この記事は2686文字です。(読破予想時間:約6分23秒)
僕は、新しいライブハウスが出来たりして、ちょっとそこが気になってるなんて時は、誰が出演して様とお構いなしに、下見を兼ねて一人でライブを観に行く事がたまにですがあります。
そして、人に誘われて、よく分からないライブイベントを観に行く事もあります。
これからする話は、こういった時に遭遇する、ギャラリーのノリについての話です。
売れっ子のプロの有名ミュージシャンの場合でもあるのだが、そのアーティスト自体は嫌いではないのに、そのアーティストのファンのノリがどうにも苦手だって事はないだろうか?
僕には、心当たりのアーティストが何組かいる。
以前、新しく出来たライブハウスを下見に言った時、その日はアコースティックデュオの日だったらしく、アコースティックデュオばかりが数組出演していた。
僕は一組も知らなかったのだが、どのユニットも、メジャーもしくはインディーズからCDをリリースしている様で、そして、それなりにファンはついている様だった。
そのユニット全てが男性デュオで、アーティストも皆若いし、ファンも若い女の子ばかりだ。
そんな事も知らずに観客席に足を踏み入れると、僕一人、完全に場違いで、若い女の子の中で一人浮いていると言う感じだった。
それについていけないと言うのではないので、早合点しないでもう少し話を聞いて欲しい。
どのユニットもよく似たタイプのデュオばかりで、皆、歌声も奇麗でギターも上手く、曲も聴きやすい。
僕も彼らを観ていて、なかなか良かったし楽しめたと言う印象は抱いている。
ただ、そのうちの一組のファンのノリがけっこう苦手で、その場に居づらい空気が僕を苦しめた。
別にケチをつけようと言うのではない。
曲毎に、この部分がきたらこう言う声援、この部分ではこう言う合いの手、この部分では全員で、黄色いハンカチをぐるぐる回すなど、細かくノリが決められていて、何も出来ない人間にとってはとても居づらい空間なのだ。
勝手に知らずに入っていったのは僕なので、文句を言える立場でもないし、文句がある訳でもない。
それとは違うイベントで、たまたま観た女性デュオの話。
彼女達はメジャーのアーティストらしく、歌もステージングも演奏も最高に良かったのだが、ファンがちょっと僕には苦手なノリだったので、せっかくいいアーティストなのに、ちょっと残念だったのを覚えている。
可愛らしい女性2人組なのに、ファンはちょっとオタクっぽいおじさんやくたびれたサラリーマン風と言った感じの冴えないおじさんばかり。
彼らは、そのアーティストのシャツを全員着ているのだが、それに関して詳しく意見・感想を述べると単なる悪口になりかねないので、そこは控えておく事にする。(笑)
とにかく会場からステージに向かって、大きな声がよく飛ぶ。
その大きな声が、単なる親父ギャグだったり、ちょっと古いノリの擬音的かけ声だったりと、聞いていてちょっと寒くなるものばかりだ。
そして、手拍子が毎曲毎曲ひっきりなしに起こる。
更には、他の出演者達が演奏している時は、ステージそっちのけで、大声で自分達のおしゃべりに夢中なのだ。
ま、最後のはノリではなくマナーの問題で、このテーマとは関係はないが。
そして、同じくこのおじさん達の間でも、曲毎のお約束はたくさんあって、決まった場所で決まったかけ声や、決まった場所で全員で歌うなどと言うノリがあって、これまた、とにかく居づらい空間だ。
最初、この女性デュオの演奏が始まって、2曲目あたりまでは、「なかなかいいじゃないか!」って事で、僕もノリノリで聴いていたのだが、途中からは、その場を離れたくて仕方がなくなって、ノリも高揚感も一気に冷めてしまったのだ。
勿論、そのファンのおじさん達のノリのせいだ。
例えるなら、ライブ慣れしていないおじさん達が、カラオケボックスの盛り上がりをそのままライブイベントに持ち込んだ様な、或いは、昭和のサラリーマンの宴会の様なノリだ。
アーティストさん二人は、けっこう喜んでたみたいだし、ノリそのものに、勿論文句はない。
せっかくそのアーティストの曲や演奏や歌声はいいなと思っていても、アーティストのファンのノリが独特で、そこについていけなくて敬遠してしまうと言う事は、売れっ子のメジャーアーティストの場合でもあるし、珍しい事ではない。
ただ、これって、結局は身内ノリをファン達が作り上げてしまって、新しいファンを遠ざけてしまっていると言う事なのではないだろうか?
以前、これから売り出そうと言うバンドやミュージシャンの身内ノリについて、身内ノリは、知り合いでも何でもない人にとっては、物凄く居づらい空間となってしまうので、やめた方がいいと言う事を書いた事があるが、プロの場合でも、同じ事が言えるのかもしれない。
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ただ、既に爆発的に売れてしまっているアーティストなら、その身内ノリを楽しむファンばかりで、生活も成り立っているのだろうから、それを良しとするかどうかは、アーティストの価値観次第と言えるだろう。
そこで、ファンもアーティストもその空間を一体となって楽しんでいるのなら、それはそれで一つの世界と言えるのかもしれない。
しかし、そこそこファンはいると言う程度の段階で、そのファン達が身内ノリを作り上げてしまうと、そこで頭打ちになる可能性も否めない。
そして、アーティストがそれに気付いていても、ファンの人達に「そのノリはやめてくれ!」とも言えない訳で、そこが難しい。
アーティスト自体が受け入れてしまってる様に見受けられる場合の方がほとんどなので、通常は問題ないのかもしれないが、もし、本当の意味でそのアーティストを応援したいのなら、ファンとして盛り上がり方も少し考えた方がいいのかもしれない。
◇ミュージシャンを喜ばせる応援の仕方
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この記事は5929文字です。(読破予想時間:約14分7秒) 僕は、ソロの音楽アーティスト、つまりは、ミュージシャンです。 今回は、そのミュージシャンの立場から…
とまあ、いろいろ書きましたが、何度もいいますけど、本当に文句もなければケチをつける気もないのです。
ただ、頭に浮かんだ「こうなのかもしれないな」を素直に文字に起こしてみただけの話なのです。
と言う訳で、今回はこれにて。
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
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