こんにちは、
まなぶっちです。
このところも摂食嚥下のメカニズムやリスクを
取り上げてきました。
というのも、QOLの向上のためには
食事のはたす役割が大切だと思っているからです。
そこで、今回は具体的な食事法について
フォーカスを当ててみました。
この食事法ですが、認知症予防に効果があるという
報告が今年発表された注目の食事法です。
例えば、認知症対応に力を入れている
高齢者施設などには、食事の献立をつくる上で
とても参考になるのではないかと思います。
むしろ、施設の独自性を出すために
全ての食事を認知症予防対象に変えてしまうといった
思いきった施策をしてもいいかも知れません。
では、どうぞ。
今年の3月、アメリカのラッシュ大学研究チームが
認知症専門誌『Alzheimer’s & Dementia』に
「マインド食はアルツハイマー病を予防する効果が大きい」
という報告が掲載されました。
この「マインド食」。
聞きなれない言葉ですが、「地中海式食事法」と
「ダッシュ(DASH)」高血圧を予防する食事法を
組み合わせた食事法のこといいます。
「地中海食事法」は魚・野菜・果物とオリーブオイル、
ナッツ、赤ワインを毎日摂取する食事法で、
効果は高いが継続するのが難しい食事法といわれている。
これに対して「DASH」は塩分、コレステロール、脂肪
を減らし、ミネラルの摂取を中心にした食事法である。
この二つの利点を合わせて、続けやすいようにしたものが
「マインド食」いうう訳です。
で、「マインド食」ですが、
もともと高血圧や心臓発作・脳卒中など
心血管系の疾病に効果があるといわれていました。
そこに注目したのがラッシュ大学の研究チームです。
アルツハイマーの原因となる肥満や高血圧、高コレステロール、
循環器病、糖尿病が原因と言われているので
この「マインド食」を取り入れることで
アルツハイマーの予防できないかと
目を付けた訳です。
研究チームはこの「マインド食」を約1000人対して
10年にわたり調査を行った結果
「マインド食」を続けたグループは
アルツハイマー型の認知症が発生するリスクが
53%減少したことを発見しました。
アルツハイマー型の認知症には特効薬はなく、
現在の医療では、認知症の進行を抑えることしが
出来ない疾病となっています。
その為、アルツハイマーの発症を
・いかに予防するか?
・いかに悪化させないか?
・いかに進行を遅らせるか?
主な治療となっているのが現状です。
では、具体的にな食事方法を紹介します。
方法は、10種類の食品については毎日取り入れ、
5種類の食品については必ず避けるだけです。
特徴としては、脳に健康的な食品10グループを重視します。
①緑黄色野菜
②その他野菜
③ナッツ類
④ベリー
⑤豆類
⑥全粒粉(※1)
⑦魚類
⑧鶏肉
⑨オリーブオイル
⑩赤ワイン
逆に避けるべき食品としては、
①赤身の肉
②バター、マーガリン
③チーズ
④菓子パン、スイーツ
⑤揚げ物やファストフード類
(※1)全粒粉
(ぜんりゅう‐ふん)
《whole wheat flourの訳語》
胚芽や麩(ふすま)(表皮)をつけたまま碾(ひ)いて
製した小麦粉。
茶褐色を帯びていて、胚乳だけを碾いた小麦粉よりも
ビタミン・ミネラル・繊維質を多く含む
→関連ワード ブラウンブレッド
【参照 デジタル大辞泉】
こうやってみてみると
上記のような食生活を心掛けていけば
アルツハイマーだけではなく、
普通の生活習慣病の予防にも効果がありそうですね。
これらの食品グループの使い方ですが
・毎日3回は、全粒粉、緑黄色野菜、その他野菜を取る
・ワインは一日おきにグラス1杯程度
・おやつとして、毎日ナッツを食べる
・1日おきに豆類を取る
・週に少なくとも2回は鶏肉とベリーを取る
特にブルーベリーとイチゴは脳にようとされている
・週に少なくとも1回は魚を食べる
反対に、
・バターは1日にスプーン一杯程度に抑える
・スイーツ、菓子パン、チーズ、揚げもの、ファーストフードは
1週間にどれかを1食までに抑える
以上のマインド食は、当然ながら、ずっと継続していくほど
効果があると言われています。
今後、より一層の研究が進めば、
食べ合わせなどにより効果等も検証されていくと思われます。
今後、私自身も実際に食事法を試してみようかと思います。
最後までお読み頂き、有難うございます。
本日はこれにて。
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