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介護のコンプライアンスに強い経営コンサルの独り言

介護・医療業界の制度やコンプライアンスに強い経営コンサルが、これから超高齢化社会を迎える日本の将来や親の介護、子供たちの未来についてちょっとヒントになる独り言。親の介護で困っている人、介護に携わる組織の経営者や職員にも役立つ情報を発信していきます。

こんにちは、
まなぶっちです。


前回は高齢者の人口動向のうち
認知症高齢者の増加予測から、
これからの介護の問題を考えてみました。


私の両親も最近は少し物忘れが多くなったり、
固有名詞が出でこないで「あれ」「これ」
と言って分からなければ期限が悪くなる
なんてことも増えてきました。


そんな感じなので、いずれは認知症になりはしないかと
私と弟たちで心配しているんですが、

当の本人たちは「かあさんあれ出しといて」
「おとうさん、あれどこでしたっけ?」


みたいな投げかけでも会話が通じるみたいですから不思議です。



実家の事はさておき、
認知症高齢者は今後どんどん増えてきます。


私の両親のようにも認知症と診断されていなくても
少し物忘れが目立ってきたな、
なんて人も含めるとかなりの数になるかも知れません。


元気なうち、意思疎通が図れるうちはいいですが


認知症が進むと、火の不始末があったり、
さっきの事を忘れてしまったり、

さらに徘徊といってふらふらと歩きまわるような症状がでたり


その他、異食といって食べ物以外のものを食べてしまう症状や
妄想や暴力的な言動が現れたりして


症状が段々悪くなっていったりします。


最近は脳科学などの分野で研究が進み
認知症の原因や治療法も解明されてきました。


だから、正しい知識をもって早めに対応することが大切です。


しかし、一般の家庭ではなかなか正しい対処なんて
専門知識がないし出来ないのが現状ですよね。


そこでやっぱり専門家の力を借りることになるわけですが
私は認知症の対応には大きく分けて2つのアプローチがあると
考えています。


その二つのアプローチを簡単に紹介しておきますね。

ひとつは医学的なアプローチです。


これは、認知症を病気としてとらえ、
治療していくというアプローチですね。


現在は認知症の進行を遅らせる薬を使った
対応が主ですが、さっきも書いたように
新薬の研究も進んでいます。

私が最も注目しているのはノーベル賞を受賞した
京都大学の山中先生を中心としたiPS細胞の利用した
認知症へのアプローチです。


認知症高齢者に多いアルツハイマー型の認知症では
脳全体が委縮(小さくなっていく)して
記憶障害など脳の機能障害がおこると知られいます。


このiPS細胞を利用すると脳の機能低下した神経を
再生させることが期待できるため、
現在の認知症の進行を抑えるだけの対応ではなく、
認知症を改善することもかなうであるといわれているからです。



