『学研まんが 新ひみつシリーズ 絶滅動物のひみつ』 | 富田林・じないまちの 本と雑貨 『緑の小道』日記

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富田林市には大阪府唯一の重要伝統的建造物群保存地区の寺内町があります。古本&雑貨屋店主の日々の雑記や愛読書紹介のブログです。2021年に母を亡くした後から苦しい日々となり、心はまだ鬱状態で動悸もありしんどいですが、毎日なんとか乗り越えてます。




人が どう生きるのも自由だとするなら、


きれいなものだけ見て生きていくのも自由。


いい話だけ 聞いて生きていくのも自由。


なるほど それもいいでしょう。


...でも 私はやっぱり、


どんなにひどい真実でも、


本当のことを 知りたい。


本当のことを知って、その上で、


自分が どうしたいのかを 考えたい。



─ 先日、清川あさみさんの画集(絵本)


『もうひとつの場所』を紹介しましたが


https://ameblo.jp/tsukiakarinokomichi/entry-12667129413.html 



その中で、


1768年に 人間のせいで絶滅してしまった、

ステラーカイギュウのことについて 

ふれていました。


(ステラーダイカイギュウとも言う)



今日 ご紹介する本─


『学研まんが 新ひみつシリーズ

絶滅動物のひみつ』


(今泉忠明 監修 下栃棚正之 まんが)






この本では、


その ステラーダイカイギュウと、

ニホンオオカミと、

オオウミガラスが


どのようにして絶滅したかが

まんが形式で描かれ 、解説されてます。


(販売します。600円)








オオウミガラスは、

″ ペンギン″ の 名前の元にもなった、

飛べない鳥。


1844年絶滅。


飛べないことと、

好奇心が強く 人を恐れなかった性質のため、

絶滅へと....



数が少なくなり 貴重な存在だとわかると、

動物学者や 博物館の関係者たちは

何がなんでも

オオウミガラスの標本を手に入れたいと思い、

値段が上がり、


そのため 、″ 金に目がくらんだ人たち ″ が

必死になり 

オオウミガラスを殺したため、

絶滅したそうです....



動物学者たちにも責任があると 

私は感じました。


″ 貴重 ″ だと言いながら、絶滅させてしまう....


その  ″ 貴重 ″ の言葉のとらえ方は 

おかしいと 私は思う。



この本を読むと、

人間(人類)が どれだけ極悪非道で

自己中かを 思い知ります。


そして...

野生動物に対してだけでなく

残念ながら 畜産業もまた

この上なく 極悪非道であり、


その事実を まだわかってない人には

本当に 知ってほしいと、

あらためて思うのでした...。



いや 畜産にとどまらず、

ウール業界や  動物の娯楽施設など全部、

そうなのです..。



1月に書いてたこと、また書いておきます。






《 2021年に 誰でもできる 動物を助ける方法 》


★肉を減らす事


★毛皮を買わない事


★ペットショップで買わない事


★保護動物の里親になる事


★サーカスに行かない事


★SNSで動物の問題を広める事


★動物実験してない商品を選ぶ事


★野生動物を利用する娯楽を避ける事



(海月ダンテさん @dante_kaigetsu のインスタ投稿より)


https://www.instagram.com/p/CJiTb7epe5z/?igshid=c715nv2mwfjm



里親になる事以外は、

簡単なことばかりだと私は思います。




※ 『もうひとつの場所』もまだ販売中。1200円