沈没の街・ダハブ
ダハブ4日目。
やっと重い腰を上げて、日記を・・・(笑)
ルクソールから20時間かけてやってきました、紅海のダハブ。
多くの旅人から、ダハブはサイコーと聞いていた。
着いてみての感想は・・・
いやぁ~、サイコーです!!
ダハブで 沈没する人も多いらしいが、その気持ち分かります。
エジプトにこんなところがあったとは・・・
長居したくなる条件を全て満たしています。
条件① 気候が良い
なんといっても綺麗な海が目の前で、風も心地よい。
気温もエジプトの他の地域よりも暑過ぎずで過ごしやすい気候。
ダハブの居心地のよさにかかれば、みんなこんなんなります。


条件② 物価が安い
滞在費10~20E£、豪華なコース料理20E£、ダイビング1本25~30USD
※1E£=約17円
水や食べ物も全て正価で売られており、ダイビングをしなければ1日1000円以内も余裕。

滞在中のホテル AC付きドミ 1泊20E£≒340円
条件③ ストレスがない
エジプトで多くの人が感じるであろうストレスを全く感じない。
客引きはフレンドリーで、無茶を言わないし、値段もほぼ正価。
時折ふっかけてくることもあるが、他の街より数百倍マシ。

ダハブメイン通り
条件④ まったり派にも、アクティビティ派にも
心地よい気候の中、何もしない。
もちろん、これもダハブでのサイコーの過ごし方。
ただその他にも海が目の前なので、シュノーケリングやダイビング、
ちょっと足を伸ばしてシナイ山登山など、アクティビティも豊富。
まったり派にも、アクティブ派にもお勧めな街です。

メイン通り目の前の海
こんな感じで日々、まったりかつアクティブに過ごしております。
いやぁ~、ダハブ。
サイコーです!!
↑ 2回目(笑)
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たまにはこんなのもありよね ~この旅初の5ッ星ホテルディナー~
内容に入る前に、前回の記事に誤りがありました。
ルクソールの気温を公式では33度と言いましたが、今日ネットで見たら44度でした。
ガイドに33度くらいと言われたので信じましたが、全然違うし。
まあでも、よくよく考えればそりゃそうだ。
33度なんて日本でもざらにある数字。
ここの暑さは、日本の暑さの比じゃない。
ということで、今日の気温も最低29度、最高44度です。
A・T・S・U・I~!!!!!!!!!!!
さて、ここからが本題。
ルクソール西岸ツアーに行った日の夜、
ツアーで仲良くなったAYAKAと共に、夕食に行くことに。
昼間の暑さにやられ、食欲が細り気味だった僕は、
地球の歩き方に載っていた韓国料理がとても恋しくなり、
街の南部に位置する高級ホテル街へ向かう。
お目当てのレストランの前に着くと・・・
んっ??
19時半を過ぎているのに、客が全くいないぞ・・・
奥ではオーナーらしき人物が新聞を暇そうに読んでいる。
こういう店は、過去の経験から当たりの確率3割くらい。
AYAKAと目配せしながら、一旦店の前を素通り(笑)
どうしようかと話しながら、メイン通りをナイル川まで歩いていくと、
左手には見慣れた文字が・・・
『Sheraton』

とりあえず行ってみる?的な感じで入ると、そこはもう別世界。
今まで自分たちがいた場所はなんだったのかと思うくらいの快適さです!!
開放感のあるロビーに、ナイル川を望むテラス。
外にはプールがあり、プールサイドではカクテルを片手に談笑する人々。


そして何よりも・・・
サービスをしている人の笑顔にたくらみがない(笑)
当たり前のことが当たり前に行われている空間に、感動しちゃいました。
ということで、結局ディナーはここでとることに。

バイキング代とお酒を含め二人で580E£(9280円)と、
エジプトの物価からすればありえない金額ですが、満足度は◎!!
たまにはこんなんもありですよね。
次の日は、午前中に東岸のハイライト・カルナック神殿を見学。



