清川あさみさんの『もうひとつの場所』絶滅または絶滅危惧種の生きものたちの絵本。 | 富田林・じないまちの 本と雑貨 『緑の小道』日記

富田林・じないまちの 本と雑貨 『緑の小道』日記

富田林市には大阪府唯一の重要伝統的建造物群保存地区の寺内町があります。古本&雑貨屋店主の日々の雑記や愛読書紹介のブログです。2021年に母を亡くした後から苦しい日々となり、心はまだ鬱状態で動悸もありしんどいですが、毎日なんとか乗り越えてます。




現在、

1日に 約100種類の生きものが

絶滅していると いわれています。


なんということでしょう...。


過去400年に絶滅した 哺乳類のうち、

45~50%は、

20世紀以降に絶滅したとみられているらしいです。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



糸や 布、ビーズなどを使った

ビジュアル作品を作られている、

清川あさみさんの画集(絵本)、

入りました。





『もうひとつの場所』

清川あさみ 

リトルモア(1200円にしてます)


清川あさみさんのインスタグラム


https://instagram.com/asami_kiyokawa?igshid=r22eny4kixqd




この本で、

糸やビーズなどで描かれているのは

すでに地上から絶滅した、

または  絶滅が危惧されている動物、

鳥、魚、昆虫、植物たち─。



そんな生きものが住む

「もうひとつの場所」へと 案内してくれる本。



ステラーカイギュウ(1768年絶滅)の

解説文を読み、

とても悲しくなりました...。


体長7.5メートル、体重4トンもあった、海牛。


その肉や 毛皮が目的で 

人間が乱獲したために、

発見から わずか 27年で 絶滅してしまったそう.....。



『...ステラーカイギュウには、

仲間が殺されると

助けるために集まる習性があって、

それがハンターたちには好都合だったのです。


ステラーカイギュウのオスたちは、

メスが殺されると死体を囲むように集まり、

つき刺さったモリや 

からみついたロープを外そうとしたといいます。』


『もうひとつの場所』より



....なんということでしょう...。


でも、ステラーカイギュウに限らず

他の生きものに対しても、

けっきょく人間は 同じことをしているのです。


現在も なお。



あの福寿草(フクジュソウ)が

絶滅危惧種になっていたり、

シャガの花が、

東京では絶滅危惧種になっていることも、

この本で知りました。


私が 去年撮ったシャガの花。







すべての絶滅種は、

人間の行為だけのせいで絶滅したわけではないのかもしれませんが、

それでも、

もし 人間が いなければ─

あるいは 人間の生き方が違えば、

今も絶えていなかった生きものが

たくさんいるのは まちがいないでしょう。


おおいに考えさせられる本です。


 

 




この本は、

私が尊敬し憧れる 野田さとみさんが 

2年前のブログで紹介されていたので

ぜひ読みたくなったのでした。


さとみさんのブログ


https://satominoda.com/category/blog/



(前からさとみさんのブログの過去記事を

全部読みたくて、

スローだけど少しずつ読んでいるところです。)


さとみさんのインスタグラム


https://instagram.com/s_t_m.1?igshid=lsh7glht8ie1



#緑の小道本の紹介 #清川あさみ#もうひとつの場所  #アーティスト#絶滅 #絶滅種 #絶滅した動物#絶滅した生き物 #絶滅した生きもの#絶滅したいきもの #絶滅危惧#絶滅危惧種 #動物    #ステラーカイギュウ#フクジュソウ #福寿草 #シャガ#シャガの花 #絵本 #画集 #絶滅図鑑 #地球でもっとも美しい絶滅図鑑 #本と雑貨 #緑の小道 #古本屋 #富田林 #富田林寺内町 #寺内町#じないまち #緑の小道2021年4月https://www.instagram.com/p/CNLUUAQJi_a/?igshid=763kti4cuq