JASRACと音楽教室の対立・一審判決結果について | 皆見つかさ 公式ブログ 〜ソロアーティストの脳内と日常

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この記事は1922文字です。(読破予想時間:約4分34秒)

 

昨日、令和2年2月28日、JASRACと音楽教室の争いの一審判決が出ました

 

◇プレスリリース - 日本音楽著作権協会(JASRAC)

 

この問題を知らない人の為に、まず、JASRACと創作者(権利者)と楽曲使用者についてざっくり説明すると、音楽アーティスト達は自分の作った曲でご飯を食べています。

 

その楽曲を買って貰ったり聴いて貰ったり使って貰ったりした結果、音楽家達は収入を得る事が出来ます。

 

かと言って、誰が自分の曲を使ったのか個人で調べて回るのには限界があり、個人の管理はまず不可能と言えます。

 

そこで、曲の権利者達は、JASRACなどの組織と契約を結んで管理をして貰う訳です。

 

そうする事で、作者の代わりにJASRACが使用者から集金してくれるので、作者にとっては手間が省け、創作活動に集中出来ますし、使用者にとっても、使いたい曲の作者を一曲毎に探して連絡をとると言う面倒な事をしなくても、JASRACに一括で連絡するだけで済むので、双方にとってとても有難い組織がJASRACである訳です。

 

JASRACと創作者と楽曲使用者の関係は大体伝わりましたでしょうか?

 

それでは、今回のここまでの流れを1センテンスにまとめます。(笑)

 

しかし、大手音楽教室を含む音楽教室側は、長年に渡って、他人の楽曲を1円も払わずに無断で使い続けていながら、JASRACに「払って下さいね」と言われた事を不服として、裁判を起こしたと言うのが、今回の大雑把な流れです。

 

ここからが、今回のお話です。

 

第一審はJASRACの完全勝訴です。

 

ま、当然と言えば当然の結果ですが。

 

しかし、音楽教室側はこの判決を不服とし、まだ争う姿勢を見せています。

 

で、ここまでが、現時点での結果です。

 

それでは、ちょこっと個人的な感想を。

 

 

どうして音楽教室側は、他人の楽曲を無断でタダで使えて当然と思うのだろう?

 

どうして、他人の作った物を使っておいて、1円たりとも払おうとしないのだろう?

 

勝ち目のない裁判費用は惜しげも無く使うのに。

 

例え、タダで使えて当たり前だと考えていたとしても、人として、作者に一言断りを入れるのが筋だろう。

 

◇「ありがとう」の反対語【オススメ動画】

 

その創作者達が、権利を委ねているのがJASRACだから、権利者に声をかけるかわりにJASRACに声をかけろと言ってるのがどうして分からないのだろう?

 

そして、そのJASRACが「使った分はお金を払ってね」と言っているのだから、それは、作詞家・作曲家が言っているのと全く同じ意味を持つのだと何故分からないだろう?

 

そしてそう言った場合、いちいち1曲毎に作者に連絡をとらなくてもいいと言う、使用者にとっても権利者にとっても便利なシステムがJASRACと権利者の信託契約だと何故理解出来ないのだろう?

 

つまり、JASRACと信託契約を結んでいると言う事は、作家の立場からすれば、「勝手にタダで使うんじゃないぞ」「使いたい人はJASRACに申告してキチンと使用料を払ってね」と言う、作者の無言のメーセージでもある。

 

◇JASRACと信託契約結びました

 

自分で楽曲管理をしている人ならば、本人に確認さえとれれば、「ご自由にお使い下さい」と言う人もいるかも知れないが、少なくとも、JASRACと信託契約を結んでいる作者の楽曲は、勝手に使用する事も、無料で使う事も出来ないと言う事だ。

 

そもそも音楽アーティスト達は皆、自分の懐に一銭も入らず、自分の楽曲で、知らないだれかの私腹を肥やしてあげる為に楽曲制作をしてる訳ではない。

 

こんな事も分からないって、他人の苦労や痛みを全く分からない極悪人達か、或いは、ちょっとアレな人達なのかな?と真剣に疑いたくもなる。

 

 

取り敢えず、JASRACと音楽教室の問題と音楽アーティストの立場については、下記のこのリブログの元記事に既にほとんど書いているので、今回はこれくらいにしておきます。


 

ま、僕の場合は、音楽教室に使われる程のヒット曲はまだないので、その辺りは今の所関係はないのですが、でも、この問題は他人事ではなく、第一審の判決は支持しますし、ひとまず良かったなとも思っています。

 

 

☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

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