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<北朝鮮拉致>調査団の平壌入り要求 日本政府が方針 

 政府は5日、北朝鮮による日本人拉致問題で、北朝鮮側に改めて日本の捜査当局者ら専門家を含めた調査団の平壌入りを求める方針を固めた。10、11両日に中国・瀋陽で日朝非公式協議を行い要請する。日朝協議筋によると「北朝鮮側も受け入れに柔軟な兆候がある」とされ、月末にも想定する日朝作業部会に向けて詰めの協議が行われる見通しだ。日本側調査団の平壌入りが実現すれば、04年11月以来3年ぶり。政府は新たな生存者の確認と帰国につなげると共に、日朝合同調査への足がかりにしたい考えだ。

 非公式協議には日本から外務省の佐々江賢一郎アジア大洋州局長、山田重夫北東アジア課長らが、北朝鮮からは宋日昊(ソンイルホ)・朝日国交正常化交渉担当大使らが出席する。

 拉致問題は、日本側が「生存者の帰国」を主張しているのに対し、北朝鮮側は「8人死亡、2人不明。これ以上、拉致された日本人はいない」(金正日総書記)との立場を崩さず、水掛け論が続いている。

 04年11月の日朝実務者協議で、日本側は安否不明の10人について情報提示や関係先の視察、関係者との面会などを要求。北朝鮮側は「横田めぐみさんの遺骨」などの資料を提供したが、現在の安否に直結する証言や証拠資料は示さず、日本側の不信感が募った。日本側の鑑定で「遺骨は別人」との結果が出て、北朝鮮側も態度を硬化させた。

 しかし、今年に入って米朝協議が急速に進むにつれ、米国は日朝交渉の停滞を懸念。拉致問題が北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の進展の障壁になりかねないとみて、「何をもって解決とみなすのか」などと日朝両国に打開を促している。

 日本側調査団の平壌入りは、問題がこじれる前の04年時点に立ち返り、行き詰まりを解きほぐす狙いがある。先月末の米朝協議で、6カ国協議米首席代表のヒル国務次官補が拉致問題の重要性を提起したため、北朝鮮側も柔軟な姿勢を示す可能性があるとみられる。

 非公式協議では、拉致問題の進展度合いに応じて、対北朝鮮制裁を段階的に解除する方針も伝える。福田政権は「解決」の前の「進展」も重視する立場をとるためで、北朝鮮側に前向きな対応を促す。佐々江局長は既にこうした考えをヒル国務次官補に伝えた模様だ。【中澤雄大、米村耕一】

<北朝鮮拉致>調査団の平壌入り要求 日本政府が方針 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

北朝鮮、「核」の無能力化開始・寧辺3施設

【ワシントン=丸谷浩史】米国務省のケーシー副報道官は5日、北朝鮮の寧辺(ニョンビョン)にある核施設を無能力化する作業が始まったと記者団に明らかにした。副報道官は「前向きな第一歩であり、我々はこの作業の継続を望む」と述べ、年内の無能力化完了への期待を示した。

 無能力化の実施は核廃棄に向けた第2段階措置として、核問題を巡る6カ国協議で合意していた。対象となるのは黒鉛減速炉など3施設。米国の専門家チームが5日までに寧辺に入り、作業に着手した。(01:02)

NIKKEI NET(日経ネット):主要ニュース-各分野の重要ニュースを掲載

寧辺で無能力化作業始まる 北朝鮮核問題、新段階に 

 【ワシントン5日共同】米国務省のケーシー副報道官は5日、北朝鮮・寧辺の核施設で同日、6カ国協議で年内完了が合意された「無能力化」の作業が始まったことを明らかにした。1994年の米朝枠組み合意で実施されたことがある核施設の停止・封印という「凍結」を超え、北朝鮮の核問題をめぐる状況は新段階に入った。ケーシー氏は、作業の詳細は不明とした。

 6カ国協議の米首席代表、ヒル国務次官補は「無能力化から廃棄へと途切れなく続けていきたい」と述べており、年明けからはプルトニウム廃棄や核施設解体に向けた作業に入りたい構えだ。

 無能力化作業チームは1日に訪朝。平壌で北朝鮮側と詰めの協議を行って5日までに寧辺入りし、作業に着手した。ヒル氏によると、無能力化と並び年内に実施される「すべての核計画申告」の第1次草案が、団長のソン・キム米国務省朝鮮部長に手渡される可能性がある。キム部長は6日にも北朝鮮を離れる予定。

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