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失跡の矢倉さんと別人か 写真の通訳は在日男性

 1988年に失跡した鳥取県の漁業矢倉富康さん=当時(36)=が、今年3月に平壌で撮影された写真に写った日本語通訳の男性に似ているとされた問題で、この男性は72年に北朝鮮へ渡った在日朝鮮人で、矢倉さんとは別人の可能性が高いことが21日、関係者の話で分かった。

 写真の男性について、特定失踪者問題調査会は7月、「矢倉さんと同一人物の可能性がある」と発表。その後、男性は北朝鮮でラジオの日本語放送に出演している「慎範」というアナウンサーだと確認したとして、専門家による顔や音声の鑑定を進めていた。

 ところが、最近になって慎範氏の日本にいる親族らが調査会の関係者に会い、慎範氏は72年当時、20歳前後の朝鮮大学校生で、帰国事業で北朝鮮に渡ってアナウンサーになったと証言したという。

 問題の写真が合成されていた疑いも浮かび、調査会は「不可解な話だ」として写真が出回った経緯の確認を急いでいる。

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福田VS麻生、北朝鮮外交めぐり応酬 公開討論会

 福田康夫元官房長官と麻生太郎幹事長は、21日の日本記者クラブ主催の公開討論会で、北朝鮮による拉致問題をめぐり激しく応酬した。安倍政権の「対話と圧力」路線の継続を主張する麻生氏は、福田氏の対話重視の路線を厳しく追及、福田氏は気色ばんで反論した。国家観・歴史観をめぐっても両氏は折り合わなかった。

 麻生氏「福田氏の対北朝鮮交渉に『圧力』は入るのか?」

 福田氏「交渉の過程において対話一本やりということはない。対話が途絶えてしまっているならば、圧力は必要だ」

 福田氏も最初こそ、麻生氏が発言している最中に資料に目を通すなど余裕の表情だったが、麻生氏に対北朝鮮外交を突かれると顔つきが変わった。

 麻生氏は、平成14年9月17日に小泉純一郎前首相が初訪朝した際、官房長官だった福田氏が拉致被害者の家族と面談したことに触れ、「あなたは拉致被害者5人が帰国した際、北朝鮮との約束通り、被害者を北朝鮮に戻すべきだと主張したのではないか?」。

 福田氏は身を乗り出し「ええ、正しく話をしましょう!麻生氏は外相をやっておられたのだから、過去の資料をよく見てもらいたかった」と述べると、両手を組み直し当時の経緯を早口で「外務省の報告を知り得る限り家族に伝えた。それ以上のことを言う必要はない」とピシャリ。さらに「私は帰国した5人を北朝鮮に戻すべきだなどと言っていない。ただ、『戻すという約束があるのだから、約束を破って大丈夫なのか』と外務省によく尋ねた。私は十分配慮しながらこの道筋を進めた」とまくしたてた。

 この後、今度は福田氏が反転攻勢に。麻生氏が掲げる国家観「誇れる国」に触れ、「過去のことをどうするのか。これから本当に誇れる国になるかどうかが問題だ」と問い詰めた。

 これに対し、麻生氏は「『私は日本人です』と堂々と誇れるような国を目標にすべきだ。私は必要以上に自虐的な史観をもっていないし、自虐史観に基づく考えは私の哲学には合わない」と反論。福田氏は「自虐史観と切り捨ててしまうことが問題ではないか。将来を考える場合、今までの考え方を大いに変えていかねばならない」ときり返し、議論は平行線をたどった。

Yahoo!ニュース - 産経新聞 - 福田VS麻生、北朝鮮外交めぐり応酬 公開討論会

「やらせてよかった」発言の山崎前副総裁に抗議 

 自民党の山崎拓前副総裁が講演で北朝鮮の核実験について「やらせてよかった」とする発言をしたとして、長崎市の田上富久市長は21日、「当時の状況を理解した発言とは思えず、看過できるものではない」と抗議する要請文を山崎氏側に提出した。

 市によると、山崎氏は18日に都内であった講演で、昨年10月の北朝鮮による核実験について「今までは推測だけだったが(実験で)北朝鮮が実際に核兵器を持っていることが分かった」と発言した。

 要請文は「核実験の強行が被爆地をはじめとして周辺国の住民を大きな不安に陥れ、国際関係に緊張をもたらした」として、山崎氏に慎重な発言を要望。核実験がもたらす深刻な影響を十分認識するよう求めた。

(2007/09/21 16:59)

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