横田夫妻、知事を表敬訪問/拉致解決訴え

北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表の横田滋さん(73)と妻の早紀江さん(69)らが21日、県庁の井戸敏三知事を表敬訪問した。これまでの県の支援に感謝を述べるとともに、拉致問題の早期解決に向けて、経済制裁などの必要性を改めて強調した。asahi.com : マイタウン兵庫 - 朝日新聞地域情報
今回の訪問は、家族会などが12月16日に大阪市北区で開く「小泉首相の決断を求める国民大集会・関西大会」を控え、県の協力を求めるのが目的。早紀江さんが「拉致被害者の家族も年を取り、体力が落ちてきた。全面解決のため、国は早く動いてもらいたい」と訴えると、井戸知事は「県は今後も支援していく。長い戦いだと思うが、あきらめずにがんばってほしい」と話した。
関心持ち続けてほしい/横田夫妻が県庁訪問

北朝鮮に拉致された横田めぐみさん(不明当時13)の父滋さん(73)と母早紀江さん(69)が21日、県庁を訪れ、木村良樹知事や吉井和視議長らに、これまでの支援に感謝するとともに「関心を持ち続けてもらいたい」などと求めた。asahi.com : マイタウン和歌山 - 朝日新聞地域情報
横田夫妻は木村知事と、十数分間にわたって知事室で懇談した。滋さんは「これまで県内で3回の集会が開催されているが、いずれも多数の来場者があった。地方の人たちに関心をもってもらえるのはありがたい」と述べた。
これに対し、木村知事は「自分の子どもが拉致された時のことを想像すれば、いてもたってもいられない気持ちだ。早く解決できるようできる限りのことをしたい」と述べた。また吉井議長も「地方議員の動きをもっと全国に広げていきたい」と述べた。
この後、横田夫妻は和歌山市内のホテルで開かれた「横田滋、早紀江ご夫妻にエールを送る会」(北朝鮮に拉致された日本人を救出するための和歌山県の会主催)に出席。約30人の支援者を前に、早紀江さんは「どうしたら(娘を)取り返せるのかそればかりを考えてきた。みなさんも我々と同じ思いになって戦ってほしい」と話した。
同会は27日午後1時半から、和歌山市小松原通1丁目の県民文化会館で「拉致問題勉強会」を開催する。拉致議連幹事長の西村真悟・衆院議員が経済制裁の必要性などについて講演する。入場無料。問い合わせは同会(073・421・5400)へ。
嶺南の特定失そう者の真相究明求める集会

北朝鮮の拉致など人権侵害を巡る国際的な非難が高まる中、拉致された疑いがある嶺南の特定失そう者3人の真相究明を願う集会がきのう(21日)夜開かれ、日本も経済制裁などで圧力をかけるべきだと強調しました。FBC-i【ニュースBOX】
集会には、いずれも特定失そう者となっている小浜市の山下 春夫さんと、若狭町の宮内(みやうち)和也さん、それに敦賀市の山下 貢(みつぐ)さんの家族がそれぞれ悲痛な表情で真相の究明を求めました。
このうち、平成元年に越前町へ釣りに出かけたまま消息を絶った、地元・敦賀市の山下 貢さんの母・きよ子さんは「息子は北朝鮮で生きていると信じているが、今は何一つわかっておらず、帰ってくるまで何としても頑張りたい」と一層の支援を求めました。
ところで北朝鮮の人権侵害を非難する決議案が国連で採択されるなど国際的な圧力が高まる中、集会では、朝鮮半島情勢に詳しい県立大学の島田 洋一教授が「北朝鮮は、拉致を風化させようとしているが、時間が経つほど問題は大きくなる」として、日本政府も経済制裁などで圧力をかけるべきだと強調しました。
支援団体では、今後各市町村の議会に経済制裁を求める意見書の採択を要望する事にしています。
写真:「息子は生きていると信じるが帰るまで何としても頑張りたい」
(特定失そう者 山下 貢さんの母・きよ子さん)