北習志野「SAKURAピアノ教室」〜先生の花まる日記

綺麗な会社は潰れない？！

以前なにかの文章で、ある会社の社長さんが「綺麗にしている会社は潰れない」と仰っていました。理由は書かれていませんでしたが、私には何となく分かる気がしました。思うに…私だったら、のたらばで考えると、その会社、あるいは仲間、またはそこを訪れるお客様を大事に思っていること。3つ揃わずとも、会社には不満を持っていても、訪れてくれるお客様を大事に思っていれば、塵を拾い、斜めのモノを真っ直ぐに整えるのではないでしょうか？？その思いが誠意として伝わるのではないかな〜〜なんて思います。皆さんはどう思いますか(´∀｀)？？教室HPはこちらです

ピティナステップはどうかな？？

この四月からレッスンを始めた小1生徒君。教本はグローバーとバーナムを使っていますが、ある日、グローバーの教本の曲を弾いていて、「僕この曲人前で弾いてみたい！！」と言うではありませんか！！ある生徒さんからは、ブルグミュラーコンクールは出ない、と振られていたので、朗報です＼( 'ω')／♪気軽に人前で演奏でき、かつ講評を頂けるピティナステップだと、きっと次への意欲に繋がるはず。ということで、今日のレッスンでステップの概要とお母様へのお手紙を生徒君にお渡しします。ステップは課題曲、自由曲それぞれ1曲ずつです。課題曲はグローバーから、自由曲は「はじめてのギロック」からが良いかな〜と思ってます。人前で弾いてみたい！！と力強く言ってくれた生徒君。気が変わっていないといいな〜〜(^^;)教室HPはこちらです

リブログ記事”習い事を探そうの旅。その①”

ステージマナー

演奏会や発表会、そしてコンクール…ステージマナーというものがありますね。みなさんはどのようにされていますか？私は演奏会やコンクールで他の方のステージ上での振舞いを見て、いいな、と思ったものは自分にも取り入れるなどして、自分なりのステージマナーがあります。その前に、発表会とコンクールでは多少違いがありますね。ここではコンクールについて。コンクールはステージマナーも審査対象になります。まず舞台袖からステージ中央に出るまでですが、時間制限があるので、余りゆっくり出ていくのはどうかな？と思います。できれば颯爽と、足音のしない靴を履いた方が良いと思います。そして大事なのは、姿勢と表情。背筋を伸ばして、顔は下を向かないこと。気持ちアゴを上げる位で、表情は柔らかく。 軽く微笑みを浮かべる方が見ている側としては良い印象を受けると思います。演奏曲が暗くディープな曲でもそれは同じです。そして中央まで来たら観客席への挨拶。目線については、人それぞれのようですね。見渡すように見る方、遠く一点を見る方…私は後者の方が好きです。その次に椅子の高さ調節ですが、背もたれ式椅子の場合は、もちろん前を向いた状態(つまり観客席に背を向けない)で、背もたれのないコンサート用の椅子の場合は座った状態で調節出来ますが目線は左側(観客席とは逆側)を向いた方が良いと思うのですが、さてどうでしょう(^^;; ？？そして調節が終わってから弾き始める間の時間。気持ちを集中させてから弾きたいものの、ここも余り時間を持たせ過ぎてしまうと、見ている方をはらはらはらさせてしまうので、5〜6秒間位が理想かなと思います。ところで私はO脚です(〃ω〃)。ロングドレスは持っていないので、膝下ワンピースを着て演奏の時は、膝をくっつけることに必死なのでした(^^;;特別なこの日のために、日頃から姿勢や表情に気をつけたいものですね^_^教室HPはこちらです

日常と音楽

最近レッスン以外で音楽を聴く機会がめっきり減りました。。耳がお疲れのようです。しかし‼︎第一線で活躍されている音楽家、アーティストは音楽こそが日常であり、またイチ音楽オタクでもあります。スガシカオさんは以前ブログで、年間100回位はコンサートに足を運ぶとおっしゃっていました。また、ピティナステップのアドバイザーをなさっているとある先生は審査などで年間3000曲は聴いているとおっしゃっていました。音を聴く耳は当然研ぎ澄まされますよね。私も学生時代はとにかく色々なジャンルの音楽を聴いていました。ソウル、ファンク、ラップにアシッドジャズ…最近また聴き始めたダニー・ハザウェイ。1番好きな「little getto boy」。伸びやかな声、ダニー自身と思われるオルガンの演奏、、、今の自分にしっくり来るのはダニーハザウェイがクラシック音楽出身者であるからかもしれません。同時期にマーヴィン・ゲイがいます。ダニーもマーヴィンも哀しい最期でこの世を去っています。でも彼らの音楽は、死後もなお世界中の人々に愛され続けています。

讃美歌

高校時代、環境の変化や色々なことが重なり、心の病に侵された時期がありました。通っていた高校はキリスト教教育の学校です。学校に着くと授業の前に礼拝があり、聖書と讃美歌の本を持ち礼拝堂に向かうのが日々の日課です。しかし私は朝からずっと沈鬱な気分のままです…10分ほど先生の聖書のお話が続くのですが、つまらないわ、朝早いわで大抵の生徒が皆コックリコックリ(^^;;そしてそのお話がようやく終わると、皆立ち上がって讃美歌を歌います。ピアノ伴奏は生徒、壇上で声を張り上げるのは先生 笑あまつみたみの〜地にあるものも〜〜ちちこみたまよ〜神を讃えよう、神を讃えよ〜アーメン…あの心の病で辛い時期、私にとってこの讃美歌を歌う時間が1番の楽しみでした。歌うことはあの頃そんなに好きではなかったはずなのに、別に信者でもないのに。やがて夏休みに入り、長いお休みを経ると、心の病はすっかり治っていました。振り返ると、あの時、あの学校に入り、讃美歌を歌う時間があって良かったな〜と今でも思います。讃美歌で病が治った訳ではないけれど、心を解放してくれる瞬間であったことは確かです。そして生涯の大親友にも出会うことができました。そしてその礼拝堂には日本にも数台しかないフランス製のパイプオルガンがありました。その学校は横浜港を見渡せる丘の上に今でも変わらない姿でたっているのでした。