もうひつとは生活支援的なアプローチといえます。
医学的アプローチが医療からの側面とすれば


こちら介護的なアプローチといってもいいかもしれません。


認知症の対応には、この生活支援的アプローチが
現在の日本では主流といっていいと思います。


生活支援的なアプローチですから、病院ではなく
自宅や介護施設などでも行うことができるのが特徴で


具体的には、指先を動かして脳に刺激を与えることで
脳が本来そなえている昨日を復活させようとする試みと
捉えて頂ければ分かりやすいと思います。


また、食べ物をよくかむことも認知症予防には
効果的と言われています。


生活面のサポートから認知症を予防していく方法は
現在かなり多岐にわたります。


なかには介護ロボット をつかったものなどの変わりダネあります。


私も実際にクライアント先で介護ロボットが活躍しているのを

目にしたことがありますが、これが結構評判が良かったようですね。


このように介護の事を考える時
認知症の対応は国も認識している課題でもあります。


個人的には認知症にならないような予防を
もっと意識して生活していく必要があると感じています。



本日もお読みいただきありがとうございます。
それではまた。


こんばんは。
まなぶっちです。


以前、仕事で特別養護老人ホーム


     参考 ⇒ 特別養護老人ホーム


に行った事がありました。

その時は、まだ介護保険制度が始まったばかりの時の頃でしたが
やはり、100以上が入居待ちをしている状況でした。


入居については、順位付けされた入居待機者リストが有り、
順番が回ってくると入居検討委員会のようなもので
検討されて入居する運びになっていました。


ところが、介護度が重い方の方が優先度が高くなり
リストの順位を超えて入居に至ることもありました。


その為、比較的介護との軽い方は後に回されることが多く
人によっては随分の期間、入居を待つことになります。


この介護度については、介護保険の認定調査といわれる
訪問の調査が行われ、その結果によって介護度が決まります。


介護度の評価は、
実際に調査員が訪問した時の状況によって
評価される仕組みです。


介護保険制度が始まったばかり頃は
どんな基準で認定されているのかも
よくわからないところがあって
面白かったのは・・・・・


申し訳ありません。
面白いっといっては不謹慎なのですよね。


面白いと言ったのは
人によりいつもよりしっかりしなくちゃと
頑張ってしまう人がいて
介護度が実際の状態よりも軽く評価されるが
結構多かったみたいです。


そのため速く施設に行きたいのに
順位がいっこうに上がらず
家族の方が大変な苦労をしているケースも
少なくなかったです。


家族が苦労するケースの代表は
前回も話に出ていた認知症で、
ひどい時には家族自体がまいってしまう
ことがかなりありました。


今は随分問題になっている身体拘束も
この当時はわりと頻繁に行われていたのは
こういった背景があったものと思います。


認知症になってしまうと、本人には自覚がないですが
介護をしている家族には大変な負担となる場合が多く

特別養護老人ホームなどへの入居は
家族を守ることにもつながっているともいえるのですが


さっきのように認定を受ける本人が
調査の時に普段より「シャキッ」としていまい
介護度が軽くなってしまう言う現象もあり
認知症の方を受け入れる施設が強く望まれます。


そこでグループホームなどの認知症専用の
介護施設が求められるようになってきました。


いま、認知症の方への対応について、

どんなことが行われているかについては
また後日の機会に書いていきたいと思います。


本日もお読みいただき
ありがとうございました。

それでは、また・・・。


こんにちは
まなぶっちです。


前回は高齢者の人口動向から
高齢化社会を考えてみました。


もう少し全体的なデータをみていきたいと思います。

前回でもふれましたが高齢者層の人口増加は


国に財政においても大きな影響を与えることは
疑いは無いと思います。


今日は

65歳以上の高齢者のうち「認知症」の方の増加予想として
「認知症高齢者の日常生活自立度Ⅱ以上の高齢者数の推移」
のデータを紹介します。


認知症については詳しくふれませんが、
簡単にいえば、脳の委縮などによって
脳の機能が低下して起こる様々な症状のことです。


最近では、研究が進んで薬や生活習慣、機能訓練などによって
一定程度の回復や進行予防ができるようになりました。


認知症になってしまうとどんな問題があるかというと
例えば、徘徊(はいかい)と呼ばれていますが
ふらふらと歩き回るような症状が出て
気がつくと、行方不明になってしまい
家族が大騒ぎするようことがあったりします。


つまり、介護するのが大変になってしまうんですね。


私の母親も最近物忘れがひどくなったと
父親が嘆いていますが、ある程度年齢が進むと
認知症のような症状が出始めるようです。


では、その増加予想です。


これには「認知症高齢者の日常生活自立度」
という評価基準を使いレベルⅡ以上の人数の推移をみます。


「認知症高齢者の日常生活自立度」っなんだ?っ方も
いると思うのでもちょっと補足すると
認知症の介護の手間や大変さを症状の程度毎に
レベル分けしたものです。


で、このレベルⅡがどの程度がというと
「日常生活に支障を来たすような症状・行動や
意思疎通の困難さが多少見られても、
誰かが注意していれば自立できる。」
と定義されています。


つまり、認知症だと誰が見ても分かる程度の
症状が出ているが、こちらが言っている事は
分かってもらえる状態の方と思っていただければ
分かりやすいと思います。


では実際の人口推移ですが


2010年 280万人 (65歳以上の人口対比 9.5%)
2015年 345万人 (65歳以上の人口対比 10.2%)
2020年 410万人 (65歳以上の人口対比 11.3%)
2025年 470万人 (65歳以上の人口対比 12.8%)


ちなみに2025年の15歳~29歳の予測人口が


1080万人ですのでこの数字が以下に多いか想像できると思います。


認知症になると段々介護に手がかかるという現状を考えれば
影響の大きなデータですね。


最後までお読みいただきありがとうございました。
本日はこれにて。