この記事は1062文字です。(読破予想時間:約2分31秒)
タイトルになっているこの台詞は、ドラマ『重版出来』第5話の和田靖樹編集長(松重豊さん)の台詞です。
ドラマ『重版出来』のレビューを掲載するのは2回目となりますが、このドラマは、どうも要所要所で、僕の琴線に触れてくる。
◇売れた作品の裏には必ず売った人間がいる(岡英二)
ドラマの台詞なのか、原作漫画の台詞なのかは分かりませんが、今回も、そうでした。
これだけでは、分かりにくいと思いますので、この台詞が出るまでの経緯を紹介しますね。
このドラマは、出版社の漫画編集部が舞台のドラマです。
主人公の新人編集者・黒沢心(黒木華さん)が担当する、まだデビューしていない漫画家志望の中田伯(永山絢斗さん)をめぐる、編集会議での話。
絵は誰が見ても下手な中田伯。
しかし、読んだ者へ何か訴えかけるものがあると感じる黒沢心。
黒沢心はそんな中田伯の作品を、新人賞応募作品として編集会議にかけます。
新人賞応募作品の掲載を決める編集会議で、黒沢心が押す、中田伯に関する意見は真っ二つに割れます。
載せるべきではないと主張する壬生平太(荒川良々さん)が言った「これ載せたら前代未聞だよ」と言う一言。
それに対して、和田編集長がしばらく考えて放った台詞がこれです。
「前代未聞、いいじゃねぇかよ。見た事ないもん載ってるのが、雑誌の面白さだよ!」
この台詞について、深く語る必要はない様に思います。
強烈に突き刺さった。
なら、それでいい。
そんな、言葉でしょ。
そして、これはもう、前回の『重版出来』のレビューと同じです。
創作者とそれを世に送り出す者がいる世界、全てに通じる話です。
勿論、僕が重ね合わせたのは音楽の世界です。
音楽を作る人間、それを世に送り出す人間が、出来れば持ち続けたい感覚ですね。
確かに、全員が常にこの感覚で動いてしまうと、企業なんて相当危ういものになってしまうでしょうし、全員が守りに入るのも発展性を失うのではないかと思います。
守りに入る者もいる中で、この感覚を持つ者がいるという事は大事じゃないかと思う訳です。
或いは、全員がこの感覚を持ちつつ、この感覚の出し入れを的確に行えれば、理想と言えるのかもしれません。
少なくとも、作家・創作者の側は、そう言ったバランスは関係なく、この感覚を全員が持っていてもいいのではないでしょうか。
そんな風に思います。
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
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