寧辺で無能力化作業始まる 北朝鮮核問題、新段階に
【ワシントン5日共同】米国務省のケーシー副報道官は5日、北朝鮮・寧辺の核施設で同日、6カ国協議で年内完了が合意された「無能力化」の作業が始まったことを明らかにした。1994年の米朝枠組み合意で実施されたことがある核施設の停止・封印という「凍結」を超え、北朝鮮の核問題をめぐる状況は新段階に入った。ケーシー氏は、作業の詳細は不明とした。
6カ国協議の米首席代表、ヒル国務次官補は「無能力化から廃棄へと途切れなく続けていきたい」と述べており、年明けからはプルトニウム廃棄や 核施設解体に向けた作業に入りたい構えだ。
無能力化作業チームは1日に訪朝。平壌で北朝鮮側と詰めの協議を行って5日までに寧辺入りし、作業に着手した。ヒル氏によると、無能力化と並び年内に実施される「すべての核計画申告」の第1次草案が、団長のソン・キム米国務省朝鮮部長に手渡される可能性がある。キム部長は6日にも北朝鮮を離れる予定。
カナロコ -国内・海外のニュース-