“日米ミサイル防衛協力を”
アメリカ国防総省のオベリング・ミサイル防衛局長はNHKのインタビューに応じ、さきに北朝鮮が発射したミサイルについて、「射程距離の短い弾道ミサイルだ」としたうえで、こうした脅威に対抗するためアメリカと日本はミサイル防衛協力をさらに推進していく必要があると強調しました。
これは、アメリカ国防総省のオベリング・ミサイル防衛局長が28日、NHKの単独インタビューに答えて明らかにしたものです。この中で、オベリング局長は、北朝鮮が27日に朝鮮半島の東側の海域に発射したミサイルについて、「何発、発射されたか正確には把握していないが、わたしたちの理解するかぎりでは射程距離の短い弾道ミサイルだったと思う」と述べました。そのうえで、オベリング局長は「この事実が示しているのは、北朝鮮が弾道ミサイルの開発と発射実験を継続しているという現実だ。だからこそ、アメリカと日本は強固な協力関係を持つ必要がある」と述べ、北朝鮮のミサイルの脅威に対抗するため、日米両国がミサイル防衛協力をさらに推進していく必要があると強調しました。また、オベリング局長は「北朝鮮のような国がイランなどの国々と協力していることは明らかで、アメリカと日本がこうした新たな脅威に対抗するため協力することも非常に重要だ」と述べました。
NHKニュース
ライス長官、北朝鮮核問題「急速な進展期待」
【ワシントン=丸谷浩史】ライス米国務長官は28日、訪米中の宋旻淳(ソン・ミンスン)韓国外交通商相と会談し、核問題を巡る6カ国協議を早期に再開し、寧辺(ニョンビョン)の核施設停止・封印など「初期段階の措置」実行を北朝鮮に促すことで一致した。ライス長官は国務省で記者団に「北朝鮮が初期措置の義務を履行し、急速な進展があることを期待する」と述べた。
宋外交通商相はマカオの銀行バンコ・デルタ・アジア(BDA)の北朝鮮資金送金問題が決着したことを取り上げて「核施設の停止・封印や『無能力化』に向けて前進すべきだ」と強調した。
そのうえで「北東アジア地域の安全保障、平和メカニズムの議論を進めたい」と語り、ヒル米国務次官補が提唱した朝鮮半島の「恒久的な平和体制」構築に向けた4カ国協議など、初期措置に続く「次の段階」の調整を加速する考えを示した。(11:53)
NIKKEI NET:国際 ニュース
米国務省「北朝鮮のミサイル発射、合意に反せず」
【ワシントン=丸谷浩史】米国務省のマコーマック報道官は28日、北朝鮮が日本海に向けて発射したミサイルについて記者団に「実験しないのが望ましいが、戦術ミサイルだ」との認識を示すとともに「(ミサイル発射凍結を盛り込んだ2000年の米朝)コミュニケには反しない」との考えを示した。(13:01)
NIKKEI NET:国際 ニュース