いつの間にかボクが疲れを感じると足を運ぶお店になったこちら。
前職時代、疲れた時に逃げこむようにいった泰明庵とかジャパン(現在は閉店)みたいな位置付けになりつつあるようだ。
カウンターのみの席でもあり、ゆっくりとするタイプのお店でもないのだが、だからといって急かすような空気はない。
オジサンが淡々とゴハンを食べて、スッと去っていくというタイプのお店かな。
このボクが「ゴハン大盛り」と言いたくならないお店というのも我ながら面白い。
ボク的にはオジサン気分を超えて、オジイサン気分になれるのがなんだか楽しいところ。
こちらのお店の空気に同化するとゴハン大盛りという気分でなくなります。
この日も三越前の紳士淑女が黙々と食べていました。
ボクはこの日は鮭の塩焼きに小鉢(100円)をつけて。
小鉢はオクラです。
田舎のおばあちゃんの家で出てきそうな感じがホッコリします。
最近、こちらのお店で多い味噌汁の具が胡麻。
ボクのお気に入りでもあります。
鮭とゴハンの相性は日本に生まれ育ったわれわれのDNAにまで記憶されているように思います。
毎日、日本中で鮭でゴハンを食べる人が何人いるのか一度調べてみたいものだ。
黙々とたべているお客さんたち。
1人、2人と席を立ち、いつの間にか店内にはOLさんの2人組とボクの3人だけに。
OLさんはお姉さま2人。
お姉さまと書いたがボクよりは完全に年下ですね。
目視年齢アラフォーなのだが、どちらも既婚者で夫の実家との付き合い方について話していた。
皆さん、努力されていますね。
既婚女性の皆さまに”お疲れ様です”を言いたい。
結婚はお相手の家族・親類までついてくるのが面白いところ。
ボクはその点では恵まれたかも。
奥さんの実家は構えたタイプの家風でもなく、みんなワンコが好きで庄助を可愛がってくれるし、お母さまはお料理上手、お姉ちゃんは美人、そして姪っ子2人は抜群に可愛いという恵まれた環境です。
お姉さま2人はゆっくりとお茶を飲む。
ボクもそれにならってゆっくりとお茶を飲む。
束の間だけど、ボーっとできて癒される。
よしよし、今週もあと半日だ、ふー。。。。
そんな気分でお店を出て数歩歩いて「あ、夕方から水戸に行かねば」と思い出すのだ(笑)