登場人物紹介
くわしくはこちら登場人物紹介
2022年1月
母の入院をきっかけに
認知症の父の介護が始まりました
泊まり込みワンオペ在宅介護と
ショートステイ併用期を経て…
2023年1月
父、特別養護老人ホームに
入所しました
母は今も入院中
母の入院
2023年3月
実家じまい完了
2023年12月
父、老衰と診断され
看取りケア期に移行
2024年1月
父、永眠
2024年4月
母、胆管炎になり
かなり危ない状態に…
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前回までのあらすじ
遺族年金の手続きに行ったら
職員さんがこわくて震えたけど
なんとか手続きが済んだ
はじめの回はこちら
父の住民票除票を取るのを忘れていて
遺族年金の手続き時に
年金事務所に提出できませんでした
翌日取って送る!
と宣言した通り
年金事務所に行った翌日
父の住民票のあった役所に行きました
父の住民票除票を取得した後
すぐに封筒に入れて
役所の前のポストに投函
これにてミッション完了
おつかれさまでした〜
わたしの中では遺族年金の手続きは
すっかり済んだものとして
心の完了ボックスに格納されました
ところが
年金事務所で職員さんとの戦い
遺族年金などの手続きを終えてから
一ヶ月が経とうという頃
年金事務所から電話がかかってきました
電話をかけてきたのは
忘れたくても忘れられない
ナイフのように切れ味鋭いあの職員さんでした
職員さんは言いました
「返送期限を過ぎたけど
不足書類が届いていない」
不足書類とは
父の住民票除票のこと
嘘⁉︎
役所で取った後、すぐにポストに入れたよ!
「送りましたけど」
「いつ送りました?」
手帳を確認すると
年金事務所で手続きした翌日に
送っていました
そのことを告げると
「あっ、ありました」
あー、よかった
と思ったのも束の間
「世帯全員」と記載がない
と言われました
その確認が取れていなくて
処理が保留になっていたと
えっ
住民票の除票ですよ?
世帯全員とか一部とかないですよね?
このあたりの市の除票には
世帯全員の記載があると職員さんは言いました
そんなこと言われても
遺族年金の手続きをした市と
父の住民票があった市は違うし
県も違うので…
っていうか
住民票除票に世帯全員とかなくない?
「世帯全員としても
一人だから同じじゃないですか?」
「それでも世帯全員じゃないとだめです
窓口で請求する時に『世帯全員の』と言って
手続きしてますか?」
申請する時に
世帯全員か一部かと選べるなら
世帯全員にしてるはずだけど
そんな記載はなかった
…と思う
面倒になって
「『世帯全員の』と言って手続きしました
」
と答えたら納得してくれました
で、電話を切ったのですが
後で父の住民票があった市のホームページで
申請用紙のフォーマットを見てみたけど
除票に関しては
世帯全部とか一部
といった記載はありませんでした
そもそも
年金機構の遺族年金の提出書類のページにも
「住民票除票は世帯全員じゃなきゃだめ」
なんて書いてない
こちらに非はないのに
責められた感じがして気分が悪いです
世帯全員の記載の有無について
確認しなきゃいけないなら
もっと早く電話すればよかったよね
「提出済みの書類がまだ届いてない」
と電話したミスを責められたくない
という保身のために
ケチつけてきたとしか思えないのですが…
「提出いただいていたのに
見落としていました
ごめんなさい
これから至急手続きします!」
って言ってくれれば済むことなのに
なんだかもやもやが晴れず
父の住民票除票を取得した役所に電話して
「除票に世帯全員とかあります?」
と聞きました
ないって言われました
さて、その後
無事に遺族年金の年金手帳が届き
母には無事に遺族年金が振り込まれました
母の年金と遺族年金を合わせると
月々の母の入院費が
まかなえるくらいになりました
お金の心配しなくていいとなると
一気に気持ちが楽になります
ありがとう、お父さん