この記事は1990文字です。（読破予想時間：約4分44秒）
僕はミュージシャンであり音楽アーティストです。
アーティストである限り、当然自分自身でも作品を作っている訳で、その作った作品は当たり前ですが、僕の著作物であり権利者は僕である訳です。
◇皆見つかさ・アルバム『解放』、発売中！
そして、他人様の作った楽曲などの権利にも気を配ります。
今回は、そんな著作物の扱いや権利の話なのですが、但し、音楽ではなく短歌や俳句の取扱いについての話です。
著作物と言えば、音楽以外にもいろいろある訳で、僕が最近ほぼ趣味で始めた短歌や或いはそれと良く似た俳句や川柳なども、著作物にあたる。
音楽の場合、JASRACなどの著作権管理団体と信託契約を結べば、著作者に代わって曲の使用料などを徴収してくれるので、安心して創作活動に打ち込む事が出来る。
◇JASRACと信託契約結びました
しかし、短歌や俳句、そして小説をはじめとする文学など、文筆や書籍の世界には、どうやらJASRACの様な団体はいない様だ。
僕は、音楽にまつわる権利に関する話はある程度把握はしてるつもりだが、詩歌や小説などの権利や扱いについてはほとんど知らない。
なので、たくさんの人がブログなどで、僕がリスペクトしているセーラー服の歌人・鳥居さんや俵万智さんなどの有名歌人が出している歌集からおそらく無断で気軽に引用している様子は知ってはいるが、それがやっていい事なのか、いけない事なのか判断がつかなかったのだ。
◇僕が愛する言霊使い達
だから敢えて、今まで引用での短歌の掲載などは一切せずに避けてきたのだが、それでは困ると言う事でちょっとそのルールや慣習を調べてみたと言うのが今回の主旨だ。
そこでたくさん見たサイトの中で、僕が参考にしたサイトを一部だが紹介しておこうと思う。
◇俳句における引用と著作権について | 鴎座俳句会＆松田ひろむの広場
◇短歌や俳句の引用（2008年5月号） 著作権Q&A｜公募/コンテスト情報誌 月刊公募ガイド
◇ 「引用」 は著作者の許諾が 必要な場合と、 許諾は必要がない場合がある。｜ 教室と法律 ＜第3回＞ ●弁護士 神谷信行
ここまで調べた結論から言ってしまうと、僕の理解する所では、短歌や俳句の引用は作者の許可は必要がないと言う事。
しかし転載には許可が必要であると言う事。
この事は過去からの慣習と裁判で争われた結果、こう言った判例が既に出ている事から、これが今現在の正しいルールであると言う事。
これが、僕の理解だ。
で、ここで多くの方がおそらく「引用と転載は何が違うのだ？」と言う疑問を持たれたのではないだろうか。
引用とは、例えばブログを書く際にある短歌の批評や解説をするのにその短歌の掲載が必要である場合が引用にあたる様だ。
但し、短歌や俳句などの引用の場合はその作者名の明記、その他の引用ならばその出典を必ず明記しておかなくてはならない。
そして批評する訳でもなく、単に作品だけを並べて掲載したりしたいのなら、転載にあたり、権利者の許可が必要になると言う事の様である。
ならば、気に入った短歌のレビューや紹介や自分の解釈などをブログに掲載出来ると言う事なので、これは僕にとっては嬉しい事実だ。
大いに活用させて頂こう！
かなり大雑把な解説でしたが、あくまで僕の理解であり、その理解が絶対に正しいと断言出来るものではありません。
僕の理解力の問題もあるかもしれないし、ネットの情報ですので、その信憑性の問題もあります。
そして、特殊な例なども存在するかもしれません。
その事だけは頭の片隅において頂いて、この情報を活用して頂きたいと思います。
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ミュージシャン、皆見つかさの世界が広がっています。o(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o～♪
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