伝わる演奏をめざして

練習中のファジルサイの「Ses」。実はこれから受けるコンクールの予選曲であります。そして、去年受けたコンクールの本選の時に弾いた曲でもあり、その際は審査員の方から貴重なアドバイスを頂きました。さて、再度細かい部分を見直しです。冒頭のレミレ〜のフレーズたった3音、されど3音私が弾くとどうしても最初のレが尖がった音になってしまいます(運指は4-5-4)。理想はレミが同じエネルギーで、3つめのレがやや力を抜いて次に繋げたいところ。次にフレーズの捉え方。カッコ部分をワンフレーズとすることにしました。長いですね。この曲のメインフレーズ。espressivo、表情豊かに、の表記。リピートがあるので、1回めは、私としては、抑制された、ボソボソ独り言のようなイメージで弾きたいのですが、それをespressivoらしく弾くにはどうしたら良いのか。。心の中で「こう弾きたい、表現したい」というイメージを持つことは、演奏をする上での大きな目標です。でも、その「表現したい」が、聴いている人に伝わらなければ意味がありませんよね。予選まで時間がありません。どうやって弾けば伝わるかな？？そんなことを考えつつ、また暑さと闘いながらの毎日です( ；∀；)教室HPはこちらです

夏の健康作り

連日の猛暑ですでに夏太りになりつつあります。え、暑いから食欲ないのでは？！と思われそうですが、夏だと身体が危機反応を起こすのか、逆にいつもより食欲が増し、さらに暑いため身体を動かさなくなり太るのです‼︎という訳でウォーキングなど意識的に身体を動かし、健康維持に努めなくては。ウォーキングは早朝5時位か、もしくは夕方から夜の間。早朝だと空気がきれいで車もあまり通らず快適です。夕方から夜の散歩は、火照った身体に風が通り抜け、本当に気持ちが良いものです。本日は早朝ウォーキングをしてまいりました。散歩の後の野菜ジュースが美味しいです＼( 'ω')／教室HPはこちらです

ロシアン奏法を学ぶ

本日はかねてより関心を寄せていた、ロシアン奏法のセミナーに参加してまいりました。講師をされた「ロシアンメソッドピアノ研究会」を主宰されている松田紗依先生は、かつて学生時代に腱鞘炎にかかってしまい、演奏活動、教えることから離れ、渡英します。そして改めてこれからのピアノ人生を考え始めた時に、スラミィタ・アロノフスキー教授に出会い、1音からきっちり学び直すため、ロシアン奏法の指導を受けることになりました。その時に学んだことが、今でも指導の核になっていると仰いました。さて脱力について。力を抜き、下に手をブランとさせた状態の手の形のまま鍵盤に手を置きます。指のぷっくりと膨らんだ部分を当て、全ての指が鍵盤に吸い付くように、鍵盤のつるんとした感触を味わうように置くこと。そして肘は鍵盤と同じ位の高さで。参加者1人ずつ、3の指でミを弾き、直々に先生に正しいフォームかチェックして頂きました。私は打鍵の後、手を斜めに上げてしまうクセをご指摘頂きました。打鍵の後は手首から真っ直ぐ上に上げることが大事です。私のように斜めに上げてしまう場合は、小指から置くとフォームを保ちやすいそうです。さらに大切なのは、野球のバックスウィングなどをイメージして、弾く前に手の息を感じること。この脱力を導入期から学ぶ教本は、カワイ出版より「ピアノレッスン」シリーズとして出版されています。また月に1回、先生主宰の「ロシアンメソッドピアノ研究会」が行なわれ、指導者のグループレッスンが行なわれているとのことです。詳細は先生のオフィシャルサイトで確認できます。↓松田紗依オフィシャルサイト 音のアトリヱ教室HPはこちらからどうぞ

私の読譜時間

ピアノは譜読みに始まり、読譜、楽曲分析、弾き込み、苦手箇所の部分練習といった様々な行程を経て、最後は暗譜で人前で演奏することが一般的な流れだと思います。さて、私にとって、この行程の中で難しくもあり、また一番楽しい作業が「読譜」です。何度か人前で演奏した、ファジル・サイの「セス」。また近々弾く予定があるため、改めて見直しです。写真は全て以前の書込みです。さてこちらはペダル表記はありません。ペダルをつけようかどうしようか？？a－gis－hのフレーズにブリッジペダルをつけようか、それとも最後のfisにアクセントがあるのでこの箇所だけ浅く踏むか…という風に試行錯誤します。この箇所はペダル表記があり、しかもクレッシェンドで伴奏型の動きが速くなるため、意識しないとメロディラインがぼやけてしまうため、こんな風に書いたのだと思います。ここは、勝手にmarcatoと書込みましたが、次の小節で転調、アーティキュレーションが変化するため、転調前の1フレーズを印象づけたかったため、このような書込みになったようです。(すべて過去形です 笑)こちらは、外出時の空いている時間に見られるようB5に縮小して製本したコピー譜。家より外での方が読譜が捗る時もあるものでして…ところで最近様々な年代の方が電車の中などで楽譜を見ているのを見かけます。暗譜しているのかな〜？それとも譜読みしてるのかな？？そんな光景を見ると何だか嬉しくなってしまいます^_^教室HPはこちらからどうぞ