫点、工学系サークルならではの悩みや、

お互いの機体に対する疑問点や加工方法について共有することができ、STEPからの参加者も笑顔で他団体の学生と語り合っていました!

 

 

最後には、「海打ち、頑張ってください!」「これからもよろしくお願いします!」などの言葉が飛び交い、

技術交流会は温かい空気のまま幕を閉じました。

明日からは、ロケットの海上打上げに向けて機体組みの練習やシーケンスの確認、機体の最終調整などを行います!

本日2022年8月11日から前のブログでも書きましたが、能代宇宙イベントが始まりました!!

 

 

 

 

今回は、衛星班が実際に大会初日に参加した際の感想を書きたいと思います。

 

 

 

当日はあいにくの雨で例年の会場であるJAXAの堆積場が使用できず、地元の小学校の体育館をお借りしてバルーンによる投下を行いました。

 

 

出場したメンバーは大会へ出場するのが初めてだったので、実際に他団体のCanSat投下を見るのは初めてだったのですが、

 

 

投下後のパラシュート展開の様子に感動したのはもちろん、投下あとに正常に動かない機体が多く「本番で一発で動かすことの難しさ」も感じました。。。

 

 

ほかにも実際に他団体の機体を生でみて、「なんであんなに機体小さいんだろう」、「タイヤはどういう設計をしているのだろう」などと気になることも多かったです。

 

 

 

 

 

そして、STEP衛星班の投下の番が回ってきました。

 

レギュレーションの質量試験と放出試験を通過し、最終調整を綿密に行いました。

 

 

 

投下の結果は、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

パラシュートは展開したものの、ニクロム線によるカプセルの分離が成功せずCanSatは走らないままギブアップになりました。。。

 

 

結果は悔しいものとなりましたが、まだ投下機会はあるので原因究明を必死で行います!!!!

 

 

 

能代宇宙イベントはまだまだ続くので、これからの連絡も楽しみにしておいてください!!

 

 

初めまして。B3でロケット班PMを務めております、渡部と申すものでございます。

以後、お見知りおきを。

 

今日はついに能代宇宙イベントに向けてメンバーが能代市に前日入りしました!

ということで、渡部視点から今日の出来事を紹介できたらと思います。

 

1、2年生はテストの都合により11日からの能代入りとなりますが、各班チーフをはじめとした

ロケット班が6人、衛星班が6人で能代に集結しました。

 

衛星班は能代まで夜行バスでむかい、そこからレンタカー2台を借りる予定だったのに対し

ロケット班は筑波からハイエース1台と乗用車2台を借りて、夜に出発して7時間半かけて能代まで運転しました。

↓こちらは出発前にハイエースに荷物を積んだ画像です。こんなん運転したくない...

 

ロケット班の驚くべきところは、ドライバー6人のうちなんと4人がペーパードライバーなんです。

交通ルールはおろか車の運転のしかたも忘れてしまっている人ばかりです。

 

そんな初心者マーク必須集団ですが、無事に能代までたどり着けるのかドキドキです。

 

心配になったあなた、ご安心ください。いまこうしてブログを更新できていることが

能代まで無事たどり着けた何よりの証拠です。

↓このようにして、それぞれの車がこまめに休憩を取って安全運転で向かいました。

 

こうして能代に朝ロケット班が到着したわけですが。天気はあいにくの雨!!

これがイベント会場準備の時間になっても止まず、中止となってしまいました。

そのためその後の対応がごたつきましたが、何とか雑務を終え、一安心して宿に向かいました。

 

今回約10日間お世話になる宿についてです!

 

防犯上の観点から名前はだしませんが

ここで働く人たちはみんな私たちを快く受け入れてくださって、とても心が温かくなりました。

従業員さんたちをがっかりさせないためにも、みんなルールを守ってきれいに使ってね。

ここではついた後、衛星班とロケット班で物品の確認や今後の方針を話し合いました。

 

この施設の隣には温泉施設が併設されており、今日1日の疲れが癒されました。

露天風呂がまじで気持ちいい。

 

ちょっと書いてたら眠くなってきたので、ここらで今日は終わりにしようかな。

初めてブログを書いたので、拙い文章で分かりづらかったかもしれませんが、少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。

 

明日からイベントが本格的に始まっていくはずなので、これからが本当に楽しみです!
STEP一同、良いイベントにできるよう全力で盛り上げていきます!!
頑張るぞ!おー!!!
 

 

 

ご無沙汰しております。

この記事以来,久方ぶりに筆をとっております。

元機体班チーフ兼元シミュ担当兼現老害OBのIです。

 

ついに!

来週から第18回能代宇宙イベント開催です(8/11~8/19)!!

