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介護のコンプライアンスに強い経営コンサルの独り言

介護・医療業界の制度やコンプライアンスに強い経営コンサルが、これから超高齢化社会を迎える日本の将来や親の介護、子供たちの未来についてちょっとヒントになる独り言。親の介護で困っている人、介護に携わる組織の経営者や職員にも役立つ情報を発信していきます。

こんにちは、
まなぶっちです。

今日はブログの更新が遅れてしまいました。


前々回から介護・医療業界における
コンプライアンスについて取り上げています。


コンプライアンスという概念は
この業界ではとても大切なことですが、
まだまだ誤解も多い現状だとお伝えしてきました。


私は、その原因の一つがコンプライアンスを
「法令遵守」と一般的に使っていることにあると
思っている事は前回、前々回でとりあげました。


今回から数回はコンプライアンスを推進していく上で
大切なそれぞれのポイントを取り上げていきたいと思います。


そこで、コンプライアンス違反と
世間で話題になった例をあげてみると
某、幼児・児童向けの通信教育大手で起きた
個人情報の漏洩は記憶に新しいのではないかと思います。


漏洩の原因などについては、色々マスコミでも取り上げられ
対応を迫られた企業や組織は多いのではなかでしょうか?


私も「プライバシーマークの取得」に関するコンサルタントも
経験しているので原因や結果については非常に関心がありますが、
今回はその点にふれず別の機械で取り上げていきます。


今回取り上げてたいのは、
個人情報の漏洩が世間に与えたインパクトというか
評判はどうだったでしょうか?


個人情報といっても情報の質は
漏洩された側のプライバシーに
どれくらい影響が出るかによって
大きく異なってきます。


これは、個人情報保護法が
プライバシー保護法と呼ばれることからも分かります。


言いかえれば自分の情報を他人に知られた場合の
「恥ずかしさ」の大きさと言ってもよいでしょう。


つまり、相手がどう思うかが重要と言う訳です。


さっきの例をもう一度かんがえてみると
漏洩したのは通信教育の会員リストです。


データとしては、住所、氏名、生年月日、性別
といったところでしょうか?


直接のデータは通信教育をうける
幼児・児童ですが、当然保護者のデータも
その中にはふくまれているはずです。


さて、この場合住所や名前が漏えいしても
当の本人(子供)にとっては何のことか分かりませんよね。


ところが保護者としてはどうでしょうか?


単に「セールスのDMが多くなるから困る」
という程度の問題ではなく
「子供が何かの犯罪などに巻き込まれやしないか」
なんて心配になってくる保護者もいると思います。


そうなんです。

私がいいたいのは、これが介護施設や病院だったらどうですか?


ということなんです。


介護や医療の情報は
現在や昔の病気の事や、身体の状態の事。

場合によりあまり知られたくない感染症の既往歴


介護の場合はその人の過去の人生に関するものや
一日の排泄に関する情報


認知症の行動記録など


いっぱい持っていますよね。


こういった情報が他人に知られたと知ったら
どう思いますか?


「本人は認知症でわからない」なんて論外ですよね。


その方の家族だって自分の親や兄弟の情報が
見も知らない人に知られることはいやなはずです。


だから、

個人情報保護法では、
「個人情報は生存している個人」となっていても
介護医療では、お亡くなりになった方も生存者と
同等に管理するようになっているんです。


現場では個人情報の管理はしっかりしなければと
みんなが注意をしています。


しかし、実際には


「法律できまっているから」


「そういうルールだから」


といったことであまり考えずに
管理している現場が多い気がします。


個人情報をしっかりと管理するのは
「決まっているから」ではなく


それを見られたら患者や利用者は


「恥ずかしいだろうな」


「嫌だろうな」


という観点で管理をしてほしいと思っています。


この観点がしっかりもつことが
コンプライアンスを実践していくことに
つながってきます。


個人情報については、
もう少し書きたい気がしますが
今日も長くなってしまったので
次回以降で機械があれば取り上げていきます。


最後までお読み頂き有難うございます。
本日はこれにて。



追伸
読者登録をして頂ける皆様の
多くがコメントを下さって、
とても有難く思います。
この場を借りましてお礼を申し上げます。
有難うございます。



おはようございます。

まなぶっちです。


さて、前回の続きで

医療・介護業界ではなぜ

「コンプライアンスが非常に大切か」について

書いていきたいと思います。


大切なことなので今日はいきなりいっちゃいますね。



前回「コンプライアンス=法令遵守」ではないといいました。


その理由は、コンプライアンスは法律だけ守っているだけでは

その役割を十分に果たせないからです。


例えば、大切なことを隠蔽していたという

不祥事をおこして会社の偉い人が記者会見で頭を下げる


こんなシーン、よくニュースで見かけたことはありませんか?


