この記事は4210文字です。（読破予想時間：約10分1秒）
■プロローグ
今回は、新型コロナワクチンに対する僕が持つ疑問です。
あくまで純粋に「不思議だな」と思う疑問であって、批判ではないので、読まれる方のご理解が頂けると有難いです。
本題は、けっこう後の方に出てくるのでしばしの我慢をよろしくです。(｡-人-｡)ｵﾈｶﾞｰｲ
■ワクチンに対する理解、その現状
ファイザーやモデルナなど、いくつかのワクチンが承認されてもう随分になるが、その当初から今に至るまで、SNSやYahoo!コメント（以下、ヤフコメ）などに、未だにワクチンを怖がるコメントがたくさん見られる。
そのほとんどが、デマを信じてしまった人達、或いは漠然と不安を感じる人達の様に見受けられる。
デマに関しては、随分前に河野太郎ワクチン前担当大臣が、そのデマの一つひとつを丁寧に説明して潰していった事があったが、デマを信じる人達は、政治家の説明は信用出来ないそうだ。
面白がっているのか、本気で言っているのか、或いはその両方がいるのか、政治家がワクチンを射ってるシーンをテレビで公開しても、政治家達は、ワクチンではない安全な何かを射っているのだと言う意見もかなりはびこっている。
そして、ワクチン絡みで何か問題が起きると、「ほら、こんなに危ないもの射てる訳がない」とヤフコメのトップコメントには鬼の首を取ったかの様なコメントがずらりと並ぶ。
コメント内容から、ワクチンをまだ射っていない人達である事は明白であるし、ワクチンを射ちたくない人達が市民権を得ようと必死に頑張る世論誘導目的のコメントである事も簡単に察しがつく。
ま、昔から変わらないよくある幼稚な手法だ。
■ワクチンを怖がる理由
SNSやヤフコメを見ていると、ネタ元が同じで拡散されたデマを信じてワクチン接種を怖がっている人が多い様だ。
今の僕には、そのデマの全てが荒唐無稽な、とてもじゃないけど信じるに値しない情報ばかりに感じるのだが、そんなデマでもひとたび人間の心の隙に入り込むと、何でもかんでも怖くなると言うのが人間というものなのであると言った所だろうか。
その中で、10年後20年後に何が起きるか分からないと言う意見が、僕の中では最も気になった。
ワクチンを射つ事で10年後20後何が起こるか分からない。
なるほど、確かにその通りだ。
正直な所、僕の頭にもワクチン接種前にそれはよぎった。
■子作りの能力に関する事
その中で、新しいワクチンが出る度に起こるデマの一つが、将来、子供を作る能力が失われると言うものだ。
僕の脳裏に浮かんだのも実はその事だ。
でも、テレビで専門家が「それは絶対に有り得ない」と言っているのを聞いて、僕の不安は、瞬時に消え去った。
■有り得ない事、有り得る事
余談だが、「有り得る」を「ありえる」と言う人がやたら多いが、実はこれは慣用化しているが、正確には間違いでありそんな言葉はない。
肯定の場合は「有り得る（ありうる）」であり、否定の場合は「有り得ない（ありえない）」となるのが正解である。
余談は以上。
僕は、この余談でも分かる様に、完全に文系の人間なので、科学知識は乏しく自分で科学をもって論理的にこの問題を説明する事は出来ないのだが、これでも一応、理科くらいは学校で習ったので、有り得ない事、起こり得ない事くらいは分かる。
ワクチンや薬の中に爆発物が入っていなければ、或いは、爆発する様な化学反応が起こる組み合わせの物質が入っていなければ、突然体が爆発するなんて事がない事くらいは分かる。
ただ、中に何が入っているか分からないから不安になるだけだ。
それを化学の専門家が、「不妊など有り得ない」と言ってるのだから、それは有り得ない事なのだ。
何が起こるかは分からないのは確かであるが、専門知識があれば、絶対に起こらない事は分かるのだ。
その一つが、不妊であり、また、数年後の突然死などである。
■新作のカップ麺や新種のブランド米すら
新しいワクチンだから、将来何が起こるか分からないし、怖いので射つのはやめるという人達。
それは、個人の自由だから別に咎めはしないし、好きにすればいい。
ただ、僕がこういう怖がり方をする人の理屈を聞いて、ずっと思っている事がある。
その理屈だと体の中に入れる新しいものは、全て拒否せざるを得ない事になる。
例えば、新作のカップラーメン。
色々な調味料が過去にない合わせ方をされていて、治験を10年間やった訳でもない。
新作のお菓子もふりかけもドリンク類も全てそうだ。
新しいブランド米や品種改良された美味しい野菜や穀物などの農作物だって同じだ。
10年後とか20後とか言ってしまうと、もしかしたら、原因不明の死を遂げた人は、新作のブランド米として出た頃に食べたコシヒカリのせいだったと言う妄想も市民権を得てしまう事になる。
でも、何故だかその人達は、ワクチンだけを怖がるのである。
それは、いくら調味料の合わせ方が初だと言っても、お菓子やラーメンの中に入ってる調味料なんて、既存のものばかりだとどこかで思っていて、それが安心感を生んでいるのではないかと思う。