 

STEPは能代宇宙イベントの安全審査にすべて合格し,打上げ許可が下りたため,

今回,STEPの機体PROGRESSについてご紹介したいと思います。

長文をお許しください。

今回の目次は以下の通りです。

0.      背景

1.      打上目的

2.      機体の特徴

3.      意気込み

4.      最後に

 

0.      背景

まず,本機体の背景についてご説明いたします。

このブログの前の記事にもあります通り,PROGRESSは現B4の代を中心に去年の能代宇宙イベントでの打上げを目指して製作された機体になります。

余談ですが,今回の能代参加は2018年の第14回能代宇宙イベント参加以来,実に4年ぶりの能代参加になります。

STEPでは2020年の洋上打上以来,様々な事情から共同打上実験に参加できておらず,ついに現役世代から打上げ経験者いなくなってしまい,深刻な技術継承不足の問題に直面しております。

 

1.      打上げ目的

以上を背景に,今回の打上実験の目的を打上技術の継承および確立としました。

また,後の節でもご説明しますが,高高度打上げを見据えた技術実証機としての側面も兼ねています。

今回の打上実験のサクセスクライテリアを以下に示します。

サクセスクライテリア

ミニマム

 ・正常なテレメトリの取得

フル

 ・パラシュート放出かつ機体回収

エクストラ

 ・展開式フロートの動作確認

 

2.      機体の特徴

今回の機体諸元等について軽く説明します。

 

機体名称:PROGRESS

機体全長:約2.3 m

機体径:120 mm

乾燥重量:約7.5 kg

目標到達高度:約550 m

 

それでは,機体のアピールポイントについて説明します。

・曲げモーメントに対する耐久性向上を目的とした金属カプラーの穴配置

高高度打上げを行う場合,様々な問題が生じますが,その一つに空気力などによる曲げモーメントの増大が挙げられます。

これに対するアプローチとして,金属カプラーの穴配置に工夫を施しております。

通常,カプラーの穴を一列に配置するところを,2列で配置することでカプラー・ボディーチューブ間を面で接触するようにして,曲げ剛性の向上を図っています。

同様の目的でフィン固定部にもこのねじの2列配置を行っております。

 

・展開式フロート

海打ちでは打ち上げ後の回収時に,フロートによる浮力獲得が必要となります。一方で発泡スチロール等の固形フロートの搭載は機体体積の増大につながります。

今回のSTEPの機体で導入した展開式フロートは海上の救命器具として用いられているもので,海水をセンサーが検知することで圧縮された炭酸ガスが展開式フロート内に放出され,フロートとして機能する仕組みです。

そのため,この展開式フロートは少ない体積を必要としながらも,フロートとしての浮力獲得ができます。

 

3.      意気込み

先ほども述べました通り,昨年度に機体が完成していましたが,打上げまでこぎつけられなかった無念の機体になります。

製作のメインメンバーだった現B4は今回能代宇宙イベントに参加することができないのですが,彼らの分まで頑張る気持ちで打上げを行いたいと思います。

 

ここからは個人的な思いですが,幹部代である現B3にとって今回の打上げが正真正銘,初の打上実験になります。

なので打上げ経験のあるOBとしてできる限りのサポートをしてあげたいと思っています。

また,STEPの打上げの役職として今回,現地シミュレーションを仰せつかっておりますので,引継ぎなどを含めてこちらも全うしたいと思います。

 

4.      最後に

 

そういえば,昨年の10月以来の更新ですね。。。

ブログの更新が滞っておりすみません。

能代入りしたら,能代日記を毎日ブログ更新することを約束しますので,どうかお許しください。

 

長文となりましたが,STEP一同,全力で打上げに臨む所存ですので,

ご声援のほどよろしくお願いいたします!!

それでは,また

ご無沙汰しております。機体班(元)チーフです。

 

STEPロケット班では、今年11月開催の能代宇宙イベントへの参加を目標に活動を進めていましたが、計測機器のトラブルが解決しないことにより、参加を見送ることを決定しました。

能代で打上予定であった機体「PROGRESS」は、次回以降の共同実験での打上を目指す予定です。

 

平素よりSTEPを応援していただいている皆様、申し訳ありません。

 

機体は既に完成しているので、PROGRESSの写真は近日中にTwitterに投稿する予定です。

 

 

また、このタイミングで役職を新体制へと移行し、新規プロジェクトを始動しました。(肩書きが"元"となっているのはそのためです) こちらの続報にもご期待ください。

 

 

 

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ここからは著者の個人的な思いですが...

