'24.4/13②【観戦記】東京女子 北沢大会 ② | ~‡コキュートス‡~

'24.4/13②【観戦記】東京女子 北沢大会 ②

(−A−)という事で…

4/13(土)に東京・北沢タウンホールにて "長野じゅりあ卒業記念試合" をメインに開催された東京女子プロレス『TJPW LIVE TOUR 2024 SPRING』の観戦記を、前回記事より書いております。



■4.13北沢大会オープニングマッチは、"真拳空勝" 宮本もか&長野じゅりあに鳥喰かやが加わったトリオと、愛野ユキ&原宿ぽむ&鈴木志乃が激突した6人タッグマッチ☆
今大会で東京女子プロレスを卒業・プロレスを引退する長野じゅりあは、"卒業記念試合" としてメインイベントで宮本もかと一騎打ちを行うため…長野じゅりあと宮本もかは今大会2試合を行うダブルヘッダーとなります。

このダブルヘッダーはちょっと予想外だったんですけど…考えてみたら、昨年12/6に同じ北沢タウンホールで東京女子を卒業した坂崎ユカも第1試合とメインイベントのダブルヘッダーをやってましたし、ある意味で1つの "卒業の定番" 的なマッチメイクなのかも知れませんね。


先ずは青コーナー、愛野ユキ&原宿ぽむ&鈴木志乃が入場。

↓アップアップガールズ(プロレス)の鈴木志乃。つい先ほどはアプガプロレスのメンバーとして歌い踊っていたんですが、その直後に今度はプロレスラーとして登場です。

↓"原宿KAWAII系レスラー" 原宿ぽむ。この人が出てくると、会場がパッと楽しい雰囲気に包まれますね♪

↓"バーニングヴィーナス" 愛野ユキ。水波綾との "ユキニキ" で保持していたプリンセス・タッグ王座を3.31両国国技館で鈴芽&遠藤有栖に敗れて失ってしまっただけに、巻き返しを図りたいところです。


続いて赤コーナー、長野じゅりあ&宮本もか&鳥喰かやが入場。

↓"ペルソナレディ" 鳥喰かや。2.24大阪大会では長野じゅりあにシングルマッチ初勝利を献上する形となりましたが…この日は仲間としてサポートします。

↓"大和撫子ファイター" 宮本もか。メインイベントでは "真拳空勝" のパートナーでもあるじゅりあの卒業記念試合の相手を務めますが、この第1試合は「組んで闘う最後の試合」となります。

↓この日の主役として2試合が組まれている "黒帯天使" 長野じゅりあ。先ずはこの第1試合の6人タッグマッチに登場です。

リング上に6選手が揃い、レフェリーが各選手のボディチェック。
(−A−)青コーナー側の3選手は…

意外にもじゅりあと闘った事が無かったのかな?3人の様子を見てるのそんな感じがしたんですが…調べるのはちょっと大変なのでやめときます(笑)

そんなわけで(?)、赤コーナー側の先発がじゅりあだと分かると、青コーナーの3人はそれぞれ先発の意思を見せましたが…最終的にはリーダー格の愛野が有無を言わせぬ感じで先発!

ゴングが鳴ると、じゅりあはいつものように空手の構え◎
こうしてじゅりあvs愛野の緊張感のある攻防で試合が始まりましたが…ロープに走った愛野にぽむが強引にタッチして交代(笑)

ぽむは卒業証書を取り出してじゅりあに授与(笑)

まさかの試合中の卒業証書授与で油断したじゅりあを丸め込むぽむでしたが、カウントは2(笑)

今度は志乃がぽむに強引にタッチし「私も(じゅりあさんと)闘いたい」とリングインしましたが…この間に、じゅりあはもかに交代しており、唖然とする志乃(笑)

もかが志乃を攻め、じゅりあに交代…じゅりあ優勢も志乃が反撃、タッチを受けた愛野がじゅりあを圧倒!

愛野から代わったぽむもじゅりあを攻めますが、じゅりあが反撃して鳥喰にタッチ、鳥喰がぽむを攻める…といった感じで、各選手が見せ場を作っていきます。


その後、愛野とじゅりあの顔合わせになると、愛野優勢ながらもじゅりあも応戦して見応えある攻防を展開!