その会社の偉い人が記者会見で「法律は守っていましたが・・・・・・」

なんて発言をしたらどう思います。


「法律は守っていたかも知れないが、物事を隠すのはどうよ?」

という気持ちに当然なりますよね。


まさに法律は守っていても「コンプライアンス違反」ですよってことなんです。


つまり、コンプライアンスをしっかりと行っていくことは

法律を守っていくだけではいけないということなんです。


前回もいいましたが、では法律は無視していいの?

ということではありません。


むしろ法律は「守っていて当然」ということが前提にあります。


カバーする範囲については、コンプライアンス>法令遵守となるわけです。



ではここからが本日の主題

なぜ介護・医療業界にコンプライアンスが大切かについてです。


介護や医療業界は、いわゆる公共性の高い業界ですね


特に介護については、福祉の観点が強く

社会一般的に公正な姿勢が当たり前というイメージをもたれていると思います。


そのイメージのため、何か問題を起こしたときのインパクトが

他の業界から比べると非常に大きいです。


これは、介護や医療は自分たちにとってより身近な存在であることを

よくあらわしているような気がします。


その為、コンプライアンス違反となった場合、

かなり評判をおとしてしまうことになりかねません。


私は医療・介護の仕事をしている皆さんと接するたび

本当に頭が下がる思いをなんどもしたことがありました。


患者や利用者にここまで献身的になれるのは

本当に誇りや夢をもって仕事に取り組んでいるのだなと

感心することもしばしばです。


コンプライアンス違反となっている事例の多くをみてみてわかるのですが

コンプライアンス違反を犯したのは一部人でその他のひとは

そんなことが起きている事実も知らない。


そんなケースがほとんどです。


例えば個人情報を漏洩したなんて事例でも

悪いことをした人はごく一部で

ほとんどのひとはその事実をまったく知らなかったそうです。


しかし、コンプライアンス違反があった場合

たとえ、その他のことを一生懸命やっていても

ちぇっとしたミスで全体が悪いようにとらえられてしまう。


こうゆう種類の問題なんです。


介護や医療に携わっている皆さんは

本当に一生懸命仕事をしている人が多いです。


コンプライアンスの本質は利用者や患者が

その施設で安心して自分の身を任せることができるように

その期待に応えていくことにあります。


だからこそ、介護医療業界では

「コンプライアンスは本当に大事ですよ」と訴えています。

そしてこれからも訴え続けていこうと思っています。


今日は以上にします。


次回は介護・医療業界のコンプライアンスの各論を

説明したいと思います。

ご興味のある方は引き続きお付き合い下さい。


本日も最後までお読み頂き有難うございます。

本日はこれにて。






おはようございます。

まなぶっちです。


今日は3月27日

1611年に徳川家康と豊臣秀頼が会見した日だそうです。

私は歴史が好きで、特に戦国時代については

いろいろな本をよみあさりました。


その中で、先の家康と秀頼の会談は

あまり大きく取り上げていませんが


歴史好きにとってはいろいろな想像を

書き立てられる事件で

それはこのとき、家康の秀頼評価が

後の大阪の陣に発展したといわれているからなんです。

歴史が動くその瞬間の1シーンとして

今はちょうど年度末

いろいろとあわただしい時期ですが

新しい年度へ動き始めているときですね。

約400年前の二人の会談があった日が

この時期というのも何か運命的だなーと

ふと思っています。



さて、横道にそれてしまいましたが、

今日は介護や医療現場でのコンプライアンスについて

考えたいと思います。


いわゆる私の本職なんですが、

よくクライアント相手に講習をおこなうと

本質をわからずにコンプライアンスという言葉だけ

一人歩きしている場合がほとんどです。


これはコンプライアンスが一般的に

「法令遵守」と訳されていることに起因しているとおもいますが

法律を守ること=コンプライアンスと

勘違いしていることが非常に多いことがわかります。


私は、よく「コンプライアンスとは『法令遵守』でありません」

と言っています。


それはコンプライアンスを単に

法律を守るだけに限定してほしくないからです。


間違えてとらえないでほしいのは

「法律を守るな」と言っているわけではなく

法律は守っていて当然で

コンプライアンスの概念は

もっと広く捉える必要があるものなんです。


それゆえに、医療や介護では

このコンプライアンスと言う概念が非常に大切だと感じています。


なぜかについては、次回から数回にわけて

このブログで説明していきますね。



最後までお読み頂き有難うございました。

本日はこれにて。