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「ミニ6カ国協議」後には日本の前外交官の手腕が…



「ミニ6カ国協議」後には日本の前外交官の手腕が…





「ミニ6カ国協議」である北東アジア協力対話(NEACD)に対する開催国日本の入れ込みようは格別だ。

6カ国協議参加国の中で比重が弱かった日本の位相を上げることができる機会と見ているためだ。日本政府は今回を機に6カ国協議代表全員を一堂に集め、非公式6カ国協議を開催しようとする動きもある。

会議が成り立った背景もおもしろい。日本政府のある関係者は「今回の会議のアイディアを出した人は田中均前外務審議官(59)と話した。2002年、小泉純一郎首相と金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の首脳会談を実現させた田中前審議官が「ミニ6カ国協議」の開催に手腕を発揮したということだ。

田中氏は昨年、外務審議官を最後に外交官生活を終えた後、日本の国際交流センター選任研究員と東京大学兼任教授である田中氏は現役時代の交渉力と戦略的精神を兼ね備えた人物として国際的にも名声が高かった。1年間、数十回という北朝鮮との水面下の接触で朝日首脳会談を成功させたエピソードは有名だ。当時交渉パートナーはまだ身元が公開されず「ミスターエックス」と呼ばれた。2002年、白南淳(ペク・ナムスン)-パウエル朝米外相会談も仲裁した。そのほか、日米安保共同宣言と防衛協力指針改正、沖縄米軍基地返還合意など重要な交渉のたびに彼は能力を発揮した。

田中前審議官がミニ6カ国協議のアイディアを出したのは先月7日、リ・グン北朝鮮北米局長の米国訪問が成果なしに終わった後だった。カリフォルニア州立大主催で今年17回目を迎える学術会議である北東アジア協力対話を6カ国協議代表を召集する場として活用したのだ。日本はもちろん韓国、米国が積極的に出席、議長国である中国が北朝鮮を説得して北朝鮮首席代表である金桂寛(キム・ゲグァン)外務省次官の参加を一堂に導き出した。

田中氏は昨年退任し「前職経験をいかして縁の下から日本の外交を支援する」と述べた。その言葉が今回の「ミニ6カ国協議」の開催で実現したわけだ。こうして開催される東京会議が、本会談の再開という成果につながるか注目される。

東京=イェ・ヨンジュン特派員
Japanese JoongAngIlbo

拉致家族 各国に協力訴え

北東アジア地域の安全保障をテーマにした会議が、6か国協議の参加国の代表らも出席して10日から東京で始まったのに合わせて、拉致被害者の家族が記者会見し、各国代表に拉致問題解決への理解と協力を訴えました。

会見では、はじめに拉致被害者の家族会代表の横田滋さんが、北朝鮮に対し、被害者全員を帰国させるよう求めるとともに「問題解決まで北朝鮮に圧力をかけ続けていく日本の姿勢に、アメリカ、韓国、ロシア、中国の4か国からも理解と協力をいただきたい」という声明を読み上げました。続いて横田早紀江さんが、「こんなにうそをつき続けられているなかで、北朝鮮の政府高官が平然とやってきて会議に出席することに、いら立ちを禁じ得ません」と述べました。そのうえで、今月27日にアメリカ議会の公聴会で証言することについて述べ、「私も体調がすぐれませんが、本当に大切な時なので、何とか頑張って親として日本人としての思いのたけを訴えてきたい」と話しました。また増元照明さんは、来日した北朝鮮のキム・ケグァン外務次官について「家族に謝罪の言葉がまったくなかったことが、残念で腹立たしい。抗議のために9日から断食を始めた。今は、これしか私たち家族の気持を伝える方法がない」と話しました。拉致被害者の家族は、今月24日からワシントンを訪れて、アメリカ政府や議会にも問題解決を訴えることにしています。
NHKニュース

安倍長官 日朝が再度接触も

安倍官房長官は、午前の記者会見で、日本を訪れている北朝鮮のキム・ケグァン外務次官と外務省の佐々江アジア大洋州局長が、近く再び接触する可能性があるという見通しを示しました。

北朝鮮のキム・ケグァン外務次官は、民間の主催で東京で開かれている北東アジア地域の安全保障をテーマにした会議に出席するため、日本を訪れており、8日夜、外務省の佐々江アジア大洋州局長と会談しました。これについて安倍官房長官は、記者会見で、「この接触では、多くの時間が拉致問題について費やされたと報告を受けている。日本側からは、最重要である拉致問題について、拉致問題の解決なくして国交正常化はない。生存者の帰国、真相解明、実行犯の引き渡しという原則的な立場を北朝鮮側に伝えた」と述べました。そのうえで、安倍官房長官は「日本と北朝鮮の接触は、今後も行われる可能性があるので詳細についてはコメントを控えたい」と述べ、今回の会議の期間中に、日朝の担当者が再び会談する可能性があるという見通しを示しました。
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NHKニュース