原作は脱北者…ミュージカルで政治犯収容所の実態描く
【ソウル=福島恭二】北朝鮮の政治犯収容所をテーマにした初のミュージカル「耀徳(ヨドク)ストーリー」が15日、ソウル市内の劇場で開幕した。原作は脱北者…ミュージカルで政治犯収容所の実態描く (読売新聞) - goo ニュース
脱北者が演出、舞踊指導に当たり、過酷な収容所生活の実態を描きながら非人間的な北朝鮮の体制を告発している。
ミュージカルの舞台は咸鏡南道に実在する耀徳収容所。朝鮮労働党幹部だった父のスパイ容疑で、一家で収容所送りとなった踊り子を主人公に、性的暴行や父の処刑、収容者への拷問、軍内の粛清などに遭遇するさまを、北朝鮮の音楽や舞踊などを織り交ぜて表現した。
原作と演出を担当したのは、脱北者初の映画監督として知られる鄭成山(チョン・ソンサン)氏(37)。制作を思い立ったのは、党幹部だった父親が2002年、両江道の収容所で公開処刑されたとの消息を聞いたのがきっかけで、「北朝鮮の残酷な人権状況を告発しようと決意した」と話している。