trycomp2のブログ -2633ページ目

日朝、2回目の「拉致」協議も平行線

 日朝協議4日目の7日は、午前の安全保障協議に続き、午後は2回目となる拉致問題についての話し合いが行われましたが、議論は平行線のままでした。

 日本側は、2回目の拉致協議でも生存者の帰国や拉致実行犯の引き渡しを繰り返し求めましたが、北朝鮮側は、日本の要求をことごとく拒絶しました。

 その上で、北朝鮮側が横田めぐみさんのものと主張する、いわゆる「遺骨問題」を蒸し返すなど、誠意のある対応は全く見られませんでした。

 「(今回の会談を通じ)確実に朝日間の拉致問題に関する見解の違いが深刻であることを確認した」(北朝鮮外務省アジア局 キム・チョルホ副局長)

 「先方からは納得いく答えはなく、溝は狭まることはなかった。非常に遺憾なこと」(外務省アジア大洋州局 梅田邦夫 参事官)

 北朝鮮はさらに、脱北者支援をしたとして日本人ら7人の引き渡しを求めるなど、拉致問題とは全く関係のない新たな問題を持ち出しました。

 これについて外務省内には、「次回協議での交渉カードを増やそうという北朝鮮側の準備作業」と分析する意見もあり、日朝双方は、協議継続を前提に今回のやりとりの検証をする方針です。

 しかし、政府・与党内では、「これ以上、北朝鮮の時間稼ぎには応じられない」という意見が大勢で、経済制裁などより厳しい対応を迫る声が強まりそうです。(07日21:31)

TBS News-i

鳩山氏 脱北者の支援強化必要

民主党の鳩山幹事長は、北朝鮮から脱出したいわゆる脱北者と会談し、日本政府が、脱北者の保護や支援に積極的に取り組むよう政府に働きかけていく考えを伝えました。
会談には、北朝鮮の強制収容所で過ごした体験を持ち、現在は、韓国で新聞記者をしているカン・チョルファン氏ら脱北者3が出席しました。この中で、カン氏らは、「北朝鮮で行われている人権侵害は、一刻を争うようなひどい状態だ。日本も、脱北者の受け入れの門戸を広げ、日本にいる脱北者への支援も強化してもらいたい」と述べ、民主党の協力を求めました。これに対して、鳩山氏は「政府は、北朝鮮との国交正常化を急ぐのではなく、人権侵害の問題にもしっかり取り組むことが重要だ。われわれとしても最大限努力したい」と述べ、日本政府が脱北者の保護や支援に積極的に取り組むよう政府に働きかけていく考えを伝えました。
NHKニュース

強制連行 従軍慰安婦 北、別途補償を要求

 【北京=五味洋治】在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の機関紙、朝鮮新報(電子版)は七日、北京で開催中の日朝政府間協議で北朝鮮側が、国交正常化には日本が提示している一括解決、経済協力方式に加え、日本統治時代の「強制連行」と「従軍慰安婦」問題についても別途補償を行うべきだ、との考えを日本側に表明したと報じた。協議関係者の話としている。

 二〇〇二年九月に署名された日朝平壌宣言は「一九四五年八月十五日以前に生じた事由に基づく両国と、その国民のすべての財産および請求権を放棄する」ことを盛り込み、「国交正常化交渉で、経済協力の具体的な規模や内容を誠実に協議する」としている。

 同紙によれば、北朝鮮側は六日に行われた国交正常化をめぐる協議の中で、経済協力方式に不満を表明、「強制連行と従軍慰安婦問題は(日本の)植民地時代に起きた特大の人権蹂躙(じゅうりん)事件であり、財産および請求権と別に取り扱われるべきだ」と主張したといい、今後の協議の争点となりそうだ。

 北朝鮮の宋日昊(ソン・イルホ)国交正常化担当大使は六日の協議後記者団に対し、「日本側が主張する一括解決経済協力方式だけでは駄目で、問題が起きる可能性がある」と語っていた。