'24.4/13④【観戦記】東京女子 北沢大会 ④ | ~‡コキュートス‡~

'24.4/13④【観戦記】東京女子 北沢大会 ④

(−A−)という事で…

今更感満載ながら…4/13(土)、東京・北沢タウンホールで開催された東京女子プロレス『TJPW LIVE TOUR 2024 SPRING』の観戦記をお送りしております。

前回記事で全6試合中のセミファイナルまでの紹介を終えましたので、今回はメインイベントに絞って紹介しますね。



■4.13北沢タウンホール大会のメインイベントは、この日を以て東京女子プロレスを卒業・プロレスを引退する長野じゅりあが、"真拳空勝" のパートナー・宮本もかと一騎打ちを行った『長野じゅりあ卒業記念試合』☆
長野じゅりあ、そして対戦相手の宮本もかは、今大会の第1試合にも出場…2人のコンビ"真拳空勝" に鳥喰かやを加えたトリオで見事勝利しましたが、今度は対角線で闘います◎

(↓長野じゅりあ卒業記念試合開始を告げる難波小百合リングアナ♪)

先ずは「主役」の "黒帯天使" 長野じゅりあが入場。
第1試合の6人タッグマッチでは赤コーナーでしたが、先輩でもある宮本もかとの対戦という事でか、この試合では青コーナーです。
青コーナーは私の席に近いコーナーでしたが…↓な姿が撮れました。

いよいよ最後の試合を迎え、何を思っていたのでしょうか……

同じ空手出身という共通項から、じゅりあのデビュー戦のタッグパートナーを務め、その後 "真拳空勝" と命名されるタッグチームとして共に闘ってきた "大和撫子ファイター" 宮本もか。
じゅりあの東京女子卒業が発表された時、引退試合がタッグマッチなら隣に立ったのは宮本もかだったでしょうし…シングルマッチなら対角線に立つのは宮本もかだろうと、おそらく多くのファンが予想していたんじゃないでしょうか。
私からはもかの表情しか見えませんでしたが…↑の笑顔から一変してシリアスな表情でじゅりあと試合前の握手。

試合開始のゴングが鳴ると、じゅりあはいつも通りに空手の構えを見せ、打撃を繰り出して行き…もかはしっかり捌いてグランドに持ち込みますが、じゅりあは寝技を凌いで立ち上がります。 

リストの取り合いからヘッドロック、ロープワークとこれまで学んだ基本的なムーブをもかと繰り広げたじゅりあ。


もかがペースを握るも、じゅりあは打撃から反撃し、攻勢に出ます!


しばしじゅりあの攻撃が続きましたが、やがてもかが反撃…変型コブラツイストから必殺技・羅生門に変化しようとするも、これを阻止したじゅりあは、もかのお株を奪う四方投げ!


じゅりあ乱舞と呼ばれる打撃の連続攻撃からブラジリアンキックを決めたじゅりあは、必殺の旋風脚を繰り出しますが…これをかわしたもかが零戦キック! 

 

膝立ち状態で袈裟斬りチョップを打ち合う両者…2人の感情が迸ります。。。

チョップ合戦から一転、蹴りを決めたじゅりあは、立ち上がると再び旋風脚を繰り出しますが…これをガードしたもかは、ボディへの正拳突き!

そして…捻りを加えながら投げる変型ブレーンバスター "鴻臚館(コウロカン)" を決めて、じゅりあをフォール!

タッグパートナーであり、東京女子で最も関係の深かっただろう宮本もかが、長野じゅりあをしっかり "介錯" する形で、プロレスラー長野じゅりあは最後の試合を終えました。。。


決着後、お互い近付いて抱擁し、涙を隠せない両者…

その後、勝利した宮本もかが、堂々と勝ち名乗りを受けますが…
再び泣きながら何事か語り合う両者…

マイクを取ったもかは、しばし言葉に詰まった後「じゅりあさん、今日は闘ってくれてありがとうございます。じゅりあさんとは同じバックボーン、空手だし、じゅりあさんのデビュー戦から一緒に組んで、シングルでも何度か大きな会場で闘わせてもらったり、タッグでベルト挑戦したり、すごい…自分のプロレス人生にとって大きな存在の人だったので、その大きな存在の人が引退、卒業するのは凄い寂しいし、本当は卒業してほしくないって思っちゃうんですけど……じゅりあさんのこれからの未来、幸運を祈ってます。ありがとうございます」
「じゅりあさんが東京女子プロレスに入ってくれて、本当に本当に嬉しいし、凄い大きなご縁だなと思ったし。本当に東京女子プロレスに入ってくれてありがとうございました」
もかの飾らない感謝の言葉を聞き、じゅりあは泣き顔でハグと握手。

