韓国・李統一相 拉致解決 優先の日本を批判
韓国・李在禎統一相は18日、日本テレビなどの外信部長団と韓国・ソウルで会見し、北朝鮮による拉致問題について「核問題とバランスを取って包括的に解決すべきだ」と述べ、拉致問題の解決を優先する日本の姿勢を批判した。
李統一相は、拉致問題について「日本との関係正常化の中で解決するのが賢明であり、6か国協議の参加国が足並みをそろえるべきだ。優先順位をつけるのではなく、包括的に解決するのが正しい」と述べ、拉致問題で進展がなければ支援を行わないという日本の姿勢をあらためて批判した。
また、17日に韓国と北朝鮮をまたぐ直通列車の試運転が行われたことについて、「運行に技術的な問題はなく、北朝鮮の決断次第だ」と述べ、定期運行に意欲を示した。
日テレNEWS24
拉致解決へ決意明記を要請 政府、サミット文書で各国に
北朝鮮による拉致問題に関し、6月の主要国首脳会議(ハイリゲンダム・サミット)でドイツがまとめる議長総括文書に、これまでより強い表現で解決に向けた決意を明記するよう日本が各国に要請していることが18日、分かった。複数のサミット関係筋が明らかにした。
日本人拉致問題をめぐっては6カ国協議参加国間でも温度差が生じており、国際社会の連携を促すのが狙い。拉致問題解決を政権の重要課題にする安倍晋三首相の意向によるとみられる。
ただロシアは拉致問題を取り上げることに消極的姿勢とみられるほか、ブッシュ米政権内でも微妙な見解の相違が指摘されており、日本側の意向がどの程度反映されるか見通しは立っていない。
関係筋によると、日本政府は外交ルートを通じ、北朝鮮が拉致問題について「解決済み」との態度を依然改めていないと批判。影響力のあるサミット参加国が解決に向けた「決意」を示すことで、北朝鮮に圧力を強める必要があると強調している。
東京新聞:拉致解決へ決意明記を要請 政府、サミット文書で各国に:政治(TOKYO Web)
「拉致で理解深まった」=「めぐみ」上映も-訪中の中山補佐官
【北京18日時事】中国・北京訪問中の中山恭子首相補佐官(拉致問題担当)は18日夜、中国政府高官らとの会談を終えて記者会見し、「中国の皆さんが拉致問題をしっかり受け止め、日本の現状に理解が深まったと感じている」と総括した。その上で「今後(日中間で)どんな形で協力できるか、話ができる環境ができた」と語った。
北京の日本大使館ではこの日夕、北京在住の日本人向けに、横田めぐみさんの拉致事件と両親の闘いを描いた米ドキュメンタリー映画「めぐみ-引き裂かれた家族の30年」の上映会を開催。同補佐官は「中国の人から聞かれた際、拉致問題を知らなければ答えられないので、どういう問題か知ってほしい」と述べた。
時事ドットコム:「拉致で理解深まった」=「めぐみ」上映も-訪中の中山補佐官