 

STEPでは2020年2月の洋上打上を最後に、ハイブリッドロケットの打上を行えていません。

 

昨年はコロナによる制限でまともに活動が行えていなかったものの、今年はOBOGの方々や後輩達の協力もあって何とか製作やエンジンの燃焼試験を行うことができ、久々の打上を心待ちにしていました。

 

その中での参加辞退は残念でならず、正直に悔しいですが、約2年半ぶりの自団体での燃焼試験や機体改良、技術継承など、この1年間で得たものも多かったと思います。これまで支えていただいた先生方、先輩方、同期、後輩達、そして大学職員の方々に感謝し、PROGRESSの打上機会に向けて準備を進めながら、現1,2年生が中心となる新規プロジェクトをサポートしていくつもりです。

 

これからもSTEPをよろしくお願い致します。

 

 

 

こんにちは。機体班チーフのSです。

 

表題の通り、STEPは今年度の能代宇宙イベントにおける、ハイブリッドロケットの打ち上げを断念します。

 

主な理由は2つあります。

1つ目は、コロナウイルスの感染者増加に伴い課外活動が禁止されており、ロケットの自作ができないということです。先月の段階で機体の設計に関しては完了していましたが、活動再開の目処が立たず、部品を発注できない状態が続いていました。

 

2つ目は、例年使用している学内施設の封鎖に伴い、エンジンの地上燃焼試験を行える見通しが立たず、推力などのデータが得られないと判断したからです。

 

能代運営の皆様、ならびにSTEPのロケット打上を楽しみにして頂いていた皆様、申し訳ございません。

 

これまでにない状況下での活動となり、団体としても新たな形態を模索中ではありますが、しばらくの間は新入生教育やそれぞれのスキルの向上に努めて参りたいと思います。

 

Cansat部門の参加/不参加は未定ですが、参加に向けて機体の製作や大学側との協議を進めています。

 

これからもSTEPをよろしくお願い致します。

皆様,ご無沙汰しております!
STEP元機体班シミュ担当の人です。

うちのCFD担当からシミュレータについてブログで書けとのお達しが来たため,筆をとっている次第でございます。

以前まで弊団体はICGという,Excelシートでシミュレーションをしていました。

↓若かりし頃のCFD担当のブログ。

https://ameblo.jp/tsukuba-step/entry-12359397745.html

ICGと格闘していた,そんな時期もありましたね。

今では懐かしく感じます。。

さて,話を戻しましてこのICG何かと問題があり(ロケットの3次元運動を2次元運動に近似?して計算していたなど)団体内外部からいろいろ言われていたりしたのですが,使ってる側としての問題点は以下の2つ。

  1. 使いづらい ex. セルが足りなくなったら4シート分拡張したり,風速変えるのが手動だったりetc.
  2. 計算が遅い。シミュレーション中Excelが非常に重くなる。確か当時の記憶だと弾道の落下分散計算するだけでも20分ぐらいしたような。。。

もうExcelでシミュレーションはやらない,心にそう誓いました。

そんなこんなでICGではやってられん,ということで全く新しいシミュレータの作成を開始しました。

開発は2019大島あたりからぼちぼち進めてたけど,そういえばSNSとかでは一切触れてなくていい機会なので軽く説明。

 

言語

Java。

(学生団体でJavaでシミュレータ書いてるのOpenRocket除いたらうちだけ?python,matlabあたりが多数派な印象)

Javaで書いてるのでまあまあ計算は速い方だと思います。

700 mクラスの機体なら1仰角当たり,弾道・減速の計算結果合わせて約35秒で落下分散の計算が終わる。[注]

計算時間に関しては数あるシミュレータの中でもトップクラスに速い気がします(少なくともpythonで書かれているシミュレータよりは圧倒的に高速)。

 

モータ・タンクモデル

液体酸化剤,固体燃料はそれぞれ時間当たりの質量変化率が一定であるとして計算。

  • タンク : 液体酸化剤は円柱近似で慣性モーメント,重心などを求める。スロッシングの影響は無視。
  • モータ : 円筒近似で慣性モーメントを計算

 

座標系

  • ENU座標系 : 地上固定座標系として使用(ENU座標系は原点を機体重心にとるので厳密には間違ってる。原点を発射点にとり座標軸の向きをENU座標系に合わせてる)
  • 機体軸系 : 機体にかかる力を計算するときに使用。空気力は軸力・法線力の機体軸系で分解。
機体にかかる力
  • 推力 : 圧力推力項を考慮している。
  • 空気力
    • 軸力
    • 法線力
    • 横力
  • 重力
機体にかかるモーメント
  • 空力モーメント : 重心から圧力中心までのモーメントの腕と空気力の外積
  • 減衰モーメント
    • 空力的な減衰モーメント
    • ジェット・ダンピングモーメント
  • ジャイロモーメント : Pitch, Yawの慣性モーメントが同じかつRoll軸回りの回転運動が発生しないため,実質計算に影響しない。
環境モデル
U. S. Standard Atmosphere 1976に基づいて計算。高度11 kmまでしか対応していない。
 
