こんばんは!TSBBC(鈴木尚広ベースボールクリニック)です。

 


バッティングでスイングスピードを上げるためにどんな練習をしますか?

 


軽いバットで素振りをする練習方法や、マスコットバットなど重いバットを使って素振りをする練習方法などがあります。



多くの方は重いバットで素振りをした後に、軽いバットを振ると普段より軽く感じて早く振れるように感じると思います。

 

 

しかし、重いバットを振って軽く感じていてもスイングスピードは遅くなっていると科学的にも言われています。



では、重いバットで素振りするのは本当に良くないのか?考えてみましょう!!

 

 

🟩重いバットで振るとどうなるの?

 

 


重いバットというと1キロくらいのマスコットバットですね。

 


重いバットで素振りをすると、全身を使って振るようになるのでバッティングで使う筋肉のトレーニング効果や全身を伸ばすように振るとストレッチ効果もあります。



軽いバットへ持ち替えると軽く感じるのでスイングスピードが早くなった感覚になります。

しかし、スイングは遅くなっていると科学的にも証明されています。

 


マスコットバットで普通のバットと同じようにスイングをすると重いので、無駄に力が入った身体の使い方をしてしまいます。



TSBBCで言うところの、「アウターマッスル優位」な身体の状態になります。



その状態で振り続けても、脳でゆっくりな身体の動きを覚えてしまうので、軽いバットで振ってもスイングは遅くなってしまうのです。

 


また、練習方法にもよりますがマスコットバットを振るための筋力がないと手首や背中、腰などに負担がかかってしまい怪我の原因にもなります。

 


だからといってマスコットバットで練習するのが悪いわけではありません。

練習目的や身体の使い方を意識することでいい方向へ変えることもできます。

 

 

🟩どんな練習をするといいのか?

 

 



マスコットバットは重たいので、全身の筋肉を意識した身体の使い方を覚えることができます。

また、筋トレ効果なども得ることができます。

 


スイングスピードを早くするには、身体のキレや安定したフォームが必要になります。

そのためには、バットを振った時にブレない軸や体幹を鍛えないとなりません。

  


マスコットバットを使った練習目的を、次のように切り替えると練習の効果も変わってきます。

・スイングスピードを早くする練習

    ⬇️⬇️⬇️

・軸や体幹を鍛えるための練習

 

 

マスコットバットを振ると重いので、無駄に力が入りアウターマッスル優位な身体の使い方になります。それでは、身体の使い方はよくありません。

 


インナーマッスルを優位な状態でマスコットバットを振ると、体幹に刺激が入りやすくなるので軸や体幹を鍛えやすくなります。



バットを振って身体を鍛えられるのは最高ですね。

この練習を繰り返す事でバッティングフォームが安定してきてバットを早く振ってもブレない身体の使い方ができるようになります。

 

 

これだけでは、スイングスピードは上がりません。

マスコットバットでベースの身体を作ってから軽いバットで早く振る感覚を覚えると身体のキレも良くなってスイングスピードも上がってきます。



※軽いバットでの素振り効果も科学的に証明されています。

 

 

結論を言うと、マスコットバットなど重いバットを使うことが悪いのではなく、どんな目的を持って使用するのかで効果は変わってきてしまいます。



自分ならどのように使って練習するのか目的を持って練習しましょう!

 

 

🟩マスコットバットを振るためのポイント

 

 

インナーマッスル優位にしてマスコットバットを振るために次の2点を動かしましょう。

ポイントは脇と股関節です。

 


肩後面の付け根を触りながら脇を開いて閉じる動作を5回行う。

次に触ったまま、肘で円を描くように前回し、後回しを5回ずつ行う。

動画はこちら⬇️

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股関節

股関節前面の付け根を触りながらお尻を突き出すようにお辞儀をします

お辞儀をして戻す、この動作を10回行う。

動画はこちら

⬇️

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脇と股関節を意識してからマスコットバット振るようにしましょう。

 

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