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北への送還、政府考えず 第三国による受け入れ模索

 安倍晋三首相は2日、脱北者とみられる男女4人への対応について、「よく事情を聴いてみなければならない。入管当局などで適切に対応していくことになる」と述べた。滋賀県高島市内で記者団の質問に答えた。

 政府は今後、韓国など第三国への移送などを視野に置き、関係国との交渉にあたる方針だ。

 4人が脱北者だった場合、北朝鮮からの亡命を求める可能性が高い。政府筋は「彼らは朝鮮語の通じる韓国に亡命を求めることになるだろう。今後は外交の問題になる」と述べ、韓国を含めた第三国による受け入れを模索する考えを示した。

 仮に北朝鮮側が送還を求めた場合、4人が「北朝鮮に見つかったら死のうと思った」などと話していることから、北朝鮮に送り返すことはしない方針だ。

(2007/06/03 01:50)

北への送還、政府考えず 第三国による受け入れ模索|政策|政治|Sankei WEB

脱北者支援団体、政府に保護4人の人道的保護を要請

 脱北者支援団体の「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」(三浦小太郎代表)は2日、政府に対し、「北朝鮮人権法の精神に沿って(4人を)難民として保護し、希望する国に定住できるよう、人道的な保護と支援を強く要請する」という声明を出した。
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(2007年6月2日21時56分 読売新聞)

脱北者支援団体、政府に保護4人の人道的保護を要請 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

脱北者4人「韓国に行きたい」と供述

 青森県深浦町の深浦港近くの沖合で2日午前、不審な船に乗って見つかった脱北者とみられる男女4人は、同県警の聴取に対し「最初は韓国に行こうとしたが、国境付近の警備が厳しいので、日本の新潟に向かった。

 4人で韓国に行きたい」と朝鮮語で供述していることがわかった。北朝鮮の身分証を所持していたが、武器類は持っておらず、警察当局は北朝鮮から脱出し、漂流に近い形で青森県に到着したとの見方を強めている。

 警察当局によると、4人は、50歳代後半と60歳代前半とみられる男女、20歳代後半から30歳代とみられる男性2人。「夫婦と子供2人の家族で、父親は元漁師、息子が漁師をしている。生活が苦しくて北朝鮮を出てきた」と供述している。中国語や日本語を多少理解する人もおり、5月27日に北朝鮮北東部の清津(チョンジン)付近を出たと話したという。

 4人が乗ってきた船は、全長約7・3メートル、幅約1・8メートルの古い木造船。

 武器類は所持していなかったが、毒薬とみられる薬品を所持。男性の1人は「北朝鮮当局に見つかったら、飲んで死ぬつもりだった」と説明した。警察当局で成分の分析を急いでいるが、工作員が使用する毒薬とは異なっているため、当局では「説明の通り、工作員などではなく、純粋に脱出を目指したのではないか」とみている。

 政府は4人の身元確認を慎重に行ったうえで、入管難民法に基づいて対応していく方針。脱北者と判明した場合でも、北朝鮮へ強制送還はせず、最終的な対応を決めるまでの当面の措置として、6か月以内の日本滞在を可能にする「一時庇護(ひご)」の申請が出れば認める方向だ。その上で、韓国など第三国への出国を正式に希望した場合は、速やかな実現に向け、外交ルートで交渉を行う。
(2007年6月3日1時48分 読売新聞)

脱北者4人「韓国に行きたい」と供述 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)