この記事は3646文字です。(読破予想時間:約8分40秒)
今回はGoogleのインデックスに関する話です。
記事を書く毎に、Search Console(ウェブマスターツール)やFetch as Googleを利用して、書いた記事を自分でマメにGoogleに登録をしている人も多い事でしょう。
Fetch as Googleを使ってクロールの依頼をした後、Googleにインデックスされた事を毎回確認出来ていれば、それでOKなのかと言うと、そうではないと言う話が今回の主題です。
僕も毎回、Googleへのインデックス作業は欠かさずやっています。
それをしない事には、SEO対策も何も始まりませんから。
僕のこのブログは、おそらくこの記事で678記事になる筈です。
しかし、数日前にその登録記事数を確認した所、インデックスされている記事が300記事ちょっとになっている事に気付いたのです。
あまりに記事の登録数が少ない事にちょっと驚いてしまったのですが、気になるのはいつ頃からそんな事になったのかと言う事です。
調べてみると、今年の5月頃から急激にインデックスされてた記事が登録から外されて、折れ線グラフが急降下しているのです。
それまでの2年間はほぼ横ばいの緩やかな上昇を描いていた折れ線グラフが突然急降下し始めたその時期は、僕のブログへのアクセスが急に減った時期とも一致します。
◇Googleの順位大変動は、悪い事とは限らない。
そこで、いくつかインデックスされてた筈の古い記事を調べてみたのですが、やはり未登録の記事が多数ありました。
つまりは、たくさんの登録されていた筈の記事がないと言う状態な訳です。
それは、毎回欠かさずGoogleへのインデックス作業をしていても、決して安泰ではなく、突然ドカッと登録数が減る事があると言う事です。
故に、時折、総インデックス数の確認は必須であると言う事です。
元々、Googleは1つのブログに対して、全ての記事をインデックスする事はしないと公言しているそうなので、8割〜9割の記事がインデックスされていれば上出来と言う所だと言う事らしいのですが、半分程しかインデックスされていないと言うのではちょっと困ります。
そこで、地道に古い記事を一つ一つインデックス確認しながら、インデックスされていない記事をフェッチ・アズ・グーグルを使って再登録をしていく事にしました。
ちなみに、サーチコンソール(略してサチコと呼ばれたりもする様です)を使って再登録を大量にすると、突然、リクエストを拒否されて数日間使えなくなるので、再登録は、Fetch as Googleの使用をお薦めします。
Search ConsoleにもFetch as Googleと同じ様に登録の上限と期間が設けられている様なのですが、その内訳は公表されていません。
僕の場合は、過去Search Consoleを使い過ぎてリクエストを拒否されて、それが復活するまでの期間は三日程でしたが、人によっては2週間程かかったと言ってる人もネット上にはいましたので、その期間と期間を決めている基準も全く読めません。
ただし、Search Consoleを連続で使う場合、いきなりリクエスト拒否のメッセージが出る事はありません。
Search Console側から登録の際に、写真などで人間による操作かどうかの確認が出て、それでもしつこく登録を続けてると拒否されると言う事になりますので、その辺りを目安に登録を休めば問題ありません。
そして、しばらく休んでると、写真による確認画面もまた出なくなりますので。
しかし、Fetch as Googleの場合、1ヶ月で500件まで(追記:今現在は1週間に単独クロールが50件、リンク先までクロールを依頼出来るのは1ヶ月で10件まで 2018.11.15)と明確に分かってますし、あと何件登録出来るかも表示されますので、安心して使えます。
◇Fetch as Googlebot ツールを使って Google へ URL の送信が可能になりました。
連続で登録を続けると写真確認が毎回出る様になるのは、同じですけど。
そんな感じで順番に確認しながら、数日間かけて再インデックスを終わらせたのですが、それで分かった事は、最近半年分くらいの記事は、全て登録されたままで、古くなる程に登録から削除されているものが増えていくと言う事です。