じゅりあはもかのフォローを受けてダブルの袈裟斬りチョップ、ダブルの蹴りといった真拳空勝としての連係から…コーナーから飛び蹴り一閃!

愛野から代わった志乃と対峙したじゅりあは空手の構えから攻めこもうとしますが…ぽむがじゅりあの気を引き、志乃が丸め込む!

志乃はスリーパーで締め上げるも、じゅりあ脱出!

ここで、もかと鳥喰が愛野とぽむを蹴散らしてお膳立てし…じゅりあは孤立した志乃に打撃の連続攻撃 "じゅりあ乱舞" から必殺の回転ハイキック "旋風脚" を決めてフォール!

メインイベントでの卒業記念試合を前にした長野じゅりあが、先ずは1試合目を自らの勝利で飾りました◎

試合後はノーサイド、じゅりあは愛野ユキとハグを交わし…
原宿ぽむ、鈴木志乃とも健闘を称え合いました。

↓寄り添うように退場するじゅりあ、もか、鳥喰…じゅりあともかは、この数試合後にメインイベントで対角に立ちます◎


■第2試合は、"the casual beauty" 上福ゆきにアップアップガールズ(プロレス)の新メンバー・高見汐珠が挑んだシングルマッチ☆

高見汐珠(タカミ・ウタ)は、昨年6月に練習生ウタ(仮)としてアップアップガールズ(プロレス)の新メンバーとなり、今年3.3新宿大会で高見汐珠のリングネームでプロレスラーとしてデビューしたばかりの新人選手です。

私の東京女子観戦が1.4後楽園以来となるため、選手としては当ブログ初登場ですね。(アプガプロレスのメンバーとしては登場した事あるかも?気になる人は過去記事探って。笑)
初めて喋るのを聞いた時は、ちょっとフニャフニャした感じで(失敬)「大丈夫かな(汗)」みたいに思ったんですけど…アプガプロレスとしてのパフォーマンスやプロレスラーとして闘う時には、人が変わったように活き活きしてる17歳です◎

受けて立つのは、Queen of Asia王者 "かみーゆ" こと上福ゆき。
(−A−)これ、今回改めて思ったんですが…

かみーゆさんのテーマ曲が掛かり、前奏部分(?)からメインのメロディに変わった瞬間に会場中のお客さんが一斉に手拍子を始めるんですよね。

手拍子しやすいテンポなのもあってか、会場のお客さんの一体感さえ感じて、何か気持ちいいです♪
髪を明るく染めたかみーゆ様、ちょっと新鮮ですね◎
ゴージャスなガウンを脱ぎ捨て、試合コスチュームになってもゴージャスな雰囲気は変わらないかみーゆ様♪

かみーゆが173cm、汐珠が150cmと、それじゃなくても13cmの身長差がある両者ですが…先輩への敬意か、汐珠が跪いて握手するもんだから、こんな絵に。(笑)

試合が始まると、果敢に攻めてくる汐珠を「クソガキがあ!」と言いつつ攻撃したり、反撃されると「こわ〜い♪」とかわいこぶった口調で言ったりと、場の空気を持っていく上福(笑)

 

口八丁手八丁で完全にペースを握り、余裕を崩さない上福に対し、必死に立ち向かう汐珠!

ミスマッチ的な対戦ながら、妙に面白いです♪

最後はカウンターのチョップで汐珠をなぎ倒し、得意とするドロップキックから上福が余裕のフォール勝ち!
長身から繰り出すドロップキックは、かみーゆさんがデビュー当時から拘りを持って使ってる技で、ほぼ毎試合披露している技ではありますけど…ドロップキックで試合を終わらせるのを見たのは初めてでした◎
昨年シンガポールで獲得したQueen of Asia王座のベルトを手に勝ち名乗りを受けるかみーゆ様♪

