登場人物紹介
くわしくはこちら登場人物紹介
2022年1月
母の入院をきっかけに
認知症の父の介護が始まりました
泊まり込みワンオペ在宅介護と
ショートステイ併用期を経て…
2023年1月
父、特別養護老人ホームに
入所しました
母は今も入院中
母の入院
2023年3月
実家じまい完了
2023年12月
父、覚醒不良
看取りケアに移行
看取りケア期
2024年1月
父、永眠しました
こちらもどうぞ
父が亡くなってから8日後
ようやく火葬が済み
遺骨を持ち帰りました
前回はこちら
後飾り祭壇を組み立てました
組み立てキットの中には
お線香やお線香立てが入っていましたが
お線香は焚きたくない
だって
火事が怖いから…
しかし
お線香を焚かなくても
いいのでしょうか?

お通夜では
お線香を絶やすな
とか
四十九日が済むまでは
故人は線香の煙を食べる
とか
聞いた記憶が蘇ってしまいました
迷信といえばそれまでだけど
ちょっと気になります
葬式にお坊さん呼ばないのに
そういうところを気にするのは
我ながら矛盾を感じますが
こういうのは気持ちの問題なので
お線香を焚かなくてもいい
という後押しが欲しい

ネットでいろいろ調べたところ
お線香には
空気中の雑菌を抑えたり
においを軽減する作用があるため
お通夜の間
お線香を焚いていた
という話がヒットしました
むかしは
家でお通夜をやるのが当たり前だったし
今のように冷房や
ドライアイスもないでしょうから
お線香を焚くことには
供養以外にも意味があったんだろうな
と納得できました
故人は線香の煙に導かれてあの世に行く
とか
故人があの世で煙や香りを食べる
と聞いた方が
お線香を絶やしてはいけない
と心に刻み込まれるから
長く言い伝えられてきたんでしょうね
父はきっと
わたしたちが火事に怯えながら
線香を焚いても喜ばないと思うので
お線香は焚かず
おりんを鳴らして
手を合わせています
故人を想う気持ちが大事
お線香について調べていたら
キンモクセイの香りのお線香を見つけました
かつて父とキンモクセイを観て
香りをかいだ思い出があります
キンモクセイの香りのお線香で
過去に思いを馳せるのも
いいかもしれませんね
お手入れ不要な枯れないお花と
いい香りのお線香のセットは贈り物に
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