この日は土曜出社。
普段は慌ただしいお昼が多いのだが土曜はいつもよりゆったりペースのわが社。
ちょいっと足をのばして銀座まで。
お目当てはこのお店!
じつは少し前に仲良しさん♀がブログにあげているのを読んで、地鶏そばの味わいを思い出したらいてもたってもいられなくなった^^
久しぶりに食べるのだから絶対に食べそこねは許されない!
土曜営業していることは知っていたが、ねんのために前日女将さんにメッセージ。
田町から銀座まで足を運んで食べ損ねたくない(笑)
ああ、懐かしいこの階段。
前回来たのはいつだったかしら?
こういうときにブログは便利だ。
さかのぼると2015年の4月27日でした。
約15年勤めた会社を退職する直前で希望に満ちていたころだったなぁ(懐
女将さん、お久しぶりです^^
女将さんは「あ!」という顔で迎えてくれました。
「どう?元気だった?」と聞かれたので、ボクが近年病気をしたことを伝えると「たしかに痩せたね」と。
「生きているだけで丸儲けだからね!」
いつも明るくて元気な女将さん。
ぱんと肩を叩かれたような気持になれます。
蔵王地鶏冷しそば!
これが食べたかったんです!
最初に冷たい汁を一口。
口内→食道→胃と流れる汁の冷たさに身体が歓喜する。
もう「これ、これ、これ」って感じ。
この年になり感じるのだが”懐かしさ”は秘薬のようなその人だけの隠し味。
ボクが30代半ばのころの記憶。
ラーメン屋さんのカウンターで隣り合ったオジサンがスープを飲んでため息をついて「昔、いっつもこれ食べていたんだよ」と妙にしんみり話していた。
「はああ、なんか沁みるなぁ、美味いなぁ」みたいなことを言っていたのだが、そのラーメンを美味いとも不味いとも思わなかったボクは美味しいラーメン屋はほかにもいっぱいあるだろうになんて思っていた。
そういうことじゃないですね。
若者にはわかるまい(笑)
夜のこのお店に何人かのGFと来たことがある → 〇
そこそこ食べて飲んで、最後にこれをオーダーするのだがどの子も「え?」という顔をしたのが懐かしい。
「え?」は最後にこの量を食べきれるかな?の「え?」です。
そしてボクの記憶ではこのお蕎麦を残した女性はいないのです。
「はいっちゃった」ってみんなが言うのです。
全汁飲みました^^
水筒に入れて会社に持っていきたいかもしれません。
2019年に20周年を迎えたこのお店。
この日はここに書かなかったことも含めて女将さんからいろんな話しを聞かせてもらいました。
感じることもいろいろありました。
ボクももう一度頑張ろう、そしてまた食べに来よう、そしてこの女将さんにまた会いにきたいと思いました。