しかし、料理もワクチンも治療薬も化学反応や化学変化を利用したもので、ある意味同種のものでもある。
■料理人口とワクチン開発者の数
上手い下手に関わらず、料理が出来る人はかなり多い。
僕もその１人だ。
でも、ワクチンを開発出来る人など、限られた人達で巷で趣味で出来る程簡単なものではなく、相当な専門知識がいる。
つまりは、一般人には、ワクチンの中身を公表された所で、その一つ一つの成分の役割や意味する所が、全く理解すら出来ないのが普通なのだ。
人は、分からない事には不安を覚える。
しかし、薬の中身とて、今まで発見された事のない成分が入っているなんて事はなく、開発者や専門家達が見れば、それがどういう物なのか分かるものばかりなのだ。
だから、爆発を起こす成分がなければ爆発はしないし、発火する成分やそういう組み合わせでなければ火も起こらない。
その成分の事を分かってる専門家が、「不妊など有り得ない」と言うのだから、有り得ないのだ。
■どこの誰だか分からない不安を煽る奴と、素性のはっきりしている専門家
ネット上で、不安を煽る様な事を書いてる奴は、例えプロフィールに肩書きなどを書いてても本当かどうかすら確認のしようがない、正体不明のどこの誰だか分からない奴らだ。
僕は、そんな奴らの意見に自分や家族や大切な人達の命を預ける気はさらさらない。
僕ならば、そんな正体不明の輩よりも、素性もはっきりしていて、顔を晒してテレビに出演して、丁寧に説明してくれている専門家の先生に命を預ける。
当然の選択だ。
■今までコロナにかからなかったのは偶然
ある有識者がこんな事を言っていた。
「これだけ世界中に新型コロナが蔓延しているのだから、今までかかっていなかった人もいつかかかる可能性はどんどん増してくる。その時にワクチンを射っていなければ死ぬ確率も高い」
これには、とても納得した。
ニュースにも取り上げられていた事だが、実際に、落語家さんの中にも、ワクチンを拒絶していた方で、コロナに罹患して少し前にお亡くなりになっている方がいる。
ワクチンを射っていれば、その方はおそらく今頃は完治して、再び高座に上がっていた筈だ。
ワクチンを射たなくても、インフルエンザに今までかかった事がないと言う人はたくさんいる。
けれども、それは偶然だと聞いた事がある。
新型コロナにもそれは言えると思う。
■ワクチンを射たないリスクと射つリスク
感染症対策をキチンとしていてもかかる人はいるし、ノーマスクでもまだかかっていない人もいる。
それはあくまで確率の問題だ。
でも、ワクチン接種をしていれば、重症化を防げる確率は格段に上がるし死亡リスクも飛躍的にダウンする。
ワクチンがまだなかった頃、コロナにかかって死ぬ確率は今より随分高かった。
ワクチンが承認されて接種した人のコロナでの死亡率は、大きく下がった。
ワクチンを射って死んだ人の数とやらが、SNSで一人歩きしているが、あんなものは、「ワクチン接種後の死亡」と言う言葉と数字のマジックで、現実には交通事故から老衰からその他の疾病まで、ワクチン接種後に死んだ人全ての数字が足されてあり、ワクチン接種が原因で死んだ人の数字ではないと言う事は既に立証された事だ。
実際には、ワクチンを射たない選択をした人は、ワクチンがなかった頃の感染力が今ほど強くなかった頃のパンデミック下より恐ろしい世界に、マスクと消毒だけで暮らしている様なもので、ワクチンを射つリスクとは比べものにならないくらい大きなリスクを背負っている事になる。
僕なら、怖くてそんな選択は絶対にしない。
僕が死ぬ事より、家族や大切な人に迷惑をかける事が何より辛いからだ。
ワクチンを射たずに生活すると言う事は、それ程リスキーな事だと僕は認識している。
■最後に
とまあ、こう言う風に考えると、どうしてそんなにワクチンを怖がるんだろう？と不思議でしようがないのです。
たかがワクチンじゃないかと。
ワクチンを射たずにこんな世界を生きる方が、よっぽど怖いでしょ、と僕は思うのですが。
感じ方は人それぞれと言う事なのでしょうか。
ちなみに、僕はワクチン２回接種済みですが、接種後の副反応以外、あれから体調に何の異変もありません。
☆*ﾟ ゜ﾟ*☆*ﾟ ゜ﾟ*
もし、こんな僕に興味を持ったと言う方がいらっしゃったら、是非、この下のリンクをクリックしてみて下さい。
ミュージシャン、皆見つかさの世界が広がっています。o(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o～♪
関連記事：大衆の深層心理、幼稚な願望と世論誘導
関連記事：一般人てどういう意味？ってそりゃあーた
関連記事：音楽アーティスト「皆見つかさ」について【情報まとめ】
関連記事：この６年間に一番読まれた記事
関連記事：月間PVランキング、発表してみました。
関連記事：ブログを始めるにあたって