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昨日、放送された『世にも奇妙な物語』の中で、斉藤由貴さんが主演されてた二つ目のストーリー『恋の記憶、止まらないで』を観てのレビューです。
この物語が僕達、音楽アーティストにとっては二重の意味で怖い。
この物語はホラーなので、その意味で怖いのは当然として、この物語に出て来るもう一つの怖さが、以前僕がこのブログで書いた記事『盗作の恐怖』そのものなのだ。
ここから、ネタバレありです。
斉藤由貴さんが演じるシンガーソングライターの村瀬志保は、夢に出てきた曲を、自分に降りてきた曲だと思って、その曲『恋の記憶、止まらないで』を楽譜に起こして書き上げてしまう。
そしてその曲は大ヒット。
売れっ子になった志保は、自宅で小学3年生の時にテレビののど自慢に出た時のビデオを懐かしんで観ていると、何と、そのビデオに映っているCMソングがまさに自分が書いたと思っていた曲『恋の記憶、止まらないで』そのものだったのだ。
志保は、その事を所属事務所に打ち明けようとしたのだが、トントン拍子に大きな仕事が入ってきて大喜びの事務所のムードに飲まれ、打ち明ける機会を失ってしまう。
その元となったCMに出ていた歌手とCMソングについて、志保が色々調べていく内に、そのCMが流されたのはその1回きりで、その放送直後にその歌手が謎の死をとげた事により、そのCMはお蔵入りになり、曲の音源も残っていない事を知る。
そこからホラーが始まるのだが、あまり話すと制作サイドの営業妨害になりそうなので、続きが気になる人は、DVDが出たらレンタルするなり、動画配信で観るなりして貰いたい。
僕が創作者として感じた恐怖は、まさに自分の中に残っていた他人の曲を自分の中から出てきたものと勘違いして世の中に発表してしまう事。
これは、『盗作の恐怖』にも書いた事だが、自分が恐れている事をこうしてドラマで見せられると、凄く、共感出来たり身につまされたり、また、恐怖を感じたりと本当に主人公と自分が重なって見えるものだ。
今、改めて、自分で曲を作って発表すると言う事に対する怖さをひしひしと感じている。
知らず知らずに盗作してしまうかも知れない恐怖についての細かい事は既に『盗作の恐怖』で書いたので改めて書くつもりはないが、着眼点が、自分にとってはホントに怖いドラマだった。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
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