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外国人記者向けに拉致現場案内ツアー 政府開催へ

 政府の拉致問題対策本部(本部長・安倍晋三首相)は11日、拉致問題に関する海外啓発を強化するため、10月から外国の報道関係者向けに拉致事件の発生現場などを視察するツアーを行う方針を決めた。「まだ外国では拉致問題が正確に理解されていない」(中山恭子首相補佐官)と判断したためで、招待費用約3000万円は政府が全額負担する。

 政府が新たに取り組むのは、(1)海外報道関係者の招待(2)日本にいる海外特派員向け啓発ツアー(3)羽田、成田両空港ロビーで啓発CMの放映-の3つ。

 ツアーは、横田めぐみさんらの拉致事件現場や、平成13年に鹿児島県奄美大島沖で自沈した北朝鮮工作船の展示場(横浜市)を視察するほか、拉致被害者家族のインタビュー取材などを調整する。在外公館を通じて米国や中国、韓国など約10カ国に参加を呼びかける予定。日本にいる海外特派員にも12月上旬に同様のツアーを行う。

 また、首相官邸は11日、九州地方の高校生21人が拉致問題啓発DVDなどを見て書いた感想文をホームページに掲載。「どんな理由があっても拉致は許されない」「拉致問題は決して忘れてはいけない」など早期解決を訴える内容で、今後も寄せられた感想文を随時掲載するという。

(2007/09/11 17:26)

外国人記者向けに拉致現場案内ツアー 政府開催へ|政策|政治|Sankei WEB

「力不足」と担当大使 拉致家族から不満相次ぐ

 拉致被害者の家族らが11日、モンゴル・ウランバートルで5、6両日に開かれ、拉致問題を取り上げたが進展がなかった日朝作業部会について、美根慶樹日朝国交正常化交渉担当大使から東京・永田町の内閣府で説明を受けた。

 「このままで解決すると思えない」「いつまで待てばいいのか」という家族のいら立ちの声に対し、大使が「非常に心苦しい。力不足を感じる」と述べる場面もあった。

 田口八重子さん=失跡当時(22)=の兄で家族会副代表の飯塚繁雄さん(69)や横田めぐみさん=同(13)=の母親早紀江さん(71)らが出席。飯塚さんらによると、大使は「誠意をもって協議を継続していくことで合意した」と説明した。

 「進展がないのは北朝鮮に誠意がないからではないか」と家族側が指摘、出席した中山恭子首相補佐官(拉致問題担当)は「不誠実であると国民に向けはっきり示すべきだ」と外務省の姿勢に苦言をもらしたという。

中日新聞:「力不足」と担当大使 拉致家族から不満相次ぐ:社会(CHUNICHI Web)

日朝交渉担当大使、拉致被害者家族会などに協議内容を報告

 モンゴルで行われた日朝国交正常化作業部会が終わったのを受け、北朝鮮による拉致被害者の家族会など3団体は11日、内閣府で美根慶樹(よしき)日朝国交正常化交渉担当大使から協議の報告を受けた。

 終了後、取材に応じた家族会の飯塚繁雄副代表は、拉致問題に具体的な進展がなかったことについて、「家族は相当憤りを感じている。こんなことで解決できるのか」と訴えた。

 報告を受けたのは、家族会と支援組織「救う会」、拉致の疑いがある行方不明者を調べている特定失踪(しっそう)者問題調査会のメンバーら計15人。美根大使から協議の内容について説明を受けた後、出席者からは「北朝鮮は拉致問題に関しての誠意が全くない」「北朝鮮に対し、政府はもっとしたたかに、強い態度で臨むべきだ」などの意見が相次いだという。

Yahoo!ニュース - 読売新聞 - 日朝交渉担当大使、拉致被害者家族会などに協議内容を報告