まあ、思ったとおり特に感動はありませんでしたが・・・
もうエジプトの遺跡はお腹いっぱいです。
ということで今日はこの後、16時のバスでダハブへ向かいます。
※鉄道駅横のバス会社オフィス前発 130E£
いよいよエジプト最終目的地・ダハブ。
思いっきり紅海を満喫してきま~す!!
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灼熱地獄 ~ルクソール西岸観光~
あつい。
アツイ。。
暑い。。。
この言葉を今日何回言っただろう。
どれだけ暑いかっていうと・・・
①ペットボトルの水が熱くなり、形が変形する
②自分で洗濯した脱水不十分の洗濯物が1時間で乾く
③外にいると、人々のやる気が10分で無くなる
くらいの暑さです。
公式の気温は33度でしたが、体感は40度近いとのこと。
5月半ばでこの気温・・・
エジプト南部、恐るべしです。
そんな今日は、ルクソール西岸をまわるツアーに参加してきました。
暑さで軟弱になっている自分は、個人でまわることなんて最初から考えず、
ルクソールに着いたその日に、ツアーを申し込みました。
※たぶん、これが正解だと思う
移動は全てAC付のバンだったので、移動中は快適でした!!
今回参加したツアーは、代表的な王家の墓→アラバスタストーン工房→
ハトシェプスト女王葬祭殿→王妃の谷→メムノンの巨像をまわるコース。
他にも貴族の墓やラメセス3世葬祭殿など有名なスポットはいくつかあるが、
遺跡関係にそこまで興味のない僕には、これでも十分な内容だった。

灼熱ツアー

ハトシェプスト女王葬祭殿

勝手に人の写真に写りこんできて、バクシーシを要求・・・

アラバスタストーン工房

原石

完成品

ロバート夫妻は今日も仲良し
ツアーの感想を一言。
『A・T・S・U・I』
以上(笑)
★今日の一枚

ルクソール一うまいというコシャリ。
たしかに、他の店よりかはおいしいと思ったが・・・
どうやら僕はコシャリが好きではないようです。
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フルーカでのナイル川クルーズ ~太陽と水の恵みを全身に浴びる~
僕はエジプトに来て、どうしてもやりたいアクティビティが二つあった。
一つは紅海でのダイビング。
これは次の街で存分にやろうと思っている。
そしてもう一つが、ナイル川クルーズ。
クルーズといっても、大きな豪華客船でのクルーズではない。
※もちろんやりたくてもそんなお金はなし
フルーカという帆船での川下りだ。

フルーカ(ファルーカ)
動力はもちろん風。
船の中はこんな感じで、夜はもちろんこの船の上で雑魚寝。

クルーズのメンバーは、エジプシャンのキャプテン1人と、
イングランド人、スペイン人×2、カナダ人×2、韓国人×2、と僕。

キャプテン兼コック兼ガイド
なかなか国際的なメンバー。
楽しくなりそうです!!
このクルーズの目的は・・・
“何もしないこと”
古代から絶え間なく流れ続ける川を眺め・・・
乾いた大地に恵みを与える川で命の源となる水を感じ・・・
ナイルのほとりに沈む夕日を眺め・・・
夜には数え切れない星を眺め、朝には朝日を拝む・・・

真っ青な空に映える白い帆

船長代行・カロリーナ

お調子者のカナダ人×2

澄んだ水が気持ちいい

意外に綺麗だったナイル川

現地の人とも交流

リラックスした船内

一番仲良くなったスペイン人・ハビエル

ナイルのほとりに沈む夕日

夜空。僕のカメラではこれが限界・・・
たぶんこの地では過ぎ行く日々の当たり前な一日なのかもしれないが、
僕には、とても贅沢な一日だった。
アスワンでは、他にもイシス神殿やヌビア村など様々な観光ができる。
ただ、僕のようにアブ・シンベル以外に興味は・・・という方におススメなのが、
アブ・シンベルツアーと同日でのフルーカツアー参加。
アブ・シンベルへのツアーに参加するために早起きして疲れた体には、
このフルーカの揺れは心地よく、船内は風も通るのでかなり涼しい。
体を休めるにはぴったりな場所だと思う。
これでビールを飲んだ日には・・・
たまりませんっ!!

