自分らしさと個性の話 | 皆見つかさ 公式ブログ 〜ソロアーティストの脳内と日常

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この記事は3543文字です。(読破予想時間:約8分26秒)

 

■まえがき

みなさんは、年賀状、もう書きましたか?

 

最近は、年賀はがきの年賀状より、PCやスマホ・携帯を利用してWEBメールやグリーティングカードで挨拶を送信する人も多いと思いますが、僕も、大半はそれで済まします。

 

でも、中にはハガキでないとダメな場合もありますよね。

 

そして、とうとうクリスマスも終わって、年末も差し迫る中、昨日、年賀はがきをようやく購入しました。

 

ここ数年、いろいろデザインを考えて頑張って年賀状制作してきましたが、今年は、最初から裏一面に絵が描かれているハガキを買いました。(-。-;)

 

そこへ、自筆で一言メッセージを入れる形で、いわゆる手抜きをさせて貰う事に決定です。( ̄_ ̄ i)

 

思えば、ソロ1本に絞ってソロ活動を再開して、最初に世の中に何かを発信したのが、去年のクリスマスをターゲットにしたシングルでした。

 

 

その後、年明けを迎えてからの一年を振り返ると、自分の生涯の中では、良くも悪くもダントツでとことん自分らしい一年だった様に思います。

 

今日は、その「自分らしさ」と言うものに焦点を当てて、話を進めたいと思います。

 

「僕らしさ」と言う「自分らしさ」も含め、もっと広い意味での「自分らしさ」がテーマです。

 

■オリジナルを作った者と他人のオリジナルを真似た者の差

「自分らしさ」をテーマにと言っても、このブログの主なコンセプトそのものが「自分を発信する事」なので、既に同じ様な話も過去に何度か出ている場合もあって、その一つに過去の僕の曲作りの話がある。

 

 

ソロ活動を再開する前の僕の曲作りと言えば、何もない所から作る場合も勿論あったが、その大半は何かモチーフになる楽曲を頭に置いて曲を作るというパターンだった

 

 

今は、そんな作り方は一切していない。

 

この事を詳しく『東京五輪エンブレム騒動で確信した自分の楽曲作りの信念』にも書いたが、プロのしかも才能溢れる売れっ子の楽曲をモチーフにそっくりの曲を書けば、そんなもの格好いい曲が出来上がるに決まっている

 

 

決まっていると言い切っては見たものの、そんな作り方でもある程度のキャリアや技術や曲の理解度、そしてセンスは必要である。

 

でも、完全なオリジナルを作る事と比較して、その上で言い換えるなら「良い物を真似れば、ある程度のキャリアとセンスがあれば、誰でも格好良く作る事が出来る」程度のものなのだ。

 

他人のものを真似た人間と、その元ネタであるオリジナルを作った人間とは、才能もセンスも雲泥の差がある事は言うまでもない。

 

比較する事すらおこがましいと言える。

 

■絶対に出てしまう個性と言うものが逆に厄介になる

そうやって他人の曲をモチーフに真似て作った曲の中にも、確かに多少の個性は出る

 

そこがまた厄介と言えるのだが、何事でもそうだが、音楽の場合は特に、楽譜通り完コピした曲の演奏であっても、大きく個性は出る。

 

コピーの場合はそれで勿論かまわないのだが、自作の曲の場合は、そのチラっと顔を出す個性が厄介だと言う話である。

 

それは、他人だけでなく、時には本人すら「この作品は自分独自のものである」と騙してしまう事も珍しくない程、厄介なのだ。

 

 

しかし、大きな意味ではその真似た曲の中に、「自分らしさはない」と表現するのが正しいと僕は思う。

 

「他人の曲をモチーフにする事=パクリ」かどうかは議論の余地もあるだろうし、今は、そこを広げないでおく。

 

 

その真似た場合に顔を出す個性を「これも個性だ」と言ってしまうのは、いわゆる『屁理屈』であると僕は感じてしまうし、凄く『狡い考え』の様にも思えてしまう

 

ただ、僕が思うに真似た楽曲そのものに自分らしさはなくても、他人の楽曲をモチーフにする行動、すなわち他人の作品を真似る行動そのものは、「自分らしさ」以外の何物でもないだろう。

 

要は、他人のものを盗む行為がその人らしい行為であると言う、余りにも悲しい話だ。

 

■自分探しの旅の話

昔、「自分探しの旅」なるものが流行った事がある。

 

その頃には既に、今回のテーマである「自分らしさ」とは何かと言う結論は、自分なりに出してたので「自分探しの旅」について余り詳しくはないが、これは言葉のままで、「自分」を探す為に旅に出ると言う行為が流行ったのだ。

 

旅の仕方や規模は人それぞれだが、ある日ふと仕事も何も放棄して世界一周の旅に出てみたり、そんな傍迷惑な人もけっこういた様だ。

 

その自分探しの旅と言うもので、それぞれどんな結論を得たのかは知らないが、中には僕と同じ結論に至った人もいたのかもしれない。

 

その結論とは何かズバリ言ってしまうと「探さずとも自分はそこにいる」。

 

そして、「何をしようと全ては自分以外の何者でもない」と言う事だ。

 

■何をしようと結局それは自分自身でしかない

他人の真似ばっかりして自分がないと思う人もいるだろう。

 

でも、その他人の真似ばかりしたがるのが自分そのものなのだ。

 

クドい様だが、もう一度言っておくと「他人の真似をしたがるのが自分」であって、「真似して生み出したものは自分のものではない」と言う部分を勘違いしないで聞いて貰いたい。

 

話を戻すと、そうやって真似ばかりしていた自分に気付いて自分を探そうと旅に出ると言う選択をする、そんなキャラも自分。

 

その結果、他人の真似をやめるのも自分。

 

他人の真似をするのも自分だと気付いて生き方を変えないと選択した場合も、どっちにしていいか分からず迷い続けるのも、それは全て自分だからそういう結論に至った訳で、結局、自分からは逃れられないものなのだ。

 

どこへ行こうと常に自分らしさは自分とともにあり、それは、あたかも日向で自分の後をついて回る影法師の様なものだ

 

切り離す事なんて出来ない

 

■自分に胸を張れる時

僕に関しても当然同じで、今は、音楽を始める前や始めた当初に持っていた理念が正しかったと言う結論を得てそこへ帰って来た訳だが、他人の価値観に惑わされ流された自分も、それは自分自身だ。

 

そこでもし、それを思い出したくもない黒歴史だと思う自分がいたとしても、その向き合おうとしない自分も自分なのだ。

 

そして、その黒歴史と向き合ってそれを糧に成長出来たなら、その負の歴史も含めてそれが自分だと胸を張ればいいのではないかとそんな風に思う。

 

■個性は誰にでもある

途中、何をしようと自然と個性は出ると言う趣旨の話をしたが、それもいい意味で捉えて、無個性などと悩む必要は一切ないと言うのも付け加えておきたい。

 

 

地味な事と無個性とはまた違うし、個性は誰にだってあるものなのだ。

 

無理に個性を出そうとする必要なんてないと僕は思う。

 

無個性になる瞬間と言えば、個性が欲しくて他人の個性を欲しがり始めた瞬間が無個性の始まりなのかもしれないと僕は思う。

 

■結び

より大切なのは、自分らしさを見つける事ではなく、その先にある自分と向き合う事なのではとそんな風に思います。

 

 

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