ちなみに、先程書きました様に、Googleは全ての記事をインデックスするつもりはない様ですので、僕も全ての記事を再登録するのはやめました。
一部の告知記事など、一定の役割を終えた記事を再びインデックスする事に意味はありませんし、Googleのインデックス削除の基準も発表されてませんし、また、Googleの基準で一定数の記事を削除されるのは困りますので、それなら、最初からいらない記事を減らして、インデックスの割合を下げておけばいいのではないかと言う判断です。
すると、自分にとって大事な記事がGoogleの判断で削除される確立も下がるのではないかと言う発想です。
あくまで、100%僕個人の発想による判断ですので、それが有効かどうかは分かりませんが。
しかし、再インデックスが進む度に、アクセス解析を確認すると、再インデックスされた記事が、その日の内に、ぽろぽろとアクセスが入る様になっているのが確認出来ました。
やはり、Googleにインデックスされていない記事は、ほぼ、存在しない記事に等しいと言う事ですね。
再登録の作業が終わって今、僕の記事の登録数は500強になります。
そして、その効果はPV数に確かに反映されています。
アクセスが多い記事も少ない記事も、結局はGoogle次第で、いい記事を書いたからたくさんアクセスがあるとかって世界ではないんだなと言う事を痛感させられてます。
勿論、いい記事を書かないと、せっかくGoogleからいい評価を貰ってアクセスが増えても読者が定着しないので、いい記事を書くと言う事は絶対必要な事ではあるんですけどね。
しかし、アクセスがたくさんある記事=人気のある記事ではないと言う事がこの事からもよく分かります。
それはただ、検索エンジンで好位置についているので、たくさんクリックされているに過ぎないと言う事です。
結局、記事を読んでどう思われたかを判断する指標は、勿論、コメントなどもありますが、それ以上に、リピーター数がどれくらいアップしたかと言う部分に最も反映されている訳です。
そして、新たな読者を得るには、ニュービジターの確保も重要であると言う事です。
元々、僕のブログはそのバランスが最高によくて、ほぼ、リピーターとビジターが半々だったのですが、一度、長期で更新が滞ってから、今は、大半がビジターです。
一時は、リピーターさんが5%くらいまで落ち込んでましたけど、最近は何とか20%をコンスタントに超える様になって来ましたし、PV数も増えてますので、まあ、何とか順調かと思える次第です。
最後に、同じアメブロユーザーとしてちょっとしたアドバイスをアメブロユーザー限定でしておきますが、アメブロのアクセス解析とブログランキングはあまりアテにならないので、もし、SEO対策を真剣にやるつもりなら、Google提供ツールは最低限必要だと思います。
ちなみに、よくあるアメブロの悪口や愚痴ではありません。
アメーバのスタッフブログにも掲載されてた内容で、アメブロの場合、クローラーから自分のクリックまで全ての訪問者をカウントしてしまうので、極端な話、ノイローゼの様に自分の記事を一日中開いたり閉じたりしていると、PV数もあがりランキングもグングンあがります。(追記:今現在は自分自身はカウントされなくなりました 2018.11.15)
クローラーが訪れるのも同じで一度クローラーが訪れるとたくさんの記事を廻りますので一気に数字が跳ね上がります。(追記:フィルターを強化したと言う発表が運営からあり、随分マシになりましたが、Googleアナリティクスに比べるとまだまだ不正確と言った感じです。2018.11.15)
それが一日に数回訪れたりした日にゃあ、「お!バズってる!」てな勘違いもおきかねません。
と言っても、Googleアナリティクスでもフィルターをキチンと使えていないと同じ事なんですが。
要は、フィルターをキチンと設定して、ユニークユーザー(有効な実際の訪問者)によるページビューを確認しないと、現状は把握出来ないって事です。
ラストは、ちょっとおせっかいな話でしたが、以上になります。
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
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