ここで、真拳空勝vsでいじーもんきーとして何度も闘ってきた鈴芽&遠藤有栖より色紙が贈呈されます。

続いて、この日の第1試合の6人タッグマッチで最初で最後の対戦をした愛野ユキから花束贈呈。

じゅりあがマイクを持ち、涙を堪えながら挨拶。

「皆さん、今日はお忙しい中お集まりいただき、ありがとうございました。笑顔で挨拶したかったんですけど、ちょっと感情がコントロールコンつかなくて。結構…そうですね、SNSの発信とか、結構TikTokやるんですけど文字で打つのが苦手だったとか、やっぱりフル参戦出来なかったっていうのは自分の中で引っ掛かりはあったんですけど、それでも皆さんが本当に最初から温かく迎えて下さって、応援して下さって、そして先輩方、新しく入った後輩とかも本当にたくさん話しかけてくれて、誘ってくれて、色々アドバイスをいただいて。こんな素敵な団体に来れて…2年ちょっとだったんですけど、私の中でかけがいの無い2年ちょっとになりました」

「…ちょっと何言うか忘れちゃったんですけど、とりあえず皆さんも東京女子が本当に大好きだと思うし、私も東京女子が本当に大好きになりました。これから私はファンとして東京女子を応援して行きます。勿論皆さんも、東京女子をこれからいっぱいいっぱい応援して下さい。こんな素敵なところに来られて、私は本当に幸せでした。短い間でしたが、ありがとうございました!………押忍!」

四方に礼をし、難波リングアナより最後のコールを受けた後…テーマ曲が流れ、会場から「じゅりあ」コールが起こります♪

他の選手たちもリングに集合し、全員で記念撮影◎
(↑余談ですが、青コーナーのコーナーパットで見えない場所に難波さんがいます…笑)

記念撮影後、1人1人順番に言葉を交わしながら、握手やハグを交わして行きましたが…


握手から入る選手、飛びつくように抱きついていく選手、じゅりあの方からハグしていくパターンもあったり…それぞれの選手の個性や、じゅりあとの関係性が見えて面白かったです♪



(−A−)そして…


最後に握手を交わしたのは、やはり宮本もかでした◎

1人リングに残ったじゅりあは「ありがとうございました!」と叫び、客席の四方に正座して礼…
「じゅりあ」コールの中を、名残惜しげに手を振りながら花道を下がって行きました。。。


↓はYouTubeに上がっていた公式動画…第1試合のダイジェスト、メインイベントの入場シーンに試合ダイジェスト、試合後のマイク等、そしてじゅりあともかのバックステージインタビューがまとめられているので、よかったら観て下さい♪


また、↑のYouTube動画にも入ってますが、↓は長野じゅりあのバックステージインタビューのみの動画になります。 

 

(−A−)そんなこんなで…


14:45頃、大会は終了。この後は出場選手のサイン会が行われましたが…今回の記事は、とりあえずここで区切りますね。


次回はサイン会で私が回った選手(とリングアナ・笑)の紹介を中心とした記事になるかと思いますが、また更新されたら見て下さいませ。


(゚∀゚)押忍♪


(−A−)y~ムフフ











老婆心ながら(?)、限定参戦で試合数が少ないという事は他の選手たちと触れ合う機会も少なかっただろうし、和気藹々としたイメージの東京女子の中で浮いちゃってないかな?馴染めてないんじゃないかな?とちょっと心配してた部分が無きにしも有らず。だったんですね、私。ですが、この日のじゅりあさんや他の選手たちの様子から、ちゃんと馴染んでたし "仲間" になれてたんだな♪と思えたので、余計な心配してたみたいです(苦笑)


「こんな素敵なところに来られて、私は本当に幸せでした」というじゅりあさんの台詞、グッと来ました……本当、良かったです♪