空力パラメータの扱い
軸力係数,法線力係数傾斜,圧力中心 → マッハ数の関数として計算。
データは線形補間により補間。
 
フライトイベントの分類
  • チップオフ : チップオフ前までは機軸方向の力のみ計算。回転運動はしない。
  • ランチクリア : チップオフ後はYaw軸回りの回転運動のみ許容。
  • 弾道飛行
  • 減速落下 : 地面鉛直方向の運動方程式,位置の微分方程式のみ解いている。開傘後は風下に流されると仮定し,水平方向の速度は風速と同じ。
 
微分方程式の解法
  • 4次Runge-Kutta:最初の3step分のみ計算
  • 予測子・修正子法:Runge-Kuttaよりも計算が高速なので,4step以降はこれで計算

実験結果との比較

シミュレータ完成後にまともに飛翔したのがBlueROSEしかないので,BlueROSEとの比較をします。

といってもBlueROSEから得られた結果が弾道時の飛翔時間しかないため,飛翔時間のみの比較となりますが。

当日の気象条件などに合わせて再度シミュレーションを行ったところ,シミュレータでは63 s, 実際の飛翔時間は65 sとなっていました。

この結果から,少なくとも飛翔時間に関してはある程度妥当性があるのではないかと考えています。

 

 

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著者変わってCFDの人です。

彼曰く徹夜状態でこの数時間でこれを書いたらしいんですが,

はっきり言って変態ですね……(何も分からない顔

あと,人の過去を張り付けるのは止めようね

 

このプログラム,GitHub上に上がっているので,

共有しようと思ったらすぐにできるんですけどね,しないんですか???????

まあ,その前にREADMEを調整して,アカウント名変えないといけないですが。

StepSimっていうアカウント名にしているんですが,STEPはSTEPであってStepではないんですよね……

まじで誰がアカウント作ったんだ(((((

 

まー自分は環境の構築を手伝ったぐらいなもので,ほぼほぼ彼の実績もんですよ。

あと,自分はCFDに偏重しすぎて,構造の知識は皆無だったので

その辺り,シミュと構造の間のコミュニケーションがとれたのは彼のおかげですね,結構感謝してます。

 

てなわけで,最近更新のなかったSTEPですが,

ちゃんと活動していますので--今は能代に向けて開発中ですね,

応援のほどよろしくお願い致します。

 

[注]

PCスペック書いてないじゃないですか。動作環境は次の通りですね。

CPU : core i3-7020U

RAM : 4GB

(割とありふれたスペックだと思います)

プログラム自体はシングルスレッド実装ですね

 

ごきげんよう。

 

3か月ぶりのブログ更新です。

 

今年の7月から新しくPMになりました、工学システム学類2年のTKTMと申します。STEPでは電装班Python環境構築部門に所属しています。もっとはやくブログを書くべきだったのですが、めんどくさくていろいろあって遅れてしまいました。実は去年自己紹介ブログも書いてなかったのでそれも併せて書こうと思います。

 

僕は現在二十歳の男です。

 

STEPには1年生の10月ぐらいに入りました。実家の近くに大きなプラネタリウムのある博物館があったこともあり、宇宙には小さいころから興味がありました。でもロケットには興味があまりなかったのです。なので大学に入った当初もほかのサークルで活動していました。しかし夏休み明けに友達からstepに誘われて、暇だし入ってみるかということで入りました。そして気づいたらPMになってました。まさか自分がPMをやることになるとは微塵も思ってなかったです。ですがなったからには頑張ろうと思います。

 

ってことでPMらしく真面目な話を少ししようと思います。

 

現在我々は2020年内に高度3㎞到達ということを目標にして活動しております。この目標を定めるのにも随分と時間を掛けました。高度求めてその先になにがあるのーとか、缶サット載せたくね?とか自作エンジンやりたくね?とか。かなりの議論の末に今の目標に到達して、その目標達成のために我々はいま全力で作業に取り掛かっております。ですがまたまたその目標が変わるかもしれません。決まり次第ブログも絶対に更新します。

 

最後に

このブログを見てくれている色違いコイキング級のレアな方のなかには、STEPに入ろうかな~って考えてくれている方もいるかと思います。いるかな???もしいたらぜひぜひ見学だけでも来てください!初心者でも知識豊富な方でも大歓迎です!!なにも知識もない初心者だし、うまく馴染めるのだろうかという心配もあると思いますが皆さん優しい方ばかりなので自分みたいに途中加入でもすぐ馴染めます!全体MTGは木曜18:30~3L304-2で毎週やってます。見学待ってま~す。