特養にいる父に会いに行きました。

 

 

わたしが帰ると言ったら、父はせっせと起きあがろうとしました。

 

いつもなら眠たそうにして寝てしまうのに、

「行かなくちゃ行かなくちゃ」

と起き上がります。

 

「お父さん、どこに行くの?」

と尋ねると、

「おれはどこに行くんだろう」

と呆然とする父。

 

娘「お父さんは、今日はここに泊まるんだよ」

父「あんたも泊まるの?」

娘「わたしは帰るけど」

 

起き上がった父は、さらにベッドから降りようとします。

 

父を歩かせるわけにはいかないので、車いすに乗るよう誘導。

 

手すりにつかまれば立ち上がることはできるけど、まだまだ足取りはおぼつかない父。

 

ちなみに、足の痛みはもうないそうです。

 

会った時からぼーっとしているし、ベッドに横たわっても眠らないし、今回の父は様子がおかしいです。

 

お薬のせいなのかな。

 

 

歩けないことを忘れて立ち上がろうとする父を落ち着かせるため向精神薬が投与されています。

 

父の故郷の写真を見せたのもよくなかったのかな。

 

 

 

 

 

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