《 5月といえば...④ 》与謝野晶子さんの歌 | 富田林・じないまちの 本と雑貨 『緑の小道』日記

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富田林市には大阪府唯一の重要伝統的建造物群保存地区の寺内町があります。古本&雑貨屋店主の日々の雑記や愛読書紹介のブログです。2021年に母を亡くした後から苦しい日々となり、心はまだ鬱状態で動悸もありしんどいですが、毎日なんとか乗り越えてます。




《 5月といえば...④ 》



小道店主が 

 5月といえば思い出す

言葉や お話のシリーズ④


①~③も 

まだの人は お読み下さるとうれしいです。


https://ameblo.jp/tsukiakarinokomichi/entry-12675286172.html 



https://ameblo.jp/tsukiakarinokomichi/entry-12675743132.html 



https://ameblo.jp/tsukiakarinokomichi/entry-12676494346.html 




※ 以下、文章は去年の時と同じです。







さわさわ..... さわさわ.......



風にゆすられる 若い葉っぱのきらめきに


心をうばわれる ひととき、


思い出すのは......


与謝野晶子さんの この歌。




『 皐月よし


野山の若葉 ひかり満ち


末も 終わりも 無き世のように 』







....... 


木の葉が 風にゆすられる音をききながら


過去も 未来も 


どこか遠くの世界のよう。


そうして 現在でさえも、


自分の存在でさえも 


一瞬 遠のいて、


つかのま 心が空っぽになるような.....。



あの感じを どう表現していいのか、


私には 分からないけれど....


晶子さんの この歌は


いまの時季の自然界の 


きらめきと 静けさを


見事に表現してくれているなぁ....と思います。



..あぁ、もっとゆっくり自然の中で


心を空っぽにする時間 ほしいなぁ.....


私という人は 


心を空っぽにするのが困難な人だけど..(笑)。




去年に使ってたと思う、写真。
数年前に 若草山にて。


また行きたいなぁ....