《 5月といえば...⑤
モンゴメリの 隠れた名作『ロイド老淑女』 》
小道店主が 5月といえば思い出す
言葉や お話のシリーズ ⑤です。
これで終わりです。
①~④も
まだの人は お読み下さるとうれしいです。
リンクは最後に張りますね。
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誰にも見られないようなところで
ひっそり咲く 小さな花の美しさを
そっと誰かに伝えたいのと同じように
ともすると 出版の洪水の中で埋もれてしまっている、
古くて美しい作品の存在を
そっと誰かに伝えたい─。
by 緑の小道
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『赤毛のアン』の作者 モンゴメリの、
珠玉の短編、
『ロイド老淑女』。
新潮文庫のアンシリーズの第4冊目
『アンの友達』の中に収録。
※ シリーズの中で この本は
いわば《番外編》で、
アンは ほぼ登場せず、
アンの島で生きる他の人々のお話なので、
アンを読んでない人でも、
これだけを単独で読むことが可能です。
『ロイド老淑女』は
5月の章から始まり、10月の章で終わります。
私は 5月になると いつも思い出します。
ブログでは何度も紹介してます。
「金持ちなのに けちで気位が高い 」 という、
まちがったうわさが 皆に信じられていて、
町の人々との交流もなかった ロイド老淑女。
本当は、とても貧しく、
遠い過去の 短い 幸せな思い出を胸に、
寂しく暮らしていた ロイド老淑女。
そんな老淑女に、5ヶ月の間に起きた
思いがけない物語。
「夕闇のような胸に 突然さしこんだ地上の星 」
とは、何だったのでしょうか。
長年の 深い悲哀が
だんだん癒されていく ロイド老淑女の姿に
読者の心もまた 癒されていきます。
《 ボロは着てても 心は錦 》
彼女の
この上なく清らかな世界に
ぜひ ふれていただきたい─。
私は 心から望みます。
そして 最後の、老淑女のひとことを
しみじみ、味わってみてください。
モンゴメリの 珠玉の名作です。
ちなみに、赤毛のアンシリーズは
『アンの娘リラ』で終わりだと
ずっと信じられてきた?と思いますが、
今ではさらに続きが出ているようですね。
小道店主も リラまでしか読めていません...。
※ 今回の写真、1枚目は 去年の写真の再利用です。
ついでに、第1作目も...
こちらは、以前から強くオススメしてる、
ミーガン・フォローズさん主演の
古いほうの映画。↓
※ 私が見た時代は、こんなパッケージではなかったですけどね。
★5月といえばシリーズ①~⑤
全部おつきあいいただいた方、
ありがとうございました。
....来年はもうこのシリーズ書かない可能性が高いです..。
時間は有限ですし
去年から 私の強い関心は、もう、
こういう文芸とかロマンチックな世界ではなくなってますので💦.....
(もちろん好きだけど、なんだか それどころではないという感じ..)
文芸好きな方にはわるいけど
商品の紹介以外は、全然別な発信をがんばりたく思ってます。
もうすぐ5月も終わりですが
よろしければ....
https://ameblo.jp/tsukiakarinokomichi/entry-12675286172.html
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