この記事は2430文字です。(読破予想時間:約5分47秒)
■Amazon Booksオープン
Amazonが初のリアル書店(アマゾン・ブックス)を、アメリカのシアトルにオープンしたとあちこちのニュースで取り上げている。
その中で、活字離れについて触れている記事をピックアップしてみようと思う。
リアル書店はアマゾンの“懺悔”なのか 活字離れ…ネット通販じり貧状態に(SankeiBiz) - Yahoo!ニュース https://t.co/7VfDtJKafM #Yahooニュース
— 皆見つかさ (@minami_tsukasa) 2015, 11月 8
記事削除後の対策も兼ねて、記事の中で話題にしたいと思ってる部分だけを要約すると、Amazonの登場で競争に破れ多くの書店が駆逐され、人々の書店離れも加速した。
しかし、電子書籍の登場と共に書籍のネット通販も激減してジリ貧状態で、活字離れが深刻な状況である。
このリアル書店のオープンはAmazonの懺悔なのか。
ま、ざっと、こんな内容だ。
■活字離れではなく書籍離れ
この内容を読む限り『活字離れ』と言うより『書籍離れ』と言い換えた方が分かりやすいのではないかと思う。
本は読まなくなっても、活字は読んでいると言う人も多い。
分かりやすい例を挙げると、スマホやパソコンで読んでいるものも活字だ。
なので、本記事では『活字離れ』と言う言葉を使われているが、ここでは『書籍離れ』と言う言葉も併用して話そうと思う。
活字離れに関しては、今に始まった事ではなく、僕が子供の頃から既に言われている。
当時は、ほぼ「活字=本や新聞などの紙媒体」であった為、活字離れと言う表現で良かっただろう。
■メディアの多様化がもたらしたもの
その頃の活字離れの原因も、今の書籍離れの原因と大差なく、メディアの多様化が原因だろうと思う。
今の様に、パソコンもスマホもタブレットも普及してない時代ではあっても、映画やラジオやテレビが普及すると、これまで、文字による情報発信・情報収集しか手段がなかったものも、一部、手軽に入手出来る様になった事は今の時代と同じだと言える。
例えば、ベストセラーになった小説が映画化やドラマ化されたとする。
すると、本が好き、活字が好きと言う人以外は、そのストーリーを知る事が出来て楽しむ事が出来ればそれでいい訳で、一度見た映画を改めて本で読もうとはしない。
それ以前の時代は、ほぼ本が情報源の中心だったので、活字が嫌いな人でも、本を手にせざるを得ない状況は多かったと思う。
メディアの多様化が進めば進む程、活字嫌いの人達は活字から解放されていっただけで、元々、活字が好きな人達が活字から離れていった訳ではないのだろう。
何も今に始まった事ではないと思う。
だから、僕が思うに、活字離れと言われるが、活字が元々苦手な人々が自分に合った情報収集の手段を得た訳だから、その人達に活字の世界に戻って来て貰おうと言う事自体無理なのではないかと思っている。
■本は好きでも置き場所がない現実
僕は活字を読むのが大好きだ。
本も勿論好きだが、今は電子書籍もけっこう活用している。
大きな屋敷に自分専用の書斎や、図書室の様な大きな部屋があればたくさん本を所有しておきたいくらいだが、現実にはそうはいかない。
なので、今の僕が一番優先してしまうのは本の置き場所だ。
活字好きでよく本を読む人にとっては、この問題はけっこう深刻だ。
本がたくさん並んでるのを眺めるのも好きって人は、本に囲まれて生活する事は幸せな事なのかもしれない。
でも、今の僕の場合はそれは夢でしかない。
そういう楽しみ方も、有り余る程の収納スペースがあればこそであって、僕の現状ではそれを楽しめる程のスペースの余裕はない。
■本だけではない
置き場所の問題は書籍だけにおさまらない。
大量の、本、CD、レコード、カセットテープ、ビデオテープ(VHS)。
これに長年悩まされてて、本当にこいつらだけでどれだけの場所を占有してる事か!
この問題は、僕にとってはストレスの元であり、一刻も早く解決したい積年の課題だ。
本は、ようやく、処分したり中古で売ったりあげたりでかなり量が減ったが、せっかく買った本も結局こうなるなら、少々不便でも電子書籍でいいやって思う様になった。
CDだって同じだ。
iPodが普及して、CDと言うハード音源がなくても、ソフト音源だけで楽しめる時代が到来した時、どれだけ気分がスッキリした事か!
iTunesとiPodで音楽を楽しむ事を覚えてからは、CDを買うのは、ダウンロード販売されてなくて、レンタルでも扱ってない様な場合の、どうしても買う以外に手はないと言う時限定の最終手段になっている。
とにかく、どんどん増えて処分出来ないものには、辟易としている。
■本も本屋も好きなのに
こんな価値観ではあるが、紙の書籍が嫌いな訳ではない。
先ほどもチラッと書いたが、映画に出てくる様な、貴族みたいな人が住んでるお城の様な家の図書館並みに本棚が並ぶ本専用の部屋。
まさに自分専用の図書室だ。
あれには、憧れた。
あんな大きな敷地に大きな屋敷があるのなら、一度読んだ思い入れのある本達をズラッと本棚に並べておきたいものだ。
結局、本が増えるのが嫌なのではなく、部屋が狭いのが問題なのかも。(^▽^;)
収納スペースの少なさによるストレスが、本や音楽や映画のデジタルデータに対する魅力を生んでいるのだ。
僕も、よく行く本屋が次々に閉店していく事は寂しいと思ってた。
でも、ただ嘆くしかなくてどうにも出来ない。
言ってる事が支離滅裂な様だが、本の良さが見直されて、街のあちこちに書店があるそんな時代がまた来ればいいと、本気で思っている。
■もう元には戻れない
しかし、スペースを占有されてしまう圧迫感とストレスから解放される感覚を覚えた今は、もう元には戻れない。
「本が売れない時代」「CDが売れない時代」と言われるが、もしかしたら、僕のこの感覚と同じ様な人が多いせいもあるのかもと思ったりもする。
勿論、原因の一つとしての話だが。
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