5月にはベトナムの団体『VPW』の初代女子王座決定戦に出場するそうです◎

↓試合後、正座する汐珠の頭をポンポン♪と撫で、座礼する汐珠に「そんな事しなくていいよ♪」みたいな仕草で労うかみーゆ様。
…と思ったら、退場する汐珠の後ろ姿に「早く帰れ」みたいな足蹴にするポーズを見せてました(爆)



■第3試合は、辰巳リカ&らく&七瀬千花と桐生真弥&凍雅&キラ・サマーが激突した6人タッグマッチ☆

先ずは青コーナー…

↓オーストラリア出身の27歳、キラ・サマー。6年前から日本に住み、アニメーターやイラストレーターの仕事をしているそうですが、姉と義理の兄もオーストラリアでプロレスラーとして活躍しており、プロレスラーになる夢を諦めきれず東京女子に入門、3.3新宿大会でデビューを果たしました。

ちなみに、オーストラリア人の夫と息子さんが1人いるそうです◎

↓昨年の3.6新宿大会でデビュー、キャリア2年目に突入し、更なる飛躍が期待される "シルバースノー・クリスタル" 凍雅。コスチュームがガラッと変わりましたね◎

↓青コーナー側のリーダー格は、キャリア6年目の "パッションブルー" 桐生真弥。真弥さんもさりげなく(?)新コスチュームです◎

続いて赤コーナー…

↓3.3新宿でデビューした高見汐珠とキラ・サマーに先駆けて、地元となる2.24大阪大会でデビューした七瀬千花(20歳)。

…躍動感を捉えきれず、写真ブレブレになっちゃいました。すまん(汗)

↓アップアップガールズ(プロレス)の黄色担当にして電車マニア、らく。今大会6日後に同所で行われた演劇仕立てのハイパーミサヲ・プロデュース興行『HYPE!2』では主役を務めましたが…この日の時点では知る由もありませんでした。(笑)

↓赤コーナー側のリーダーは "This is ホワイトドラゴン" 辰巳リカ。
いつものようにコーナー最上段から開脚ジャンプしてのリングイン、いいですね♪


レフェリーのチェック後、正々堂々と握手した両チームでしたが…
その直後、真弥&凍雅&キラが背を向けて青コーナーに戻ろうとするところを、辰巳&らく&七瀬が奇襲!

鉢合わせにされるのを1人抗った真弥でしたが、辰巳らに捕まってしまい、おやすみエクスプレスの餌食に!(笑)

しかし、すぐに反撃した真弥、凍雅、キラは3人でボディスラム競演! 

1人だけ異様に滞空時間の長いボディスラムを決めた真弥は、得意の謝罪式ニードロップ!


キャリアの浅い七瀬が捕まる展開となりましたが、何とか反撃してらくにタッチ。


らくvs凍雅を経て、真弥とらくが一進一退の攻防を見せ…代わった辰巳が真弥にドラゴンスクリューから足4の字を狙うも、防いだ真弥がキラに交代。

キラはトップの一角・辰巳に逆エビ固めを決めるなど奮戦!

辰巳がドラゴンスリーパーを決めると凍雅と真弥がカットしたものの…混戦模様から再び辰巳vsキラの一騎打ち状態となり、再度ドラゴンスリーパーを決めた辰巳がキラをギブアップさせ、貫禄の勝利!

↓勝利してドヤ顔?の辰巳さんでしたが…新人の七瀬の奮戦もしっかり労ってました♪
(−A−)という事で…

第3試合の6人タッグマッチは、辰巳リカ&らく&七瀬千花が勝利を飾りました◎


(−A−)そんなこんなで…今回はここまで!

次回記事では、第4試合のタッグマッチと3.31両国国技館で新王者となった渡辺未詩、鈴芽、遠藤有栖がトリオを組んだセミファイナルの2試合を紹介する予定ですので…更新されたら、またよろしくお願いします♪

(−A−)y~ムフフ










記事内で触れた高見汐珠と同じく、七瀬千花、キラ・サマーも今回が会場で試合を見るのは初めての選手でした。昨年デビューした選手たちも着実に成長しているだけに、今年デビューの彼女たちのこれからの成長にも期待したいですね。


しかし、東京女子も選手増えたなあ♪