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介護のコンプライアンスに強い経営コンサルの独り言

介護・医療業界の制度やコンプライアンスに強い経営コンサルが、これから超高齢化社会を迎える日本の将来や親の介護、子供たちの未来についてちょっとヒントになる独り言。親の介護で困っている人、介護に携わる組織の経営者や職員にも役立つ情報を発信していきます。

こんにちは、
まなぶっちです。


すっかり涼しくなりました。


火曜日から9月にはいります。


今年も残り4ヶ月。


1年の目標を決めている人は、
目標達成ができそうか
進捗状況をチェックしてみるのもいいかも知れません。



本日は、認知症とコンプライアンスの関連で
よく相談される事案を少しお伝えしたいと思います。


最近、認知症を早期発見する方法への相談が
クライアントから多く聞かれるようになりました。


認知症は一度罹患してしまうと
進行を遅らすことは出来ても
感知することは難しいといわれている疾病です。


そのため、早期に発見して対応することが
大切ということなのですが、
ひとくちに認知症といっても
いくつか種類があり、
原因や症状なども個々に違いがあるので
なかなか把握しづらいという特徴があります。


そんなわけで、認知症診断は
専門医の判断にゆだねられていたのですが、
クライアントの多くが、確定診断を受けるまで待つと
対応がおそくなってしまうと感じているようです。


たしかに、認知症の方には
物忘れなど認知症を疑う症状が明らかで
専門医に診断をうければ、間違いなく認知症となる方なのに
受診をせずに、症状が悪化してしまう例もよく耳にします。


このようなケースで問題となるのが
介護施設などへの入居の際、
本人の同意を得ているか否かで
のちのちコンプライアンス上の
大きなトラブルに発展するケースがあります。


例えば、有料老人ホームなどでは
契約者は入居者本人となっています。


これが、入居者本人がしっかりしていれば
何も問題はないのですが、
介護施設の入居者はそもそも高齢の方です。


契約行為自体が、本人では出来ず
家族や親戚のなたが代行しているケースが
ほとんどだと思いますが、
もし、入居者本人は入居したくなかった場合など
後でトラブルになるケースがあります。


まして、入居者本人が認知症だった場合、
こういったトラブルになった場合には
契約自体が無効となってしまうことをご存知でしょうか?


そのため、私は入居時に認知症の状況を
施設側でコンプライアンス上の対応として
認知症の状況と本人の意思を把握する方法を
しっかりと定めておくことを薦めています。


これは、前述のように明らかに認知症の症状が出ているのに
受診せず医師より認知症診断を受けていないで
入居の契約をしてしまい、
後に親族間の意見の違いから
入居契約が無効であるという
申し出をうけるトラブルが発生したことがあったからです。


そこで、クライアントからは
認知症の診断が出ていないのに
どうやって認知症を把握したらいいのか?


という相談を受けるという訳です。


そこで、次回は認知症(疑いがある場合も含む)の方の
入居契約時の確認方法について、
特に有料老人ホームの契約時のポイントを
お伝えしたいと思います。



最後までお読み頂き、有難うございます。


では、本日これにて。





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こんにちは、
まなぶっちです。


今日はどんよりとした雲がかかり、
雨交じりの空模様ですね。


こうなると先日までの暑い日差しも懐かしく感じてきます。


わがままですかね?

そういえば、週末講演を走っていると
木々の葉が、風に吹かれて散り始めました。


こうやって、周りを気にしていないと
「知らぬ間に秋の景色に変わっている」ことになりそうです。


仕事も合間には、少しわき見をして
季節の変化を少し感じてみるのもいいかも知れません。



前回は、アルツハイマー型認知症の
リスクを軽減する「マインド食」を紹介しました。


「マインド食」を意識していくと
認知症だけでなく、生活習慣病にも
効果がありそうな食事法でした。


食事は人生においても大きな楽しみの一つとなり
QOLの向上につながることはお伝えしてきましたが、
入浴も楽しみの一つになるのではないかと感じています。


私も旅行に行く時には、よく温泉がある宿を選びます。


ぬるめのお湯にひとりでゆっくりとつかって、
その後にビールを飲むのがたまらないですね。

年に1度はそんな休暇を取るようにしています。


話が飛びましたが、
「入浴」には、身体を清潔に保つだけでなく
精神的な満足や安心感を覚えることができる
やはり、QOL向上には大切な要素ではないかと感じる次第です。


これは、介護施設に入居している方にとっても
同様だと思います。


最近では、施設に入居していても
感染症やプライバシーが気になる方など
個浴で入浴したいというニーズが高くなっているようで、
入浴に対する要望も多様化してきたと感じます。


そんなニーズを背景にしてか
先日パナソニック エイジフリーライフテック株式会社が、
高齢者施設の入浴ニーズに幅広く対応する
高齢者施設向けユニットバス「アクアハートa-Uシリーズ」を
2015年10月1日(木)より発売するようです。


