北朝鮮の核計画「完全申告は年末ごろ」、ヒル国務次官補
【12月13日 AFP】北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議の米国首席代表、クリストファー・ヒル(Christopher Hill)国務次官補は12日、北朝鮮による核計画の完全申告は「年末ごろになる」との見通しを示した。
ヒル国務次官補は同日、米上院外交委員会で「年末ごろにも完全な核計画の申告がなされるよう期待している」と述べた。ある米政府高官によると、米政府は目前に迫る12月31日の核計画申告と核施設の無能力化の期限を前に、北朝鮮と協議を行う見通しだという。
6か国協議の議長を務める中国が、北朝鮮の核廃棄プロセスを協議するため代表団の平壌(Pyongyang)派遣を準備中であることから、核計画の申告期限を北朝鮮が履行するのではとの慎重ながらも楽観的な見方が浮上している。
北朝鮮の核計画「完全申告は年末ごろ」、ヒル国務次官補 国際ニュース : AFPBB News
北朝鮮とシリアの核開 発協力は現在ない 米上院議員
【ワシントン=有元隆志】ヒル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は12日、上院外交委員会東アジア・太平洋小委員会の秘密会に出席し、今月初めの北朝鮮訪問について報告した。会合後、ボクサー小委員長(民主)は記者団に北朝鮮によるシリアへの核開発協力疑惑について、実際にあったかどうかは不明としながらも、現在協力は行われていないとの認識を示した。
ボクサー議員は秘密会のなかで、北朝鮮とシリアの核開発協力疑惑が取り上げられたことを認めたうえで、「現時点では(疑惑の有無について)答えを知らない」と述べた。そのうえで、「(協力関係が)仮に過去にあったとしても、現在はないとの印象を受けた。われわれの交渉担当者(ヒル次官補)はそう確信している」と語った。
ただ、記者説明に同席したヒル次官補は、「拡散が過去にあったにしろなかったにしろ、現在、将来にわたって起きないように注視し続ける必要がある」と述べ、現在両国の核開発での協力が行われているのかどうかについて明言しなかった。
イスラエル軍が9月6日に、シリアにある核疑惑施設に空爆したことを受けて、米議会を中心に北朝鮮とシリアの核協力疑惑の解明を求める声が強まっていた。ブッシュ政権は空爆について、公式にコメントすることを拒否してきた。
米シンクタンク、科学国際安全保障研究所(ISIS)はこの施設が北朝鮮の寧辺にある実験用黒鉛減速炉(電気出力5000キロワット)に類似していると発表した。シリアは「核施設ではない」と否定している。
一方、ヒル次官補は核問題をめぐる6カ国協議の議長を務める中国の武大偉外務次官が近く訪朝するほか、米朝の追加的な協議も年末にかけて行われると指摘。これらの協議を通し、北朝鮮が年末ごろに「完全かつ正確な申告」を提出することに期待感を示した。
同次官補は北朝鮮をテロ支援国家指定から解除するにあたっては、テロ支援を停止しているかや、非核化に向けた進展状況を考慮する考えを示した。
北朝鮮とシリアの核開発協力は現在ない 米上院議員 - MSN産経ニュース
北朝鮮の協力、現在はなし/シリア核開発疑惑で米議員
【ワシントン12日共同】米上院外交委員会は12日、北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の米首席代表、ヒル国務次官補を証人に非公開の公聴会を開催。同委員会東アジア・太平洋小委員会のボクサー委員長は終了後、記者団に対し、北朝鮮とシリアの核開発協力疑惑について、ヒル氏からの説明を受けて「過去にあったとしても、現在は行われていないと思われる」と語った。
ボクサー議員は同疑惑について「まだはっきりしていない」と、議員側に伝えられた情報からは断言はできないとした上で、現時点で北朝鮮とシリアが核開発で協力していないことは、ヒル氏ら外交交渉の現場にいる当事者も「確信を持っていると思う」と述べた。
ヒル氏は記者団に対し、当初見込まれた時期よりも北朝鮮からの提出が遅れている「すべての核計画申告」について、「年末ごろまでには完全な申告があると期待している」と、近く北朝鮮が行動することへの期待感を表明。今月中に、北朝鮮側とさらに協議を行う考えを示した。
北朝鮮の協力、現在はなし/シリア核開発疑惑で米議員?四国新聞社