この記事は1432文字です。(読破予想時間:約3分24秒)
映画『イニシエーション・ラブ』が今月(2015年5月23日)公開になりますね。
前田敦子さん、松田翔太さん主演で。
衝撃のラストを知ってしまうと面白さ半減以上なので、ここから先は、個々の判断で読むかどうか決めて下さいね。
この作品を知らない人には、出来れば、この記事を読まずに小説を読んで欲しい。
ラストをバラさないにしても、ネタバレのヒントは確実にあちこちに出てしまいます。
逆にネタばらし希望の方にはこんなのも出てるようです。
乾くるみ さんの『イニシエーション・ラブ』。
この作品を読んだのは随分前になります。
TVで確か、くりーむしちゅーの有田哲平さんが紹介して話題になったらしいですが、それよりもっと前だと思います。
こういうものって、どうして有名になる前から知ってたって言う、小さなプライドが働くんでしょうね。(笑)
そう、誰が何と言おうと有田さんより、俺の方が早い!( ̄^ ̄)
でもね、有田さんもそうだし、FMラジオで某パーソナリティーさん(誰だったか忘れた)が紹介してたのもそうだし、お互いがどう言ってたか知らないのに不思議と同じ感想が最初に出るんですよね。
僕も最初、有田さんや某パーソナリティーさんと同じく、読み終えた時は、ぽっかぁ~んですよ。
まぁ、普通に面白いと言えば面白かった。
でも、一部、「え!?どゆこと???」って気持ちが残る。
いろいろ考えて数時間はゆうにかかりましたね、その意味に気付くまで。
気付いた瞬間、普通の青春ラブストーリーが「こわぁー!」って、急にミステリー&サスペンスに変わる。
この体験はホント初めてでした。
かと言って、ホラーの要素は皆無なんですよ。
てか、ホラー要素であとから、意味が分かって怖くなるって演出はもはや定番中の定番だし。
ホント、乾くるみさんって間違いなく天才だと思いましたね。
で、そこからやっぱりもう一度読みました。
しかし、あの世界をどうやって映像化するんだろう。
A面のたっくんとB面のたっくんを松田翔太さんが、一人二役で演じて、実は別人を演じ分けてましたってオチはやめて欲しい。(追記:観ましたが一人二役ではありませんでした。2019.5.24)
「ほら、後から思えば見事に演じ分けてたでしょ?
思わず、二度観たくなるでしょ?」
って、監督の声が聞こえてきそうな祖末な結末。
みたいな事はないだろうな。
そんな陳腐な映像化なら、ド素人の俺でもすぐに考えつく。
実際、原作が素晴らしい場合に実写化されると、だいたいスベるもんなぁ。
今月封切りらしいけど、映画館で観るべきか、レンタル開始まで待つべきかちょっと迷う。
【追記】2019.5.26<映画版ネタバレ>
結局、映画の方はラスト、説明してた様なもんだもんなぁ〜。
観てる人が、気付いて「怖ぁ〜!」となる小説とは全然違う。
個人的には、小説の映像化を目指していたとしたらではあるが、もしそうだとしたら、あまり秀逸な描き方とは思えなかった。
面白いかどうかは感じ方それぞれだろうけど、原作の良さは引き出せてなく、あれではあまりにも平凡。
映像化に成功などとはとてもじゃないが言える出来ではない。
やはり、この小説の映像化は不可能だと言う事なのだろう。
勿論、小説と切り離して観るのならまた違った感想があるだろうし、つまらなかったと言ってる訳ではない。
それなりに楽しめたとは思う。
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