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麻生外相、第三国でのDNA鑑定も示唆

 麻生太郎外相は13日の参院外交防衛委員会で、韓国人拉致被害者、金英男(キム・ヨンナム)氏が横田めぐみさんの夫である可能性が高いとの結果がでたDNA鑑定について、第三国で改めて実施する可能性に言及した。外相は「今の段階で検査を依頼する考えは持っていないが、北朝鮮の対応、反応にもよる」と語った。 (22:01)
NIKKEI NET:政治 ニュース

警察庁:めぐみさん夫拉致の元工作員聴取を要請 韓国に

 北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさんの夫が韓国人拉致被害者の金英男(キムヨンナム)氏(44)と判明したことを受け、警察庁は韓国側に捜査協力を要請し、近く担当官を派遣して金氏を韓国の海岸で拉致したとされる元工作員の男から事情を聴く方針を決めた。元工作員は、横田さん拉致など日本で起きた拉致事件についても事情を知っている可能性があり、韓国側の協力が得られれば捜査の進展が期待される。

 漆間巌・警察庁長官が13日明らかにした。男は金光賢(キムグァンヒョン)元工作員(67)で、80年6月、韓国の西海岸に侵入し韓国海軍に撃沈されたスパイ船に乗っていて拘束された。9人が乗っていたが、韓国軍の攻撃で8人が射殺され、ただ一人生き残った。金元工作員は侵入チームの隊長だったとされる。

 金元工作員は当時の取り調べに、金英男氏を78年8月に海岸から拉致したことを認めていたとされる。しかし、それが公になったのは、国家安全企画部(現在の国家情報院)が97年11月に、金元工作員らが金英男氏を含む男子高校生3人を78年に拉致したことを、スパイ容疑で逮捕した別の工作員が供述していることを明らかにした時だ。

 横田さん拉致が金英男氏拉致の約1年前の77年11月に起きていることや、金元工作員が拘束される80年までに日本人拉致が多発していることなどから、警察庁は金元工作員がこれらの事情を知っている可能性があるとみている。【遠山和彦】

毎日新聞 2006年4月13日 20時35分 (最終更新時間 4月14日 0時17分)
警察庁:めぐみさん夫拉致の元工作員聴取を要請 韓国に-事件:MSN毎日インタラクティブ

北朝鮮大使の会見要旨

 【平壌13日共同】北朝鮮の宋日昊・日朝国交正常化交渉担当大使との会見の要旨は次の通り。

 -今後の日朝関係の見通しは。

 「今の関係は最悪の状況だ。2002年9月の日朝平壌宣言以後、かえって悪化した。多くの日本人は拉致問題のためだと言っている」

 「国交正常化のためや経済協力のため拉致問題を解決したのではない。拉致が悪いことだからだ」

 「(日本が)一方的な要求だけし、制裁を論議し、在日同胞への圧力を続けるなら強力な対応をせざるをえない。外交的、物理的、法律的なものを含んでおり、慎重に検討している」

 -横田めぐみさんの家族は生存を信じている。再調査できないのか。

 「めぐみさんが死亡しているのは疑いない事実だ。めぐみさんが生きているかのように両親や日本国民に期待させた人間は責任を取らねばならない」

 -日本のDNA鑑定結果への見解と今後の対応は。

 「(めぐみさんの)夫のDNA鑑定をし、特定人物の可能性が高いという話に到底、耳を傾けることはできない。拉致騒動に韓国を引き入れることに基本的な目的がある。全く無駄なことだ」

 -「拉致問題は解決済み」という主張は受け入れがたい。主張を変える用意はないのか。

 「数回にわたって調査結果を日本側に伝え、日本外務省は80%以上様子が分かったと言った。われわれが公開した中に疑問が出てくることもあるかもしれないが、それをもって反北朝鮮騒動をあおり立てるのはどうか」

 -タイやレバノンなどでも拉致疑惑が提起されているが。

 「事実かどうかは知らない」

 -強力な対応とは。

 「いずれ分かるだろう。日本が行動に移したので、われわれも移すということだ」

 -日朝で一致している点から糸口をつかめないか、例えばキム・ヘギョンさんの訪日実現など。

 「拉致問題で解決の糸口は見えず、この方向で糸口をつかむのは難しい。ほかの方面から探る必要がある。ヘギョンさんは横田滋さん夫妻に訪朝してほしいと言っている」

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