6カ国協議、27日再開へ・米国務省見通し
【ワシントン=丸谷浩史】北朝鮮の核問題を巡る6カ国協議が27日に再開することが固まった。米国務省のケーシー副報道官は19日の記者会見で「中国は北朝鮮にも打診した」と語った。いったんは19日からの開催で内定したものの北朝鮮が出席の通知をしなかったため、議長国を務める中国が中心となって最終調整を進めていた。
次回の協議は核廃棄に向けた「初期段階の措置」に定めた寧辺(ニョンビョン)の核施設停止・封印を受けた「次の段階」として、核施設の無能力化に向けた行程表を策定することにしている。(13:42)
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北朝鮮、シリアと核協力? 米紙など疑惑指摘
◆イスラエル軍機領空侵犯で波紋
【ワシントン=立尾良二】米メディアがイスラエル軍機によるシリアの領空侵犯事件を、北朝鮮による対シリア核協力疑惑に関連付けて報じ、関係国の間に波紋を広げている。ライス米国務長官は十九日、報道について一切コメントせず、北朝鮮の核拡散問題を解決するためにも六カ国協議の進展が必要と原則論を述べた。
事の発端は六日、イスラエル軍機がシリアの領空を侵犯した事件。イスラエルは事件について何も語らず、シリアはイスラエル軍機が対空砲から逃れようと機体を軽くするため爆薬と燃料タンクを落としたが、「被害はなかった」と公表した。
しかし、米紙ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストなどが、シリアと北朝鮮の核開発協力疑惑を相次いで報道。米CNNテレビは、イスラエル軍機がシリアの武器庫を空爆したと伝え、その後、核施設ではないかとの報道が続いた。
さらにローマのAP通信は、米国務省高官の話として「イスラエル軍機は標的を攻撃した。シリアは極秘で大勢の(核関連物資の)供給者を抱えているもようで、最近は北朝鮮の技術者がシリア国内にいたようだ」と伝えるなど、両国の核協力疑惑をめぐり報道が過熱している。
ライス長官は十九日、中東へ向かう機中で、記者団がシリアと北朝鮮の疑惑を問うと「この件に関する記事についてはコメントしない」と述べた上で、北朝鮮については「初めから核拡散を懸念しており、すべての核計画を放棄させる必要がある」と強調した。
シリア側は十九日、「でっち上げ記事には価値も真実もない」と報道を否定。北朝鮮側も十六日、「根拠のない話であり言うことはない」と全面否定した。アラブ諸国のメディアは、イスラエルを擁護する米政府に対し、「イスラエル軍機のシリア領空侵犯は国際法違反だ。なぜ米国はイスラエルを非難しないのか」と疑問を呈している。
中日新聞:北朝鮮、シリアと核協力? 米紙など疑惑指摘:北朝鮮問題(CHUNICHI Web)
金正日 ‘痴ほう説’…“米英情報機関の調査”
米政府高官 “痴ほうの初期症状…書記室が金正日を'管理中'"
アメリカ政府が、金正日が初期の痴ほう症状を見せているという諜報を手に入れ、確認と分析作業に入っていると伝えられた。
日本の有力な消息筋が今月14日、アメリカの政府高官を通じて、こうした事実を確認したと19日にデイリーNKに明らかにした。
この消息筋によれば、“アメリカの政府高官は、金正日が初期の痴ほう症状を病んでいるという諜報を1年前から手に入れていた”と述べ、“こうした事実は北朝鮮の権力内部でも、核心中の核心しか知らない極秘事項”と伝えた。
消息筋はしかし、"アメリカの政府高官は'現在、金正日の症状が初期アルツハイマーなのか、または初期の老人性痴ほうなのかについては正確に分からない'と語った"と伝えた。
アメリカの政府高官はまた、“これにより北朝鮮の国政運営全般に、少しずつ支障が生じている”と伝え、“金正日の個人書記室(労働党書記室)が、金正日の国政運営を隠密に管理していると伝えられている”と語ったという。
金正日は各部署から上ってきた報告書(提議書)を読み、批准(決裁)をして下す方式で、国家政策の決定を行ってきたと言われている。これを批准政治、または提議書政治と呼ぶが、金正日の判断力が劣って、一部の文件の決裁を、書記室が代行している可能性があるということだ。
この高官は特に、“カン・サンチュン書記室長を含めた側近たちが、国家の決定過程に関与し始めたと聞いている”と語った。更に、“現地の視察に行けないほど、体の調子が悪くはないが、金正日がどこでどのようなことを語るか、また何か変わった行動をとるか、統制できないため、書記室が関与していると伝えられている”と説明した。
金正日の書記室は韓国の大統領秘書室とは異なり、金正日個人と生活について補佐するだけで、政策の補佐は行わない。
痴ほうは大脳神経細胞の損傷によって知能や意志、記憶などが持続的に喪失され、正常な精神能力を失ってしまう状態をいう。痴ほう疾患は70種類以上に達するが、アルツハイマーと血管性痴ほうが代表的だ。金正日の症状がどれにあたるかは把握されていないという。
一方、こうした諜報を事前に手に入れた日本の某メデイアが、アメリカとイギリスの情報当局に、事実の確認を依頼していたことが分かった。
消息筋は“アメリカとイギリスの情報機関も、金正日の精神状態に問題があると把握していた”と述べ、“ただそれがどのような種類で、また深刻性がどの程度なのかについて、調査中であると答えたと聞いている”と伝えた。
この消息筋はまた、"来る10月2~4日に開かれる南北首脳会談では、金正日は会談を進行することができるだろうが、途中で言葉を言い間違ったり、不安な姿を見せるのではないかと、側近たちが心配していると伝えられている”と語った。
アメリカの高官によれば、韓国政府も金正日が痴ほうにかかったという情報を、アメリカから通報されたという。しかしデイリーNKが19日に情報当局に確認した結果、“現在、金正日の痴ほうに関する情報は入手されていない”と答えた。
金正日が最後(7月3日)に会った外国の公人は、楊潔チ中国外交部長だ。当時、楊外交部長は胡錦濤国家主席の口頭親書と、北朝鮮の核問題に関する中国の立場を金正日に伝達した。
Daily NK - 金正日 ‘痴ほう説’…“米英情報機関の調査”