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原作は脱北者…ミュージカルで政治犯収容所の実態描く

 【ソウル=福島恭二】北朝鮮の政治犯収容所をテーマにした初のミュージカル「耀徳(ヨドク)ストーリー」が15日、ソウル市内の劇場で開幕した。

 脱北者が演出、舞踊指導に当たり、過酷な収容所生活の実態を描きながら非人間的な北朝鮮の体制を告発している。

 ミュージカルの舞台は咸鏡南道に実在する耀徳収容所。朝鮮労働党幹部だった父のスパイ容疑で、一家で収容所送りとなった踊り子を主人公に、性的暴行や父の処刑、収容者への拷問、軍内の粛清などに遭遇するさまを、北朝鮮の音楽や舞踊などを織り交ぜて表現した。

 原作と演出を担当したのは、脱北者初の映画監督として知られる鄭成山(チョン・ソンサン)氏(37)。制作を思い立ったのは、党幹部だった父親が2002年、両江道の収容所で公開処刑されたとの消息を聞いたのがきっかけで、「北朝鮮の残酷な人権状況を告発しようと決意した」と話している。
原作は脱北者…ミュージカルで政治犯収容所の実態描く (読売新聞) - goo ニュース

米、強烈なメッセージ 圧力方針に変化なし

米国がニューヨークでの米朝協議で北朝鮮が示した妥協案を全面拒否したことは、マネーロンダリング(資金洗浄)や米ドル札偽造などの不法行為を「被害者」として言い逃れることは決して許さないという北朝鮮への強烈なメッセージだ。

 北朝鮮は妥協案を軸に米国の譲歩を引き出し、6カ国協議再開の糸口を探ろうとしたとみられるが、米国は応じず、圧力をかけ続けることで北朝鮮の外堀を埋め、協議復帰へと追い込む方針に変化のないことを示した。

 「他国の通貨を偽造するな。不法取引にかかわるな。北朝鮮がそういったことに取り組めばいいだけだ」とライス米国務長官は言明した。米政府内では、イラン核問題とのバランス上からも北朝鮮への実効性を持った圧力が不可欠との意見が強まっている。

 思惑が外れた北朝鮮は戦略の練り直しを迫られるが、振り上げたこぶしの下ろし方を模索している節もうかがえる。北朝鮮としては4月下旬に予定されている中国の胡錦濤国家主席の訪米前に6カ国協議再開問題を解決したい思惑があるようだ。

 北朝鮮最大の友好国で6カ国協議の議長国でもある中国のトップがブッシュ大統領との首脳会談で「6カ国協議早期再開」で一致するような事態は、北朝鮮にとっては避けたい選択肢だ。

 米国はこうした北朝鮮の足元を見透かしたように「圧力」を加え続けるとみられるが、一方で外交筋によると北朝鮮に「追加的(制裁)措置」は準備していないと伝え、軟化を促す手法もとっているという。北朝鮮がどう応じるかが今後の焦点となる。(共同)
U.S. FrontLine

資金洗浄など法適用厳格化 政府、対北朝鮮圧力で

 政府の拉致問題特命チーム(議長・鈴木政二官房副長官)は15日、首相官邸で、現行法の適用厳格化による北朝鮮への圧力強化策を話し合う「法執行班」の初会合を開き、マネーロンダリング(資金洗浄)の疑いのある取引などを対象に、取り締まりや罰則適用の厳格化を検討することを確認した。
 鈴木氏は「拉致事件の解決は国の威信をかけた問題だ。拉致被害者の家族と同じ気持ちで取り組んでほしい」と強調。
 今後、マネーロンダリングをはじめ出入国管理や外国為替、税関業務など、複数の省庁が関係する分野について、これまでの対応を洗い直し、現行法の適用を厳格化するための協力態勢の在り方を検討する。
 法執行班は法務、財務、経済産業各省と金融、警察、海上保安各庁の6省庁の審議官、部長級メンバーで構成。今月中に次回会合を開く。
(共同通信) - 3月15日19時21分更新
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