大きな特徴としては、「Wスピード排水」という機能が設置されており、
お湯の入れ替え時間を短縮ができるのが売りのようです。


施設などでの使用を考慮し設置後、様々な応用が可能な要
設計されていることの事ですので、
今後個浴の設置を検討されている施設などでは
重宝するかも知れないですね。



最後までお読み頂き、有難うございます。


本日は、これにて。




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こんにちは、
まなぶっちです。

このところも摂食嚥下のメカニズムやリスクを
取り上げてきました。


というのも、QOLの向上のためには
食事のはたす役割が大切だと思っているからです。


そこで、今回は具体的な食事法について
フォーカスを当ててみました。


この食事法ですが、認知症予防に効果があるという
報告が今年発表された注目の食事法です。


例えば、認知症対応に力を入れている
高齢者施設などには、食事の献立をつくる上で
とても参考になるのではないかと思います。


むしろ、施設の独自性を出すために
全ての食事を認知症予防対象に変えてしまうといった
思いきった施策をしてもいいかも知れません。


では、どうぞ。


今年の3月、アメリカのラッシュ大学研究チームが
認知症専門誌『Alzheimer’s & Dementia』に
「マインド食はアルツハイマー病を予防する効果が大きい」
という報告が掲載されました。


この「マインド食」。


聞きなれない言葉ですが、「地中海式食事法」と
「ダッシュ(DASH)」高血圧を予防する食事法を
組み合わせた食事法のこといいます。


「地中海食事法」は魚・野菜・果物とオリーブオイル、
ナッツ、赤ワインを毎日摂取する食事法で、
効果は高いが継続するのが難しい食事法といわれている。


これに対して「DASH」は塩分、コレステロール、脂肪
を減らし、ミネラルの摂取を中心にした食事法である。


この二つの利点を合わせて、続けやすいようにしたものが
「マインド食」いうう訳です。


で、「マインド食」ですが、
もともと高血圧や心臓発作・脳卒中など
心血管系の疾病に効果があるといわれていました。


そこに注目したのがラッシュ大学の研究チームです。


アルツハイマーの原因となる肥満や高血圧、高コレステロール、
循環器病、糖尿病が原因と言われているので
この「マインド食」を取り入れることで
アルツハイマーの予防できないかと
目を付けた訳です。


研究チームはこの「マインド食」を約1000人対して
10年にわたり調査を行った結果
「マインド食」を続けたグループは
アルツハイマー型の認知症が発生するリスクが
53%減少したことを発見しました。


アルツハイマー型の認知症には特効薬はなく、
現在の医療では、認知症の進行を抑えることしが
出来ない疾病となっています。


その為、アルツハイマーの発症を
・いかに予防するか?
・いかに悪化させないか?
・いかに進行を遅らせるか?
主な治療となっているのが現状です。


では、具体的にな食事方法を紹介します。


方法は、10種類の食品については毎日取り入れ、
5種類の食品については必ず避けるだけです。


特徴としては、脳に健康的な食品10グループを重視します。


①緑黄色野菜
②その他野菜
③ナッツ類
④ベリー
⑤豆類
⑥全粒粉(※1)
⑦魚類
⑧鶏肉
⑨オリーブオイル
⑩赤ワイン


逆に避けるべき食品としては、
①赤身の肉
②バター、マーガリン
③チーズ
④菓子パン、スイーツ
⑤揚げ物やファストフード類


(※1)全粒粉

(ぜんりゅう‐ふん)

《whole wheat flourの訳語》
胚芽や麩(ふすま)(表皮)をつけたまま碾(ひ)いて
製した小麦粉。
茶褐色を帯びていて、胚乳だけを碾いた小麦粉よりも
ビタミン・ミネラル・繊維質を多く含む


→関連ワード ブラウンブレッド


【参照 デジタル大辞泉】



こうやってみてみると
上記のような食生活を心掛けていけば
アルツハイマーだけではなく、
普通の生活習慣病の予防にも効果がありそうですね。


これらの食品グループの使い方ですが


・毎日3回は、全粒粉、緑黄色野菜、その他野菜を取る


・ワインは一日おきにグラス1杯程度


・おやつとして、毎日ナッツを食べる


・1日おきに豆類を取る


・週に少なくとも2回は鶏肉とベリーを取る
 特にブルーベリーとイチゴは脳にようとされている


・週に少なくとも1回は魚を食べる


反対に、
・バターは1日にスプーン一杯程度に抑える


・スイーツ、菓子パン、チーズ、揚げもの、ファーストフードは

 1週間にどれかを1食までに抑える

以上のマインド食は、当然ながら、ずっと継続していくほど
効果があると言われています。


今後、より一層の研究が進めば、
食べ合わせなどにより効果等も検証されていくと思われます。


今後、私自身も実際に食事法を試してみようかと思います。



最後までお読み頂き、有難うございます。


本日はこれにて。




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