ビールは川の水で冷やします
フルーカで1泊した後は、ミニバスに乗り換え、ルクソールへと向かいます。
途中、二つの神殿に寄り、14時ごろルクソールに着いてツアーは終了。

道中は牧歌的です

EDFU TEMPLE


中にいた男が教えてくれたクレオパトラ(たぶん)
ルクソールでは、ミニバスで一緒になったイングランド人夫婦と行動しています。

この二人、日本で2年間働いていたこともあり、日本語がとても上手。
特に夫のロバートは、数ヶ国語を操ります。
しかも、働いていたのは高知とレア度満点!!
※高知県民のみなさん申し訳ありません
僕も3月に高知には行ったばかりなので、すぐさま意気投合し、
ご一緒させてもらっています。
明日も一緒に西岸のツアーに参加予定。
ロバートはいつもジョークばかりを言い、好奇心旺盛で子供みたい。
奥さんのマリアンはしっかり者で、はしゃぐロバートをいつもなだめているけど、
しつこい客引きが来るとロバートの後ろに隠れ男に頼る、女の子な一面を覗かせます。

頭から光を発するマリアン
結婚して9年目といっていたけど、二人を見ていると、まるで付き合い始めの恋人みたい。
『結婚っていいもんだな~』って素直に思える二人。
・・・
んっ??
結婚して9年??
この二人何歳なんだろう。
見た目はどう見ても20代・・・
明日聞いてみよっ!!

ナイル川に沈む夕日

ルクソール神殿前の広場

闇夜に浮かぶルクソール神殿
≪ツアー料金≫
アスワンの宿でパッケージにしてもらった。
最初、宿泊費30+アブ・シンベル70+フルーカ120=220E£だったが、交渉して200E£へ。
ただ、どれがどのくらい割引されたかは不明。
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世界遺産の起源に迫る ~アブ・シンベル神殿~
AM2:30起床。
眠い。。。
でも、アブ・シンベルに行くにはこの時間に起きなければならない。
※格安のツアーは全てこの時間
AM3:00に朝食を食べ、AM3:30に迎えに来たバスへ。
街の郊外で、他の観光客と一緒になり、みんなでアブ・シンベルへ。
アスワンから、アブ・シンベルまでは3時間の道のり。
途中で見た日の出が印象的だった。

AM7:00、アブ・シンベル神殿に到着。

ドーン!!
ご存知の人も多いと思うが、ここは世界遺産の起源となった場所。
※1960年代、ナイル川にアスワン・ハイ・ダムの建設計画により、
水没の危機にあったが、ユネスコによって、国際的な救済活動が行われた。
1964年から1968年の間に、正確に分割されて、約60m上方、
ナイル川から210m離れた丘に移築された。
このことが、世界遺産の創設のきっかけとなった。
By Wiki
てか、この神殿を湖に沈めようとしたエジプシャンが凄い。
昔も今もほんとエジプシャンは変わらない・・・
神殿を建てたのは新王国時代第19王朝の王、ラムセス2世。
大神殿は太陽神ラーを、小神殿はハトホル女神を祭神としている。
僕の記憶が正しければラムセスⅡ世は、エジプシャンミュージアムにいた彼だ。
この神殿の規模を考えれば、彼がいかに偉大なファラオだったかがわかる。


向かって左が大神殿、右が小神殿

近くに寄ると、解体された跡がよく見えた

神殿の前に広がるのは、ナセル湖。
この湖の向こうはスーダンらしい。
ずいぶん遠くまで来た気がする。
今回の旅ではこれ以上南に行かないが、
ヌビア人の多く住むアスワンを見て、アフリカに来たんだなぁ~と感じた。
エジプトに着いた当初、行くか行かないか迷ったが、本当に来てよかったと思う。

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