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■スタンダードな痴漢冤罪対策
僕は、多くの男性と同じく電車に乗る時には、手を高い位置に挙げておく様にしている。
男達が電車で軒並み手を挙げいる現象は、ほとんどの女性も知っているとは思うが、痴漢冤罪対策だ。
電車の中で、女性に痴漢呼ばわりされると、無実を証明する事は物凄く困難だと言われる。
女性の勘違いや、強請りやタカリなどの悪意を持って痴漢呼ばわりされる場合を想像すると、男なら血の気が引く思いをする人も多いと思う。
僕もそうだが多くの人が、この手を挙げておく動作を皆がしているから真似たのではなく、いつの間にか自然にそうする様になっていたと言う。
男にとって、痴漢冤罪とはそれ程怖い事であり、警戒すべき事なのだ。
■両手を挙げていても痴漢冤罪対策にはならない?
しかし、既に気付いてる人もいるとは思うが、この両手を挙げておく対策には穴がある。
確かに、触られた(痴漢に遭った)と女性が感じたと同時に、悲鳴など声を発した場合には、その悲鳴と同時に乗客の視線が声のあった辺りに集中するので、近くで両手を挙げていた人は、犯人だとは思われたりはしないだろう。
悲鳴が上がった瞬間が痴漢行為のあった瞬間な訳だから、アリバイ成立と言って問題ないと思う。
それだけでも、両手を挙げておく価値はあるのだが、痴漢の被害者でその場で悲鳴をあげる人の方が少ないとも聞く。
そこで、タイムラグがあった後に、「さっき触ってた」だとか「触られてたのに声を出せなかった」などと、鉄道員などに駆け寄って訴えられた場合、この両手を挙げる作戦は意味を失う。
どういう事かと言うと、例えばこの件が裁判になるまで揉めたとする。
その裁判で「この人はずっと両手を挙げてました」と乗り合わせた乗客が証言してくれたとしても、検察官に「あなたは、被告人が両手を挙げている姿を、一度も目を離さずに見ていたのですか?」などと質問されただけでその証言は、証拠能力を失ってしまうのではないだろうか。
他人の様子をひと時も目を離さずに凝視する人間なんてまずいない。
単に、「自分が見た時はいつもその人の両手は上にあった」だけなのだ。
これでは、常に両手が上にあった事の証明にはならない。
この「大袈裟に諸手挙げで、みんなが証人作戦」とでも名付ければ分かりやすいのかどうなのか、この作戦は、リアルタイムの悲鳴対策程度にしかなっていなくて、その他の痴漢冤罪には効果はあまりないと言う事実。
随分前にその事に気付いた時には、本当に血の気が引いた。
そんな事をたまにぼんやり考えるのだが、考える度に冷や汗をかく思いがして、しかも、何度考えても完全な痴漢冤罪対策はないのだ。
男性専用車両を懇願する男性達の中には、もしかしたら同じ事に既に気付いている人も多いのかもしれない。
■車載カメラの普及
僕は、電車通勤をする立場ではないけど、やっぱりこんなにも怖いし、毎日電車通勤する人は大変だなと思う。
勿論、痴漢に遭う女性も可哀想だし、警戒しなくてはならない女性も大変だろう。
しかし、男も、けっこう大変だったりするのだ。
まぁ、誰が悪いのかと言えば痴漢なんかする奴がいるから悪い訳なんだが。
もっと、車載カメラの普及(何なら義務化して欲しいくらい)と性能アップが進まないだろうかと心底思うのだが、今、期待出来るのはそれくらいしかないと言うのも何とも心許ない話だ。
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