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拉致問題に間接言及=核問題進展を歓迎-ARF閣僚会議・議長声明

 【マニラ2日時事】アジア・太平洋地域の安全保障問題を協議する東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)の第14回閣僚会議は2日夕、北朝鮮の核問題進展を歓迎する一方、拉致問題解決の重要性に間接的に言及する議長声明を発表して閉幕した。会議では、北朝鮮の朴宜春外相が日本の従軍慰安婦問題などを取り上げ、「人道に対する犯罪」と厳しく非難。麻生太郎外相は「受け入れられない」と反論した。

時事ドットコム:拉致問題に間接言及=核問題進展を歓迎-ARF閣僚会議・議長声明

拉致関連の表現、見送りも=ARF議長声明の最終草案

 【マニラ2日時事】東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)閣僚会議で発表される議長声明の最終草案から、日本が求めていた拉致問題に関する表現が脱落していたことが2日明らかになった。ただ、日本側は関連の表現を盛り込むよう働き掛けており、最終的には復活の可能性も残されている。

時事ドットコム:拉致関連の表現、見送りも=ARF議長声明の最終草案

“拉致進展なら支援の用意”

フィリピンを訪れている麻生外務大臣は、ASEAN拡大外相会議に出席し、北朝鮮による拉致問題が解決に向けて進展すればエネルギー支援を行う用意があるという日本の方針をあらためて示し、北朝鮮に対して、今月中に行われる作業部会で誠意ある対応を示すよう求めました。

会議は、ASEAN各国やアメリカ、ロシアなど20の国と国際機関が出席し、6か国協議の北朝鮮を除く5か国の外相らが顔をそろえました。この中で、麻生外務大臣は、今月中に開かれる6か国協議の中の日本と北朝鮮の作業部会について「日朝ピョンヤン宣言に基づいて日朝関係を進展させるため積極的に取り組んでいく考えだ。拉致問題を含む日朝関係に進展が見られれば北朝鮮に対するエネルギー支援を行う用意がある」と述べました。そのうえで、麻生外務大臣は、北朝鮮に対し、日朝の作業部会で誠意ある対応を示すよう求めるとともに、会議の参加各国に日本の主張への理解と協力を求めました。これに対して、各国からは、北朝鮮が核の放棄に向けた初期段階の措置に踏み出したことを評価する意見が出されました。2日は北朝鮮のパク外相も出席してASEAN地域フォーラムの閣僚会議が開かれます。麻生外務大臣は、パク外相を前に核や拉致の問題で前向きな対応を示すよう促すことにしており、北朝鮮側がどのような姿勢を示すのかが焦点となっています。

NHKニュース