6カ国協議のエネルギー部会 韓国が11日開催を打診
【ソウル=中村清】北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の「経済・エネルギー支援」作業部会を11、12両日に北京で開催する案を議長国の韓国が参加各国に打診していることが6日分かった。複数の6カ国協議筋が明らかにした。中国や北朝鮮は同日程での開催に同意しているもようだ。
韓国は当初、中国が同協議首席代表会合の6日からの開催で調整したことから、その前後での作業部会開催を計画。同会合の年内開催は不透明となったが、19日に大統領選を控える韓国は選挙前に作業部会を開いて対北支援に道筋をつける狙いとみられる。
しかし参加国の中からは、北朝鮮が年内実施で合意した「すべての核計画」の申告リストを提出していない状態で見返り措置を協議することに慎重な声も出ている。
10月末の板門店での前回作業部会では、北朝鮮への重油支援について米国とロシアが提供の意向を表明。11月に中国・瀋陽で開かれた同作業部会実務協議では発電施設の改・補修材の提供を年内に始めることで合意している。
中日新聞:6カ国協議のエネルギー部会 韓国が11日開催を打診:北朝鮮問題(CHUNICHI Web)
非核化へ対話姿勢を強調 北朝鮮への米親書
【ワシントン=立尾良二】ペリーノ米大統領報道官は6日、ブッシュ大統領が北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記に初めて送った親書について「あなたはすべての核計画を申告する約束で合意した。申告とはすべての核施設、核物質、核計画を含む」と記し、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議で合意した年末までのすべての核計画の申告を強く促す内容であることを明かした。
同報道官によると、大統領は親書で「われわれは重大な時期にある」と述べ、ウラン濃縮計画や活動、核拡散問題についても明らかにするよう求めている。金総書記に「親愛なる国防委員長」と呼びかけ、「独裁者」や「悪の枢軸」などと評して敵視した時と違い、朝鮮半島の非核化に向けて対話姿勢を示している。
ブッシュ大統領は、1日付でほかの6カ国協議参加国にも親書を送った。ペリーノ報道官は「北朝鮮に送った親書とは内容が少し違う」と述べた。AP通信は6日、親書は、北朝鮮が製造した兵器段階の核物質の正確な量、核弾頭の数、核物質や技術を他国へ渡したかどうかの3点を解決する必要性に言及していると報じた。
ただ、ブッシュ政権内には、年内にすべての核計画を申告することは難しいとの見方が広がっている。ある政府高官は「不完全な申告を12月31日までにするより、数週間遅れても完全な申告をする方がよい」と指摘。ライス国務長官も6日、訪問先のブリュッセルで記者団に「(申告が)12月31日かどうかは大して気にしない。すでに軌道に乗っている」と述べ、申告期限に柔軟性を示した。
中日新聞:非核化へ対話姿勢を強調 北朝鮮への米親書:北朝鮮問題(CHUNICHI Web)
6カ国協議、日米連携を強調=米大統領が福田首相に親書
町村信孝官房長官は7日午前の記者会見で、6カ国協議をめぐりブッシュ米大統領が福田康夫首相に送付した親書の内容について「6カ国協議のプロセスを前進させるため、日米間で引き続き緊密に協力していくことを再確認する趣旨」と説明した。
親書は同日午後、外務省の佐々江賢一郎アジア大洋州局長が米国のヒル国務次官補と会談する際、正式に受け取るが、町村長官は「写しを事前に、米国側から受領している」と述べた。
また、北朝鮮の金正日総書記への大統領親書の内容が事前に日本側に伝えられたとの一部報道に関し、町村長官は「常に日米間では緊密な情報交換を行っている」と事実上、認めた。
6カ国協議、日米連携を強調=米大統領が福田首相に親書(時事通信) - Yahoo!ニュース