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拉致問題の全容解明要求 米人権特使が証言

 【ワシントン27日共同】北朝鮮人権問題を担当するレフコウィッツ米大統領特使は27日、下院外交委員会で、横田めぐみさんの母、早紀江さんに先立ち証言。日本の拉致被害者を含めた拉致問題が全容解明されない限り、金正日体制は国際社会に「正統性を持って受け入れられることはない」との認識を示した。
 また「米国は北朝鮮の人々が自由になる日を目指し、他の民主国家と協力していく」と言明。「世界で最も抑圧された人々」を救済するため、米国として北朝鮮の民主化を支援していく考えを示した。
(共同通信) - 4月28日0時44分更新
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横田さん、米下院で「なぜ拉致から助けられぬのか」

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 【ワシントン=中村将】拉致被害者、横田めぐみさん=拉致当時(13)=の母、早紀江さん(70)と、支援組織「救う会」の島田洋一副会長が現地時間27日午前(日本時間27日深夜)、米下院の公聴会で拉致問題について証言した。公聴会は米国の「北朝鮮人権法」の実施状況の点検が目的で、早紀江さんらの証言が、米国の北朝鮮政策に反映する可能性がある。

 早紀江さんは証言の冒頭、めぐみさんが中学校からの下校途中に拉致された経緯や、日本政府がめぐみさんを拉致被害者と認定してから九年が経過したが、いまだに救出できていない現状などを説明。「なぜ、助けられないのか、口惜しくて、悲しくてたまりません」と訴えた。

 北朝鮮側が「死亡」としているめぐみさんら8人の「死亡診断書」などは、日本政府の精査の結果、「すべて信じるに値しない」と指摘。一昨年11月にもたらされためぐみさんの「遺骨」はDNA鑑定の結果、他人のもので年齢も違う2人の骨だったことが判明したと報告した。

 北朝鮮側が提供してきた拉致直後とみられるめぐみさんの写真を掲げ、北朝鮮の非道ぶりをアピール。最近の動きとして、めぐみさんの夫が韓国人被害者であることが確実となったことや拉致被害国が12カ国に上っていることにも触れた。

 早紀江さんは最後に「世界が心を合わせ、『拉致は許せない。全被害者をすぐに返しなさい。それがないなら経済制裁を発動します』とはっきり言っていただきたいのです」と訴えた。

 島田副会長は、曽我ひとみさん(46)の夫、チャールズ・ジェンキンスさん(66)や、北朝鮮から脱出に成功した韓国人拉致被害者の崔銀姫さんの証言などから世界に広がる拉致の実態を証言。拉致問題の解決には、核問題やミサイル問題と同様に経済制裁がポイントになると指摘した。

 家族らは今回の訪米で、イングランド国防副長官やローレス国防副次官、クラウチ国家安全保障担当次席補佐官、レフコイッツ人権担当特使らと面会。28日には集会でボルトン国連大使とも面会する予定となっている。

(04/28 01:18)
Sankei Web 社会 横田さん、米下院で「なぜ拉致から助けられぬのか」(04/28 01:18)

「口惜しく、悲しく」横田さん米公聴会で証言

【ワシントン西脇真一、和田浩明】横田めぐみさんの母早紀江さん(70)の米下院公聴会での証言は27日午前11時(日本時間28日午前0時)過ぎから始まった。あずき色のスーツに身を包んだ早紀江さんはほおを紅潮させ「なぜ、助けられないのか、口惜しくて、悲しくてたまりません」と語りかけた。

 日韓を中心としたマスコミ約50社が100席の傍聴席を埋めた。めぐみさんの弟拓也さん(37)が、北朝鮮が提供した拉致直後のめぐみさんの写真を持って立つ中、早紀江さんは「どれほど不安だったでしょう。まだ助けてあげられなくてごめんなさい」と話した。

 証言内容は、滞在先のホテルで「母親としての思いが世界中の人に伝わるように」と、26日深夜まで何度も推敲(すいこう)を重ねた。A4の紙4枚にまとめた原稿を手に、「めぐみたちはまだ元気であちらにいるのです。本当にもう疲れ果てておりますけれども、子どもたちが助けを求めている間は、どんなことがあっても倒れることはできません」と涙を浮かべながら訴えた。

 通訳を交えながら約10分間。通訳は当初、男性が予定されていたが、母親の心情が伝わるようにと女性に変更された。

 公聴会を傍聴した韓国・聯合通信の女性記者、李ドンミンさん(45)は「私も母親なので、早紀江さんの痛みはよく分かる。この証言で米国がより積極的に拉致問題に取り組むことを期待します」と話した。

毎日新聞 2006年4月28日 1時26分
拉致問題:「口惜しく、悲しく」横田さん米公聴会で証言-今日の話題:MSN毎日インタラクティブ